梅田のヨドバシカメラ2Fの望遠鏡売り場で配布されている、ビクセンの情報フリーペーパー「So-Ten-Ken」の“春号”を貰ってきた時に、3月・4月・5月の三日月の直ぐ横に明るく輝く金星「宵の明星」のことが載っているのをご紹介する積もりで、前もって記事も書いて用意していたのですが、ついうっかりと5月の一番良い条件の時にアップするのを忘れてしまいました。
‥‥三日月は本当にか細い姿だけでなく、夕闇にわずかに見えたと思ったら、すぐに沈んでしまうものですが、金星も地球より太陽に近い距離で公転しているので、いつも太陽の近くに見えており、明け方(明けの明星)と夕方しか観察できない運命にある星です。ところが最近ちさと図書館で『天文ガイド』7月号をパラパラと捲っていると、7月の中旬にはこの細い月と金星、そして何と土星・水星・まで近くに見えるという月間星空案内がありました。そこで再度改めてお知らせすることになりました。
その儚い2つの天体が太陽が沈んだ後のわずかな時間、西空を美しく彩ってくれます。5月16日の日没後の夕焼け空で、月齢2.4の月と金星が大接近して見えますので、見事な眺めが期待され大注目です!
※ 昨夏の騒動から早やくも1年経ったのかと驚きますが、7月11日には南太平洋での皆既日食があります。ツアー紹介記事などを読むと残念ながら入島や立ち入り地域制限などで、イースター島のモアイ像と皆既日食を写真に撮るのはなかなか難しそうです。替わりに明るさを増して来つつあるマックノート彗星と皆既日食が一緒に撮れそうです。