我が家の母が亡くなり3ヶ月過ぎましたが、
やはり落ち着きませんね
ご飯に洗濯など、家事はすべて自分たちで行わなくてはなりません。
改めては母は偉大です、感謝です。
しかし、親孝行、したいときに親は無しのことわざ通りになってしまいました。
悲しいよりも寂しいよと、他人様から言われましたが
その通りですし。
さて、その母の死因について今でも揉めています。
母は自宅で足を滑らせ、転倒し骨折、救急搬送され入院
診断名は頸部骨折です。
その4日後に容体急変、死去となりました。
肺血栓塞栓症です。
頸部骨折→深部静脈瘤血栓症→肺血栓塞栓症です。
その為、直接の死因は怪我ではないとされます。
そこに、救急救命の医療ミス(医療過誤と言います)が重なり
保険会社が頑なに支払い拒否をしてきます。
損保はもちろん、生保の障害分ですらいまだに1円も支払われていません。
代理店曰く「ある割合では支払われますでしょうが、全額は無理かと」
ここで出てくるのが「医療過誤裁判」です。
いわゆる民事訴訟ですね。
民法709条の権利侵害による慰謝料請求となります。
現在では、裁判所判例として「期待侵害罪」を適用する場合が多いです。
戦闘態勢には入っておりますが、いかんせん保険会社の最終回答が来ませんので
踏み出せません。
刑事訴訟としては、業務上過失致傷罪(刑法211条)をもって応戦することも念頭に入れる必要があります。
が、これらは人間のあざましさの表れでもあり、あまり気が進みません。
本来、医者が「人」としてするべきこと、当たり前のことをしてくれれば済むのですが、
医者にはそのような器を持った人がおられないようです。
医療過誤で息子さんを亡くされたNPO法人の人も言っておりました。
「あの人達には自分の身に降りかからないとわからないようです。自分は偉いと思っているのでしょう」
救急救命でも間に合わず心肺停止、そこでは無理なので転院させたいという
しかし、その時点で母は死去していたと思います。
が、遺族側としては、少しの望みがあれば承諾せざるを得ない
ものの1~2分のところでしたので転院依頼しましたが
即「残念ですが救命は不可能」との回答
ここまではまあ、よくあることだろうとおもったのですが後がよろしくない
自分で葬儀社を依頼しますので少し時間をくださいと、遺体安置をお願いし
帰宅、葬儀社へ向かいました。
その間わずか15分くらいでしょうか?
病院から「いつ遺体を引き取りにきますか?」
「今帰ったばかりですぐには無理です、今依頼していますんで」
しかし、執拗に時間まで聞いてきます。
葬儀社にいましたので事情を話し、即向かってもらうことに
するとまた連絡が・・・
「来るにはは何時ですか?」
「先ほど言いましたよね、今、向かっています」
さすがムッとしましたが・・・
そしてもっとも腹立ったのが支払い確認です。
はやく病院の支払いを済ませたいので連絡、翌日午前は火葬場ですので午後に連絡くださいとお願いしたのに、火葬まっ只中に連絡が来て、最初はなんと笑い声だけの留守電
数分後に支払い金額の連絡が来ましたが、先ほどの電話に謝罪なし
なんなんだろう、コイツら・・・
そうなるとこっちも応戦したくなります。
そもそも、転院の必要があったのか?
こいつらに支払う必要があるのかとか
医療ミスは認めておりますが、結果は変わりないと主張します。
まあ、医者としては当たり前ですかね
で、私たちに謝罪しましたが、そもそも一番に謝罪しなくてはならない相手は私たちではなく
亡くなった母へでしょう。
先に書いた「人」としてやるべきこと、それは霊前に手を合わせることではないでしょうか?
それがミスへの本当の謝罪だと私は思います。
母が最期に口にしたご飯が病院のマズいメシ、この世で最後に発した言葉が「苦しい」
せめてもの救いは、我が妻が差し入れた「おせんべい」を口にしておいしいといってくれたことでしょぷか。
こんなことをただですませろって言われても無理ですよね?
まあ、自分がいつ逆の立場にになるかわかりませんので、あまり偉そうには言えませんが
主張するべきはしないといけないと思っています。
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