
いつもお世話になってる「銀幕大帝α」さんの記事で
>出産シーンはアソコ丸映しなんだけど、日本版では当然、ボカシ入りです。
って書かれていたんですよう
ボカシ嫌いなんです
だからそういうの読んじゃうと借りてこないんですが
読む前にセットレンタルの一本にしておりまして
見るのが最後になってしまったんですが
いや見て良かった、ラストこうくるかって、啞然、呆然そしてニンマリな作品でした
公立高校でソーシャールワーカーとして働く主人公
生徒の話を聞いて、DVな親を殺して生徒を密かに助けてる殺人鬼なんですが
大人しい性格が前面に出ている関係から誰も彼が殺人鬼だって知らない
家族だって知りゃしない
そんな妻が第一子を出産し、
ここで先に書いたボカシの出産シーンが登場するんですが
産後授乳に手を焼く奥さんに手荒くあたる看護師
この看護師がオープニングで殺された看護師だったわけで
実際には主人公が手荒くしたので復讐したみたいに見えますが
実際に犯人は・・・
そう、ここで原題の「Bloodline 」の意味がなんとなく読めてきて
そう、ここで原題の「Bloodline 」の意味がなんとなく読めてきて
実際に嫁姑問題みたいになっていくんかいって思わせといて
しかし、一人の刑事が主人公の言動から親殺しにの犯人と見当をつけてきて
しかし、一人の刑事が主人公の言動から親殺しにの犯人と見当をつけてきて
さらに優等生が父親を殺したのが主人公と気づき
DVな親で身血は水よりも濃いわけで・・・
彼は主人公を殺しに銃を持ってやってくるものの
彼は主人公を殺しに銃を持ってやってくるものの
この少年は主人公を殺せずに
また刑事は刑事で奥さんを落とそうと画策するものの
ここでも血は水よりなんとかやらで
奥さんがツイスト起こすんですね
夫と妻とは血縁はないんですが、ててなしごを作っちゃあかんて
姑さんに見倣っての行動なんでしょうか
ここで初めて執拗にインサートされた出産シーンに込められた作者の意図を理解しました
まさに文字通りの「Bloodline 」何ですね
そう家族愛そのものの具現的な行動を奥さんは起こしたわけで
真のサイコキラーは”女は弱し、しかし母は強し“って事だったようで
真のサイコキラーは”女は弱し、しかし母は強し“って事だったようで
殺害シーンも派手に首を斬って血が飛び散るグロさもあってそれなりに楽しめた作品だった
この血筋は主人公の子どもに受け継がれて行くのんでしょうね
2018年製作、アメリカ映画
ヘンリー・ジェーコブソン監督作品
出演:ショーン・ウィリアム・スコット、マリエラ・ガリガ、デイル・ディッキー、クリスティー・ヘーリング、レイモンド・アレクサンダー・チャム・ジュニア

まさかの終盤に驚きましたし、啞然ともしました。
けど家庭を守りたいという強い気持ちがそうさせたんでしょうね。
ある意味、最恐の家族。
生まれた子供がどういう教育を受けて育つのか気になります。
オチが素晴らしくて、もうあれだけでさすがブラムハウス製作の映画なんだと・・・
変形な家族愛に占められた映画でしたが
そう言う意味でも赤ん坊の将来が気になって・・・