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とある設計事務所のスタッフダイアリー

兵庫の輸入住宅建築設計事務所・セルビーハウジングのスタッフがふと感じたこと、つぶやきを日記にしてみました。

セルビーからのお知らせ

3/4(土)・5(日)TOTO姫路ショールームにて『TDYお客様感謝祭』が開催されます。3/10(金)姫路支店にてワークショップを開催します。詳しくは弊社HPをご覧ください。ご予約いただければ、工事中の現場見学や既に住んでいらっしゃるお客さまのお家を特別に見せていただく事もできます。ご予約・お問い合わせは tel:079-230-2111またはE-mail: info@selbee.co.jpまで。

お客様紹介(赤穂市Tさん)・・その8

2005-09-16 18:28:00 | 工事報告 2005~2006
〔夢をカタチに・・・新築工事進行中!!③〕  
フレーミング工事も無事終わり、屋根の瓦ものりました。ここまで来ると家の全体の形がはっきり分かります。延べ床面積は45坪ですが、大きな吹抜が2つあるので、外観はすごく大きく感じます。

さて、今回は打ち合わせについて。セルビーハウジングでは、ご契約から完成まで時間をかけてじっくりと家造りをおこないます。企画プランを持たずお客様一人一人の完全フリープランだということ、またドアの取っ手一つでも世界中の商品のなかから選べる為選択肢が広いこと、そのために自分達家族にぴったりあうもの(キッチンなどはもちろんドアや階段手摺やステンドグラスなど)を探すのにかなり時間がかかるためです。また、どうしても思い描くものが既製品で無い場合。お客様とともに木材の買出しにいって、手造りで洗面カウンターを造るなどはしょっちゅうです。



Tさんの場合も一緒に木材屋さんに行き、キッチンのカウンターに使う天然木を選びに行きました。そして工事現場の方も形が出来てくると具体的な打ち合わせに移ります。図面の段階では理解しにくかった状況も、現場で3Dになってくると分かることもたくさんあります。スイッチの位置はやっぱりこっちの方が・・ニッチ(壁に埋め込む飾り棚)はこの壁がいい、などなど。 メーカーでは建てる前に全て決めてしまい、建てるのは下請けの地元工務店ということが多いので現場での変更は難しくなりますが、セルビーでは自社の営業が描いた図面で自社の現場監督が管理するため、現場での変更などの意思決定がすぐに出来ます。無理なことはすぐに無理とお答えできるし、可能なことはアドバイスつきで変更できます。
Tさんも現場でニッチの場所と仕様を決めたり、趣味でされているレザークラフトの作品を飾る為の棚や、それらを取り付けるための下地を入れる場所、洗面所の移動棚の仕様など、細かいところを確認しながら工事は進んでいきました。
特に奥さんの趣味の部屋となるロフトの手摺りは、リビングの吹抜部分にあり、このお家の象徴的なものになるため、ステンドグラスの種類と位置、手すりの仕様などを監督のM君と大工さんも交えて打ち合わせました。おかげですごくいいモノが出来上がりました。(上の写真)

次回はいよいよ完成、新築見学会の準備などを・・・

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2×4工法、なぜ火に強い?

2005-09-16 10:30:22 | 解説ツーバイフォー住宅
一般的に木は火に弱い、というイメージがあります。
確かに焚き火をするのに木を燃やすのでそのイメージになると思います。
しかし、ある程度の太さや厚さがある木材は、いったん燃えると表面が焦げて炭化層をつくり、火が内部まで進行せず、強度が低下しにくい性質を持っています。
数年前からそのことが建築的にも認められ木造の大型ドームなどもあちこちに建築されています。

これに対し、火に強いイメージがある鉄は、550℃を超えると急速に柔らかくなって変形してしまい、その強度が大幅に低下してしまいます。
住宅の火災では、700~950℃にまで温度が上がりますので
温度が上昇してしまうと鉄は木より火災に弱い、とも言えるでしょう。

2×4、なぜ地震に強い?その3でも説明したように ツーバイフォー工法の場合、外部には構造用合板、内部には耐火石膏ボードを一枚に対して4辺必ず固定します。
そのブロックごとに空気の動きを止めていますので仮に火が出ても燃えるための酸素がなくなりいったんそこで火が止まります

普通木造の場合、壁の中が床下から天井裏まで空気が流れる構造になっています。いくら木は火に強いと言ってもどんどん酸素を送り込まれたらひとたまりもありません。
このように なぜ火に強いのかを考えると良く考えられて工法だなぁーと改めて思います。
続く・・・



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