梅田の阪急ナビオ7Fの「丸福珈琲店」に時々立ち寄りますが、レジ横の棚で「ずんだカステラ」の薄緑が周囲の茶系色から浮かび上がっていたので、一つお八つに買って帰りました。
「ずんだ」とは枝豆を磨り潰して餡のようにしたもので、外側に牡丹餅のように塗した「ずんだ餅」がよく知られています。ネットで検索すると「ずんだ茶寮」という専門のスイーツ販売サイトもあり、ずんだ餅はもちろん大福や饅頭そしてロール・ケーキやクリームチーズ・ケーキなど、ずんだを使った和洋のスイーツが色々と展開されていました。
さてその「ずんだカステラ」ですが、買い置きしていた同じ丸福珈琲店のドリップ・コーヒーと一緒に、夕食後のデザートとして食べてみました。成分表を確認すると枝豆の他に白いんげんも使ってカステラの生地に練り込んでいるようです。その為もあるのか普通のカステラの軽さよりも、少しネットリした重厚な和の豆の食感がしました。甘さはやや控え目で今回は一人で食べきりましたが、僕なら半分か4分の1カットでもちょうど良い感じです。一個210円でしたので一人分50円位(1/4カット)で味わえれば、ちょっと甘味が欲しい時などにはお得なプチ・スイーツになるでしょう。
誰かと丸福珈琲店に行かれる時には、濃くて有名な老舗のレギュラー珈琲と一緒に、涼しげな薄緑色の「ずんだカステラ」を仲良く分けて摘むことをお薦めします。