どこまで・・・

先週末、我が社に新型コピー＆ＦＡＸ複合機1台と会社内のコンピューターソフト入れ替えの一部作業を行った。

まずコピー、導入した当日に不具合続出、何が何でもとの一押しに今までも使っていたので・・・しかしお粗末極まりないな。
150万もするこの手の業務用機、調子が悪いでは済まされないことを忘れてしまっている。
全ては「量産による低コスト」とそれでもダメなら「賃金の安い他国生産」それが当たり前と言う大企業は、多少の不具合は有っても「取り替えれば良い」と言う意識が今でも通用すると思っている。
液晶メーカー何てあからさま、自分のが壊れたときに思い知らされた。
種子島から「量産ばかりで大事に一つを作ることを忘れた国」のロケットが何度ゴミとなったことか。
このコピー機もゴミになるのかどこかのリサイクル屋に並ぶんだろうな。そもそもリースと言う仕組みもおかしくてバカバカしい。リースだと自分の物ではなくリース会社の物だから税金申告するときに自分の社の資産として報告する必要が無く、リースに支払うお金は毎月掛かる「経費」として落とせるので結果として得だと言うのだが・・・、必要だから買う、借りようが自分の物だろうが本来は同じ「運用するための経費」なのに。バカみたいな利息とランニングコストを払って、それでも自分の物には永遠にならない（実はその方法も有るのだけど）、それでも税は優遇？？？ポンコツになってもお金払い続ける・・・。

方やパソコン、ソフト自体は使いやすかったのだが、パフォーマンスが落ちて全て交換要すと言うのは分かる。しかし、ＳＥがさんざっぱら「変えてくれ」と私に言っていたときといざ行動に我が社が起こしたときのこの「差」は何なんだろう？どうせ他にはいかないだろうとバカにしているのか？
「すいません、ちょっと不具合が」「ちょっと動かせないのでどこかにWIN2000ありませんか？」
オイオイ、導入しに来たのに何訳分からん事言ってる？
ＳＥは「ＷＩＮ2000かＸＰじゃないと動きません」
営業「ＮＴ4.0でも動くと判断してそのままやるつもりです」

一年以上前に「ＷＩＮ2000かＸＰじゃ無いと次世代のソフトは動かないのでアップデートして置いた方が・・・」
「ＸＰはオフライン認証出来ないからＷＩＮ2000にしたいんだけどもう無くなるんでしょ？今の内に入れ替えてください」「大丈夫ですよ、メインですから無くなりません」

で、現在「ＷＩＮ2000は売っていませんので考えていません」・・・
素人だましの会社が随分と増えたな。
どれも中身の無い上辺だけの道を進んできてしまった日本企業の結果だと思う。
だからってキレて文句を言うつもりは無い、正してくれれば良いのだから。

出来の悪い客は客じゃない、お客様は神様でも何でも無い、必要だから買う、必要とされるから売る、五分と五分の取引は当然だと思う。かといって中国式は支持しないけど。正論なら客としての主張、販売店としての主張をしても良いが、単なる人をバカにした取引なんて俺はご免だ。そんな奴を客とも販売店とも思わない。
これでは質の悪い品物が横行するのも当然だと思う。