2、3日前に見たディズニーの本家映画「ジャングル・クルーズ」は未だセルだけで
レンタルリリースはされてません
その隙にこんな邦題で、本家作品に寄せてくるのが通常手段のアサイラムしかないだろうって
思ってたらやっぱそのアサイラムが作ったB級作品
日本の配給会社もこぞって相乗りしてきてますよね
だって原題は「Jungle Ru」ですが、アルバトロスはこの「ジャングル・ツアーズ」ですからねぇ
って普通に”ツアーズ“ではなかった映画でした
ブラジルの奥地アマゾンで、考古学者の父親が土地開発会社の社員たちと消息を絶ったために
行方不明になった父親のキーリン博士を探すため、娘のアマンダとその弟スコットと土地開発会社の女性ベラたちはクルーズ船をチャーターし、アマゾン川をさかのぼる捜索の旅に出る。
この捜索の旅を“ツアーズ“って言うのかな
従って観光旅行とか冒険の旅とかのツワーではないんですが
彼女たちにアマゾンの数々のアトラクションが襲ってくるんですねぇ
果たして父親に会えるにでしょうか
ジャングルの深奥に到達したアマンダたちに襲ってくるのは人食い蟻の大群は許すにしても
毒蛙とかが群れで襲ってくるなんてありえへんやろ、さらにアマゾンには見えない河のピラニアは
日本で今問題になってる小笠原の海底火山の噴火によってばらまかれた軽石
海上保安庁の巡視艇が動けなくなったのと同様エンジンに巻き込まれてエンジン停止させる
そしてピラニアは人間を襲うために船まで齧って沈没させるという
実に知能優秀かつ獰猛なピラニアたちに
相変わらずのワニさんたちの急襲を逃れて
そこまでは良いんですがこの映画、ジャングルの守り神クルピラの呪いが
って言う方向に向かって行き、その”ジャングルの心臓“と呼ばれるエメラルドを壊さねばならなくなって
その”ジャングルの心臓であるエメラルドと父親であるキーリン博士を見つける
なんとジャングルの蔓に絞められて息も絶え絶えのキーリン博士が虫の息で“心臓を壊せ”と言って
エメラルドを割ったらそのエメラルドに閉じ込められていた“アマゾンの守り主”と怖れられる怪物“クルピラ”の封印が解かれると同時に蔓から解放されたキーリン博士
着ぐるみっぽいクルビラはジャングルを守るために奥地に一人歩いていくのだった
なんだか風呂敷を広げるだけ広げて収拾つかないまま終わったって感じでした
ジャングル開発はやめましょうって言う映画だったのかな
メッセージは伝わらないんだけどね
2021年製作、アメリカ映画
ノア・ルーク監督作品
出演：リチャード・グリエコ、アリソン・ゴルスク、ウェイド・ハント・ウィリアムズ、ジャック・ピアソン、ジェイミー・ペティット
