Senboうそ本当

広東省恵州市→宮崎県に転居。
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ネックは確かにネックです

2023年03月22日 | 路上サックスで一儲け(宮崎)

1mmほどの誤差。この楽器を9年前に購入した時から、気が付いてはいたのですが「ま、いいか・・・」とやりすごしてきた問題。それはネック(アルトサックスの吹き込み口、着脱可能)にもうけられている唯一のバルブ~こいつがオクターブを上げるときなんかに開閉~その取付位置がほんの少しずれておりました。

でもよくよく考えてみると、それって大きな問題かも? この状態で8年も吹いてるから、今さらではあるのですが...。なかなか上達しないのは、こういつのせいだったのかも? なんてね。

そこで、管楽器修理工房「ame(アーム)」に入院させました。宮崎市中津瀬にあります。

上は修理後の写真。バルブの支点を本体から取り外し、再び接着(半田付け)。熱を加えたので、そこだけ錆が消滅しました。

上の写真は、バルブに取り付けられてた旧タンポ。中心がわずかにずれています。

58年前に工場から出荷された当時は、きっちりセンターにきてたと思うのですが。手作りだから、もしかしたら...。あるいは、先代の持ち主が破損させた後に、修理の工程でずれたのかも。

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これっぽっちの誤差ですが、馬鹿にできません。修理後に吹いてみたら「低音域」がとりわけ出しやすくなりました。修理費用は全体のキイバランス調整とで総額13,500円。

そしてこれからの課題ですが、リードのセッティングも少し柔らかめのものを試してみようかと思ってます。ただし、リードの評価ってホント難しい。マウスピース(最初の写真、黒い部品)に組付ける位置がちょっとずれたり、リガチャー(同、金色の留め具)の位置も深いか浅いかで微妙に違ってくるから。現時点ではVandorenのJAVA 2 1/2(アンファイルド)を愛用してます。

※マウスピースもリードも、いろんなバリエーションがあるので、ついつい目移りしてしまうのですが、最初の3年ほどは我慢して「オーソドックスな組み合わせ」で練習することをお勧めします。その方がお金も時間も節約できるから(←失敗した立場からの告白)。

追記:その後リードのセッティングを何種類か試してみました。その結果 D'Addario製 SELECT JAZZ  3S(アンファイルド)に変更しました。しばらくはこの規格で吹いていきます。

 

 


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