ライアン・ゴズリングがスタントマンを演じるアクションコメディ映画です。
フォールガイ (The Fall Guy) 2024
コメディは苦手ですが、本作はライアン・ゴズリングというよりは、ヒロインのエミリー・ブラントを目当てに見に行きました。監督は自らもスタント出身という「アトミック・ブロンド」のデヴィッド・リーチ。
キレのいいアクションにスピード感のある展開、コミカルな会話、ほんのりロマンス、ミステリーの要素もあって、夏にぴったりのエンターテイメントムービーでした。
冒頭からノリノリではじまるKISSの I Was Made for Lovin’ You、細いワイヤーにつながれたスタントマンのコルト (ライアン・ゴズリング) が高い崖の上から背中から飛び降りるシーンに一気に映画の世界に引き込まれました。
私が初めてワイヤーアクションを見たのは、キアヌ・リーヴスの「マトリックス」と記憶しています。その後に見たミシェル・ヨーの「グリーン・デスティニー」での人間離れしたアクションも印象的に覚えています。
高く飛び上がってキックしたり、かっこよくポーズを決めたり、当時はどうやって撮影しているんだろうと思っていましたが、本作を見て、その謎が解けたのがうれしかったです。
それにしてもあんなに細いワイヤーに命を預けるなんて信じられない! 本作ではライアンがスタントマン役を演じていますが、そのライアンのアクションもライアンのスタントダブルが演じているのですよね。
本作は、リーチ監督によるスタントマン賛歌であると受け止めました。映画ネタ(そのセリフは「ノッティングヒルの恋人」じゃなくて「プリティウーマン」だよ、とか)も次から次へとぽんぽん飛び出して楽しかった。
音楽はリーチ監督の好みか、全体的にハードロックが多めでしたが、懐かしかったのがエミリー・ブラントがフルコーラス歌う、フィル・コリンズの Against All Odds。映画「カリブの熱い夜」(Against All Odds) の主題歌ですが、映画公開当時大好きな歌でした。
というわけで、何かと大いに楽しめました。
映画愛、スタント愛に満ちた作品でしたよね。内容的にも興行収入を狙って作ったと言うよりも、その裏方の仕事をリスペクトして出来上がった感じが非常に好印象に思えました♬
使われている楽曲が年代的にドンピシャなものが多かったよね?思わず一緒に口ずさみたくなっちゃった(英語歌詞で歌えないけど…)
スタントマン役のゴズリングにスタントがいるエンディングも超良かったwa
本作、まだ~むさんはかなり気に入られたようですね。
スタントという裏方のお仕事に目を向けられる、まだ~むさんの優しさを感じます。
私はハードロックはあまり聴かないのですが、KISSとフィル・コリンズは懐かしかったわ。
あと、テイラー・スウィフトのバラードとか。
そうそう、あのエンドロールは、映画のメイキング映像になっていて、まさに本作を支えるスタントたちにスポットを当てていて、心憎かったですね!!
ライアンとエミリー、コンビが新鮮というのか?
素敵でした。
エミリーブラント母になっても変わらなくチャーミングですよね。
元スタントマンだけあって監督の入れ込みようが半端なかったです。
Back Music洒落てましたね。テイラーの曲も流れてましたし...
フィルの♪Take a Look at Me Now♪は80年代の名曲です。
セレンディピティさんこの曲ご存知だったとは?
それなりの人生年月体験でしょうか?
ライアンとエミリー、意外とお似合いでした。
エミリーはいつまでも変わらずチャーミングですね。
クールな佇まいに惹かれます。
本作ではスタントを通じて、映画の裏側を知ることができたのも楽しかったです。
フィルのこの曲はもちろん知ってますよ。
それなりに人生重ねています。^^
わいー、記事アップされたのですね。
面白くて楽しい映画でしたね。
>キアヌ・リーヴスの「マトリックス」と記憶しています。その後に見たミシェル・ヨーの「グリーン・デスティニー」
あー私も最初はマトリックスだった気がします。
ワイヤーアクションもですが、ビルの上でののけぞり(イナバウアー的な)とか懐かしいなー。
グリーン~は、空を飛び過ぎーって思った記憶が。
彼女がその後何十年も経て、アカデミー賞を取る事になるとは。
>フィル・コリンズの Against All Odds。映画「カリブの熱い夜」
私も好きでした♪ 曲が好きになった後、ビデオか何かで映画を見たけど、そんなんでもなかった記憶が・・・(今見たら違うかもですが)
おもしろかったですね。
ワイヤーアクション、そうそう、マトリックスのイナバウアーとグリーンディスティニーの飛び過ぎ、私もlatifaさんと同じことを思いました。^^
あの頃は、どうやって撮るのかな?と今ひとつわからなかったのですが、今回、この映画を見てようやく謎が解けました。
「カリブの熱い夜」私もフィルの主題歌は好きだったのですが、映画の方はそれほどでもなかったような...
実はこれについては、冷や汗ものの思い出があります。
当時、男性も含めて飲みに行った時に、お店でこの歌が流れてきて「私、この歌大好き!」と言ったのですが、その時MVも店内で流れていて、それが(映画の)男女がビーチで熱く抱き合っている場面だったので、とても居心地の悪い思いをしたのです。^^; ま、勘違いされてはいないと思いますが。
セレンさんのレビューが読めて嬉しいです!(^^)!
ライアンもエミリーもとってもキュートで良かったですよね。
ワイヤーアクション!!やっぱり「マトリックス」を思い出しますね。
スタントマン賛歌強く感じましたね。エンドロールのスタントマンたちの活躍っぷりが、本編に劣らないらい感動的でした。
ライアン・ゴズリングがアカデミー賞にスタントマン賞を!!と提言しているというニュースを聞いて嬉しくなりました。
いろいろ出てきた映画ネタ、セリフも楽しかったです。
記事にするのがすっかり遅くなりましたが、見てくださってありがとうございます。
ライアン&エミリー、よかったです。
2人ともコメディもなかなかいけますね。
マトリックスの長年の謎が解けてうれしかったです。
本作では映画の裏側のスタントのあれこれを知ることができました。
>ライアン・ゴズリングがアカデミー賞にスタントマン賞を!!と提言している
えっ?そうなんですね。アクション映画を陰で支える功労者ですものね。
映画ネタもいろいろあって、監督のスタント愛、映画愛が伝わってくる作品でしたね。
そうそう!これって正に「スタント賛歌」ですよね!
エンドロールに至るまで、スタントに対するリスペクトが溢れていて、とても素晴らしいと思いました。
冒頭に、スタントに関する字幕の監修が谷垣健治さんだと出ていたので、いや~そこもプロ中のプロを起用したのだなぁ!とアクション映画好きには嬉しいことでした。
面白かったです!
すみずみにおいて、監督のスタントへのリスペクト、スタントへの愛を感じる作品でしたね。
谷垣健治さん、存じ上げませんでした。
アクション監督、スタント・コーディネーターでいらっしゃるのですね。(ググりました)
本作を通じて、今まで何気なく見ていたアクション場面の裏側をほんの少し知ることができて興味深かったです♪