息子がお盆休みに帰省した折に、野田岩 麻布飯倉本店 にうなぎを食べに行きました。
東京タワーを望む、飯倉の本店です。ビルの谷間ながら、蔵のような重厚な建物が目を引きます。電話をした時は予約がいっぱいなので、直接お越しくださいとのことでしたが、ほとんど待たずに3階の個室に案内していただきました。
この日は車ではなくバスででかけたので、ビールも少々いただきました。お食事の前に小鉢をおつまみに、のどを潤します。左から、うなぎの煮凝り、枝豆、うなぎの南蛮漬けです。
めずらしい、燻製したうなぎを使ったうざくをいただきました。
そしていよいよ、うな重の登場です。さくら貝を描いたお重が愛らしい。
お漬物と大根おろし、肝吸いがつきます。お箸置きもうなぎです。
うなぎのたれが好きな方も多いと思いますが、野田岩さんのうなぎはたれ控えめで、うなぎのおいしさがストレートに味わえます。ふっくらと蒸し上がったうなぎのおいしさが、ひと口ごとに体の隅々にまで行き渡ります。堪能しました。
折敷の絵がなんとも愛らしい。
歴史を感じる落ち着いたお部屋。
暑い夏の日のうなぎは、格別においしく感じられます。