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Senboうそ本当

広東省恵州市→宮崎県に転居。
話題は波乗り、流木、温泉、里山、農耕、
撮影、中国語、タクシー乗務、アルトサックス。

田野町にある露天風呂 長日川(ながひがわ)

2015年03月07日 | 美人の湯巡礼(宮崎)

渓谷にぽつり。露天風呂が置かれているロケーションはとてもユニーク。夕暮れ時で小雨が降っていましたが、非日常な景色が心に深くしみこみました。
田野町は宮崎の中心部からだと車で30~40分ほどの距離。道順はそれほど複雑ではありませんが田舎道なので標識が少なく 「この道順で本当に大丈夫?」 と不安でした。


30年前のオープンなので、建物はこんな感じ。かつては結婚式場として売り出していました。現在のご主人は3代目。大規模にリニューアルしたところで集客はそれほで期待できない立地なので、ユニークなロケーションを生かして「お金と人手をかけずに、いかに顧客満足を獲得するか?」という課題に直面しています。


宿の入り口で入浴料500円を渡し、土足のままで露天風呂へと向かいます。
旅館の中を通り抜け、階段を下りて、雨の日は傘も必要です。
車椅子のお客さんには申し訳ないですが利用不可です。
私はこういう演出、大歓迎。渓谷に迷い込んだような気分が味わえました。


ししおどしの「カコーン」という音が、静かな景色によく合っています。
たぶんリアルにイノシシが出没するんだと思います。サルとかキジも。


この掘っ立て小屋が露天風呂。内湯はないようです。
半露天なので湯船に浸かっている人に雨がかかるわけではありません。
向かって右側が男湯、左奥が女湯です。


上の写真は脱衣場。施錠できるロッカーもありますが、現金や貴重品は持ち込まないほうがいいと思います。真ん中の写真が露天風呂。大人5~6人が同時に入れる広さです。
金曜日の17:00頃、小雨も降っていたので利用客は私1人だけ。
素人がセメントを流し込んで作ったような岩風呂ですが、こういうロケーションなのでこれもありだと思います。その下の写真は水風呂。3月なので12~13℃ぐらいでしょうか、私は気合を入れて挑戦しましたがすごく冷たかったです。
※ちょっと郊外に出ると電波が届かなくなる「y-mobile」ですが、辛うじて使用できました。


通路を歩いて来た時は気付きませんでしたが、冷たいお茶がセルフですが用意されていました。湯呑みは使いまわしです。
椎茸栽培の木が立てかけてあり、ごらんの通りいい感じに生育してます。
キャンプ用具と醤油があれば風呂場で“焼き椎茸”が味わえます。

お風呂以外の「レストラン」「休憩室」「トイレ」については、何とも言えません。昔の安い旅館をイメージしていただければと思います。食事する場合は予約しておいた方が良さそうですね(金額によっては入浴料がただになるようです)。

山の新鮮な空気を吸いながらなので何を食べても美味しいんじゃないでしょうか?


露天風呂のあるお宿 長日川
宮崎県宮崎市田野町乙11297
電話0985-86-1192
http://nagahigawa.com/

日帰り入浴の利用時間は11時~21時。



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