Senboうそ本当

広東省恵州市→宮崎県に転居。
話題は波乗り、流木、温泉、里山、農耕、
撮影、中国語、タクシー乗務、アルトサックス。

バーチャル美空ひばり 論争

2019年12月30日 | 社会の窓

大晦日の紅白歌合戦にバーチャルの「美空ひばり」が登場するそうですね。9月29日(日)放送の「NHKスペシャルAIでよみがえる美空ひばり」を見た人はよくご存知だとは思います。新曲「あれから」をラジオで聴きましたが、生身の人間が歌ってるように聞こえました。いずれは専門家でも見分けられないクオリティーに仕上がるのでしょう。この技術があれば「石原裕次郎」「坂本九」「フランク・シナトラ」「ジョン・レノン」「フレディー・マーキュリー」どんなアーティストの歌声でも再現できてしまう。

バーチャルアイドルがネットをにぎわせて久しいですが、それとこれとは話の次元が違う。市場原理に任せておいて大丈夫なんでしょうか?

・自分が死んだ後で、本人の作品とほぼ同じ扱いで楽曲が発表される。アーティスト本人の承諾は無い、ファンの都合と金儲けが優先。
・音楽制作者はビッグネーム(亡霊)の楽曲リリースにシフト。そうなれば新人アーティストが世に出る機会は減少。

そのアーティストに対する思い入れが強ければ強いほど、めったなことでは作品世界に干渉して欲しくない、そう私は思います。

 

 


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