名古屋おもてなし武将隊はここが凄いんだ！

1泊2日で熊本へ行って帰ってきました（笑）今回も楽しかった熊本。また行きたい♪

さてその熊本の地で名古屋おもてなし武将隊を見ていて、とても感動したことがありました。“普段からそうである”ことはわかっているのですが、それを直接目にするということがとてつもなく嬉しくて、そしてとにかく知ってもらいたくて・・・！！！

それは熊本城天守閣前にて熊城隊が演武をしているときでした。若干風が強くて、天守閣石垣前に張ってある陣幕がひらひらしていたんです。そのことはなんとなく頭の中にインプットされていたのですが、演武が始まってからは熊城隊を見るのに懸命で、特に意識していなかったんです。

熊城隊の清正殿を撮ろうとカメラを向けたときでした。風が陣幕をあおり、大きく膨れ上がるようにひらいたんです。



わかりますか？名古屋おもてなし武将隊はドン！と構えているんです。信長様を主として両側に秀吉様と清正様が立ち構え、その横で陣笠隊がひざまづいているんです。この衝撃、わかっていただけるでしょうか。



もちろんいつも演武をする名古屋城でも陣幕裏でちゃんと控えていたりするのは目にしていますから、そのこと自体は「さすが」だと常から思っているんですが、このときはとにかく衝撃で、思わず名古屋おもてなし武将隊にカメラを向けてシャッター押し続けてしまいました。
天守閣前という場所のせいなのか、それとも信長様の表情のせいなのかよくわからないけれど・・・。

陣幕の裏で自分達の出陣を待つ間もしっかりと『武将隊』であること。
信長であり秀吉であり清正であり、陣笠隊であるということ。
そのうえで熊城隊の演武を『感じ取っている』んだと。
そういったことがすごく、すごく、自分に伝わってきたんです。

実は午前の演武時にもそう感じた出来事がありました。
午前は城彩苑の親水広場という場所で演武をしたのですが、そこは四方が水で囲まれているんです。
信長様の口上の時、陣笠隊は二人で信長様に襲い掛かります。信長様にやられたとき、倒れされた勢いでずざざざーっと体が滑っていった踊舞くん、なんと水に浸かってしまったんです！
見ていた人は当然「え！？」となりますよね。もちろん私も「畳鎧が！」「踊舞くんが！」とか思っていたんですが、彼はずっと倒れたまま。信長様の口上が終わって自分の捌けるときがくるまで、ずーっとそのままでいたんです。



このことが頭に残っていたので、陣幕の裏で待機する名古屋おもてなし武将隊の面々が見えたときに余計に衝撃を受けたのかもしれません。

とにかく彼らは凄い。自分が名古屋おもてなし武将隊以外にぶれない理由がそこにあります。