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         ・2006年5月より、安全で美味しい野菜づくりに挑戦しています。

ヨモギをバンカープランツとして

2008年05月10日 | <コンパニオンプランツ>
                  <写真の拡大は、ここをクリックしてください>

ヨモギをバンカープランツとして利用します。天敵を利用して害虫防除をする方法です。
天敵を利用して害虫を防ぐためには、天敵に餌を供給する必要があります。天敵に餌を供給する植物がバンカープランツ(天敵温存植物)です。
ヨモギを植えておくと、ヨモギにヨモギヒゲナガアブラムシやヨモギハムシなどが寄生します。
するとこれを餌にして、テントウムシ類やアブラバチなどの天敵が集まり繁殖します。
トマトの近くにヨモギを置いておくと、トマトに寄生しようと飛来してくる害虫は、近くのヨモギにいる天敵によって捕食されます。 
ヨモギは昔から利用されていたようで、一般的な害虫はほとんど寄り付かないという効果もあるそうです。
キク科以外なら、ほとんどの野菜で、ヨモギをバンカープランツとして混植できるそうなので、手始めにトマトとキュウリの近くに置くことにしました。

             トマトの周りに7鉢を埋けるようにして並べる
   

              キュウリの周りにも3鉢を埋けるように並べる
   
                  (写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)

ヨモギを利用するときは、株ごと混植すると一面ヨモギ畑になってしまうそうなので、素焼き鉢に植えて、鉢ごと埋め込むようにするといいそうです。
このヨモギの鉢は昨年12月末より作り始めたもので、現在10鉢を準備しました。効果がありそうならもっとつくるつもりです。



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