昨日小室哲哉さんが詐欺容疑での判決が下されましたが、これは日本音楽界において商業的になりすぎた集大成の結果だと感じます。
小室さんのデータですがTM NETWORKから始まりバンドブームの領域で人気を上げ、1990年代グループ解散後、音楽プロデューサーとして、一曲一曲作詞、作曲、編曲、プロデュースを手がけヴォーカリストを立て、制作し、市場に出て、チャートの上位に入り、絶頂期には1996年にオリコンシングルチャートの1位から5位まで彼の手がけたものが入り、彼の手にかかれば大ヒット間違いなし!とマスコミが太鼓判押したりもした。彼は音楽界に歴史を作り、オリコンより作詞家売り上げランキングでは阿久悠、松本隆に次ぎ3位、作曲家では筒美京平に次ぎ2位となっている。
そして21世紀になり、ブームは恐ろしいものでかつてのヒットメーカーに風が吹き、ひとりひとりが多種選択型で音楽を聴ける環境になったり、CD買う手間もなくipodでダウンロードできるようになり、音楽全般苦しい時代になっているとか何とか・・・で彼は音楽ばかりでなく株にも手をつけて失敗し、借金だらけになりこのような事件に至ったわけですが、2009年現在、彼が手がけた曲で印象的だったものは何だったかな?
頭ではいくつか記憶にある曲が多いですが、心に残る曲はあまりない気がしますね。頭で覚えるのと心で覚えることの違いを踏まえて。
頭・・・メロディラインや歌詞=ただの言葉での記憶、
心・・・歌詞やメロディラインで自分にまつわる出来事で共感したり、涙したり、励まされたりもした印象
で、彼の作曲面は筒美さん同様特徴がありますね。このメロディラインでヒットするような・・・
音楽を印象つける作詞ではどうだったか?彼の詞がいいとか聞いたことないのでいいという人メッセージください。ということで、作詞家ランキングの幅を広げて4~10位を。
4・秋元康、5・稲葉浩志、6・桑田佳祐、7・つんく♂、8・桜井和寿、9・なかにし礼、10・山上路夫
これは売り上げなのですが心に残るとかの印象だけのランクだったらどうなるんだろうか・・・
自分の印象として、阿久さんは人間くさい姿やしんみりいくものやお遊び的な詞が印象的で2007年天国にいきましたが生前歌謡曲とJ-POPの違いについて印象的だったので書くと
★ブログと映画の違いぐらい違うと思いますね。今のJ-POPと歌謡曲の違いはね。「誰かが喜んでくれるといいな」「誰かが興奮してくれるといいな」「誰かが美しくなってくれるといいな」という願いをこめながらひとつの世界を作り上げるのが歌謡曲、「俺はこんな気持ちで悩んでいるから俺の気持ちを分かれよ!」ってのはブログですから、これの違いだろうとたぶん思います。
松本さんは歌うアーティスト、タイアップに合わせた詞が印象的、時に切なく、情緒で行くのも特徴。かつて「エンタの神様」で長井秀和(間違いない!)が男の苦い青春を詞にするケツメイシ、女の苦い青春を歌にする浜崎あゆみという・・・ネタがあったが、では両方書ける作詞家って誰かと頭に浮かんだのが松本さんで男の苦い青春で印象的な作品で近藤真彦「スニーカーぶるーす」など、女の苦い青春で印象的なのは松田聖子「赤いスイートピー」。今もインディーズバンド発掘や本業である作詞にも積極的でこの夏ポケモン映画の主題歌を彼のファンである中川翔子が歌い、作詞松本さん、作曲は大学時代彼とともに加入したGSバンドを真っ向洋楽路線のバンドにし、そのバンドが解散し新たな音楽を求めてはっぴぃえんどを創り、伝説化し、さらに求めて・・・と世界的評価を経て今年はYMOとしてイベントに参加する細野さんが担当。
秋元さんは女の子の気持ち、男と女のラブソング、時にお茶目、時に切なく、極めつけは自分が人生で作詞してよかった一曲美空ひばり「川の流れのように」という超大作とマルチに書くのが印象的。AKB48。
稲葉さんは言うまでもなくB'z、商業的な要素もあるが、時に激しく、女性目線で書く詞も印象的。クリスマス期に聴く「いつかのメリークリスマス」は切ない・・
・
桑田さんは言うまでもなくサザンオールスターズ、KUWATA BAND、ソロ、デビュー当初は今まで心を和ませた歌謡曲の常識を覆す意味不明歌詞「勝手にシンドバット」という衝撃的な作品は後の音楽界の商業的立証のきっかけとなり、この曲止まりと一発屋とささやかれていた時の印象深いラブソング「いとしのエリー」でまじめさを証明した。そして、桑田節炸裂でエロス、サビに英語詞、夏向けの詞と日本音楽界を走り訳もわからずも切なくも単純明快音楽って楽しいものだと教えてくれた人でもある。
つんく♂さんは最近復活したシャ乱Qもありますがマスコミが重視するのが彼も関わった番組から生まれたモーニング娘。のプロデューサーではないでしょうか。シャ乱Qでは男の苦いラブソングが印象的ですが、モーニング娘。では秋元さんと同じく女の子の気持ちを歌にしているのが印象的。
桜井さんは言うまでもなくMr.Children、ポストサザンとか言われたりもするが、感情的な歌詞が印象的。一時期は商業化路線もあったりもしたが、最近ではメッセージ性のある詞が目立つ。「たがため」はジーンとしました。
なかにしさんは当初は海外の曲の詞を翻訳にしそのまま詞にしたがわかりにくいと評判もよくないころに、あの大男との出会いで、当時確立してなかった「作詞家」という職業を志し掴んで、海外の曲のメロディにルール無用に自分の歌詞を載せる方法(洋楽カバーの走り)でレコード化したら大ヒット、作詞以来が殺到し日本歌謡界をリードする形にもなった。作詞家としての成功とは裏腹に、印税による兄の過度の浪費などの連帯保証人で億単位の借金を抱えつつも作詞を続け、切なくもエロさも心が温まるもあの大男が天国へ旅立つ前、彼のために歌詞をし、彼が歌い、そして天国へと旅立ったのを最後に作詞活動をあまりしなくなるも舞台、小説、TVコメンテーターとして今も活動中。あの大男は石原裕次郎。
山上さんは人間性に満ちている作品が多く、活動時期が阿久さん、なかにしさんと同じく1960年代から70年代の歌謡界でさまざまなアイドルたちの歌詞を提供しつつもそのころにはやったフォークソングで活躍していたアーティストにも提供している。水戸黄門の定番曲「ああ人生涙あり」の歌詞は彼の作品で、合唱コンクールでおなじみの「翼をください」、「時は流れても」も彼の作品。♪ウルトラマン80ぃ~
自分なりの解釈で書きましたが小室さんはどうだったのだろうか・・・
小室さんは作詞より作曲、編曲、プロデュースのほうが印象的にとどまります。
みなさんが印象的な作詞家はさまざま違いますが、これぞ!と思う作詞家またミュージシャンの意見があればこちらこそ勉強になります。
それと音楽はレコード会社的には喰っていくために商業的なところもあるのだが、もはや音楽はビジネス満載の経済雑誌は似合わない、音楽は純粋に音楽、それ専門の雑誌がお似合いである。
2009.5.12 わしやま やました
小室さんのデータですがTM NETWORKから始まりバンドブームの領域で人気を上げ、1990年代グループ解散後、音楽プロデューサーとして、一曲一曲作詞、作曲、編曲、プロデュースを手がけヴォーカリストを立て、制作し、市場に出て、チャートの上位に入り、絶頂期には1996年にオリコンシングルチャートの1位から5位まで彼の手がけたものが入り、彼の手にかかれば大ヒット間違いなし!とマスコミが太鼓判押したりもした。彼は音楽界に歴史を作り、オリコンより作詞家売り上げランキングでは阿久悠、松本隆に次ぎ3位、作曲家では筒美京平に次ぎ2位となっている。
そして21世紀になり、ブームは恐ろしいものでかつてのヒットメーカーに風が吹き、ひとりひとりが多種選択型で音楽を聴ける環境になったり、CD買う手間もなくipodでダウンロードできるようになり、音楽全般苦しい時代になっているとか何とか・・・で彼は音楽ばかりでなく株にも手をつけて失敗し、借金だらけになりこのような事件に至ったわけですが、2009年現在、彼が手がけた曲で印象的だったものは何だったかな?
頭ではいくつか記憶にある曲が多いですが、心に残る曲はあまりない気がしますね。頭で覚えるのと心で覚えることの違いを踏まえて。
頭・・・メロディラインや歌詞=ただの言葉での記憶、
心・・・歌詞やメロディラインで自分にまつわる出来事で共感したり、涙したり、励まされたりもした印象
で、彼の作曲面は筒美さん同様特徴がありますね。このメロディラインでヒットするような・・・
音楽を印象つける作詞ではどうだったか?彼の詞がいいとか聞いたことないのでいいという人メッセージください。ということで、作詞家ランキングの幅を広げて4~10位を。
4・秋元康、5・稲葉浩志、6・桑田佳祐、7・つんく♂、8・桜井和寿、9・なかにし礼、10・山上路夫
これは売り上げなのですが心に残るとかの印象だけのランクだったらどうなるんだろうか・・・
自分の印象として、阿久さんは人間くさい姿やしんみりいくものやお遊び的な詞が印象的で2007年天国にいきましたが生前歌謡曲とJ-POPの違いについて印象的だったので書くと
★ブログと映画の違いぐらい違うと思いますね。今のJ-POPと歌謡曲の違いはね。「誰かが喜んでくれるといいな」「誰かが興奮してくれるといいな」「誰かが美しくなってくれるといいな」という願いをこめながらひとつの世界を作り上げるのが歌謡曲、「俺はこんな気持ちで悩んでいるから俺の気持ちを分かれよ!」ってのはブログですから、これの違いだろうとたぶん思います。
松本さんは歌うアーティスト、タイアップに合わせた詞が印象的、時に切なく、情緒で行くのも特徴。かつて「エンタの神様」で長井秀和(間違いない!)が男の苦い青春を詞にするケツメイシ、女の苦い青春を歌にする浜崎あゆみという・・・ネタがあったが、では両方書ける作詞家って誰かと頭に浮かんだのが松本さんで男の苦い青春で印象的な作品で近藤真彦「スニーカーぶるーす」など、女の苦い青春で印象的なのは松田聖子「赤いスイートピー」。今もインディーズバンド発掘や本業である作詞にも積極的でこの夏ポケモン映画の主題歌を彼のファンである中川翔子が歌い、作詞松本さん、作曲は大学時代彼とともに加入したGSバンドを真っ向洋楽路線のバンドにし、そのバンドが解散し新たな音楽を求めてはっぴぃえんどを創り、伝説化し、さらに求めて・・・と世界的評価を経て今年はYMOとしてイベントに参加する細野さんが担当。
秋元さんは女の子の気持ち、男と女のラブソング、時にお茶目、時に切なく、極めつけは自分が人生で作詞してよかった一曲美空ひばり「川の流れのように」という超大作とマルチに書くのが印象的。AKB48。
稲葉さんは言うまでもなくB'z、商業的な要素もあるが、時に激しく、女性目線で書く詞も印象的。クリスマス期に聴く「いつかのメリークリスマス」は切ない・・
・
桑田さんは言うまでもなくサザンオールスターズ、KUWATA BAND、ソロ、デビュー当初は今まで心を和ませた歌謡曲の常識を覆す意味不明歌詞「勝手にシンドバット」という衝撃的な作品は後の音楽界の商業的立証のきっかけとなり、この曲止まりと一発屋とささやかれていた時の印象深いラブソング「いとしのエリー」でまじめさを証明した。そして、桑田節炸裂でエロス、サビに英語詞、夏向けの詞と日本音楽界を走り訳もわからずも切なくも単純明快音楽って楽しいものだと教えてくれた人でもある。
つんく♂さんは最近復活したシャ乱Qもありますがマスコミが重視するのが彼も関わった番組から生まれたモーニング娘。のプロデューサーではないでしょうか。シャ乱Qでは男の苦いラブソングが印象的ですが、モーニング娘。では秋元さんと同じく女の子の気持ちを歌にしているのが印象的。
桜井さんは言うまでもなくMr.Children、ポストサザンとか言われたりもするが、感情的な歌詞が印象的。一時期は商業化路線もあったりもしたが、最近ではメッセージ性のある詞が目立つ。「たがため」はジーンとしました。
なかにしさんは当初は海外の曲の詞を翻訳にしそのまま詞にしたがわかりにくいと評判もよくないころに、あの大男との出会いで、当時確立してなかった「作詞家」という職業を志し掴んで、海外の曲のメロディにルール無用に自分の歌詞を載せる方法(洋楽カバーの走り)でレコード化したら大ヒット、作詞以来が殺到し日本歌謡界をリードする形にもなった。作詞家としての成功とは裏腹に、印税による兄の過度の浪費などの連帯保証人で億単位の借金を抱えつつも作詞を続け、切なくもエロさも心が温まるもあの大男が天国へ旅立つ前、彼のために歌詞をし、彼が歌い、そして天国へと旅立ったのを最後に作詞活動をあまりしなくなるも舞台、小説、TVコメンテーターとして今も活動中。あの大男は石原裕次郎。
山上さんは人間性に満ちている作品が多く、活動時期が阿久さん、なかにしさんと同じく1960年代から70年代の歌謡界でさまざまなアイドルたちの歌詞を提供しつつもそのころにはやったフォークソングで活躍していたアーティストにも提供している。水戸黄門の定番曲「ああ人生涙あり」の歌詞は彼の作品で、合唱コンクールでおなじみの「翼をください」、「時は流れても」も彼の作品。♪ウルトラマン80ぃ~
自分なりの解釈で書きましたが小室さんはどうだったのだろうか・・・
小室さんは作詞より作曲、編曲、プロデュースのほうが印象的にとどまります。
みなさんが印象的な作詞家はさまざま違いますが、これぞ!と思う作詞家またミュージシャンの意見があればこちらこそ勉強になります。
それと音楽はレコード会社的には喰っていくために商業的なところもあるのだが、もはや音楽はビジネス満載の経済雑誌は似合わない、音楽は純粋に音楽、それ専門の雑誌がお似合いである。
2009.5.12 わしやま やました