Amazon Prime Video で「フォードvsフェラーリ」と同じく伝説のル・マンのレースを題材にしたドキュメンタリー映画を見つけたので、合わせて見てみました。2016年のアメリカ映画です。
「フォードvsフェラーリ」はハリウッド映画らしく、キャロル・シェルビーとケン・マイルズの友情をからませた内容となっていましたが、本作はずばり、フォードのフェラーリへの挑戦を描いたドキュメンタリーとなっています。
ハリウッド版より詳細かつマニアックに、ル・マンの歴史、両社の歴史からさかのぼって描かれていますが、既にハリウッド版を見ていたこともあり、話はすんなりとわかりやすかったです。
現在のフェラーリとフォードを支える、ピエロ・フェラーリとフォード3世のほか、当時のル・マンに関わっていたレーサー、スタッフのインタビュー、また記録映像もふんだんに使われています。
真摯に作られたドキュメンタリーですが、題材そのものがドラマティックなので、ゾクゾクとする興奮を味わいながら、楽しく見ることができました。
もともとフェラーリの創立者であるエンツォ・フェラーリが、ひと目でカーレースに魅せられて、レーシングカー作りに夢中になったことがそもそもの始まり。フェラーリの経営者といえば、さぞかし大富豪だろうと思われますが
得たお金はすべて、最高のマシンを作り上げるためにつぎ込んだために、まったくお金はなかったのだとか。走る芸術品であるフェラーリは、今でもエンジン音といい、車のフォルムといい、セクシーで、他の追随を許さない魅力がありますよね。
一方のフォードは、自動車は馬のいらない馬車という認識で、あくまで走るための道具だったというのがアメリカらしい。フォードがレースへの参加を決めたのも、車の売上を伸ばすためだったといいますから、あくまで経営者としての感覚だったのですね。
フェラーリはレースにお金をつぎ込むために、アメリカで車の販売をはじめましたが、一方のフォードは潤沢な資金をもとに、フェラーリに打ち勝つために最高のレーシングカーづくりに邁進していきます。本作を見て、シェルビーとマイルズの偉大さが改めてよくわかりました。
ヨーロッパとアメリカ。職人が作る芸術品と、大資本による工業製品。両社の違いも興味深いですが、命の危険を顧みずスピードとマシンの魅力に取りつかれた男たちのドラマに胸が熱くなりました。
映画を観ておくとドキュメンタリーもぐっと入り込みやすいですよね。
オタクのフェラーリだからこそのフォルムと速さが他の追随を許さなかったのが納得です。
どこかアップル製品と似通っていますね。
そうして世の中の技術が向上していくのかもしれません~~
ところどころマニアックな話もありましたが
先にフォードvsフェラーリを見ていたので、わかりやすく楽しめました。
シェルビーとマイルズも出てきて、うれしくなりました。
彼らがフォードのモータースポーツに
多大な貢献をしたということを改めて実感しました。
フェラーリとアップル、カリスマ性は
なるほど似ているところがあるかもしれませんね。
(アップルに比べると、とても手が出ませんが。^^;)
レースは、昔は見る方も乗る方も命がけでしたが
今はだいぶ事故も少なくなってきているのですよね。
そしてこうした企業間の競争が、自動車業界全体の
技術の向上にも間違いなく貢献しているのでしょうね☆
わ~、こんなドキュメンタリーがあったんですね。
「フォードVSフェラーリ」を見た後だと、さらに興味深く見れそう。
アマゾンプライムにあるんですね。近いうちに是非見てみたいです。
プロジェクトXで、マツダの車が日本車初、ル・マンで優勝した回を思い出すな~。
(すぐプロジェクトXを連想しちゃいます。)
たぶん「フォードvsフェラーリ」の公開に合わせてだと思うのですが
Amazon Prime に上がっていたので、早速見てみました。
私もこういうプロジェクトX的な、企業を題材にしたドキュメンタリーが
大好きなので、興味深く見れました。
フォードvsフェラーリを見たばかりだと
なおのこと、相乗効果で楽しめると思います♪
是非ご覧になってみてください☆
大富豪と思いきや、賞金のほとんどは戦場たるサーキットの車に使っても泰然自若としているという、フェラーリのカーレースに懸ける情熱と、彼自身がレーサーの心を持っている、遊び心とトライへの精神を持っている人だと思いました。
ドキュメンタリーで、確かにプロジェクトXっぽかったですね。メディアが主役の時代に合って、皆がジャーナリストだとか言われるご時世ですが、対する、裏方に見える民間企業の経営者や、実業の世界こそが、本来の日本製品や財を生むという意味では重要だと思います。互いに熱を挙げて、ジャーナリストの側もスポットを当ててくれているのでしょうね。
また、映画も観たいと思いました。
隆さんもご覧になられたのですね。
おもしろかったですよね。(^_-)-☆
フェラーリの話は魅力的で興味深かったです。
フォードがフェラーリに追いつけ追い越せの挑戦は
プロジェクトXみたいでした。
フェラーリとフォードのキャラクターの違いがまた
おもしろかったですね。
そしてシェルビーはレーサーとしてだけでなく
デザイナーとして、ビジネスマンとしても
すごく才能がある人だったんだなーというのもわかりました。
「フォード&フェラーリ」がまた見たくなりますね。