またまたご好評にお答えしまして沖縄世界遺産パート4をお送りいたします。
今回御紹介するのは建築遺産では無い自然を利用?した遺産を御紹介します
視察日は先月の27日、とっても暑い1日でした。建築遺産では無い遺産とは?そんなところあったっけ?と思いながら訪れたのは斎場御嶽(せーふぁーうたき)という遺産でした。
お昼過ぎに着いたのですがここも他の世界遺産と同じく人影はまばらで観光のために施設を整えたような印象はまったくありませんでした。
ただ、風呂敷包みを抱えた数人の人たちがこの山(遺産)に登っていました。
この斎場御嶽はかつて琉球王国の神事を司る聖域だったそうです。小高い山道を登っていくと数箇所の拝所があり、それぞれが意味をもった拝所だったようです。
風呂敷包みを抱えた地元の人たちがそれぞれの拝所で折に入った御馳走を供え拝んでいました。
ここは琉球王国最高の聖域です。昔は王族ですら自由に立ち入ることが出来なかったそうです。私たち本土の人間には解らない沖縄の宗教の歴史がここにあるのだと強く感じました。
いろんな思いを抱きながら私たちは今日もおいしい沖縄料理を頂いています。
一緒に視察(ただの旅行)に参加した金田さん親子。テーブルには沖縄の県魚であるグルクンのから揚げ、ソーキ(豚のあばら)の蒸し焼き、しまらっきょなどが並び沖縄料理に満足する私たちでした。
世界遺産とは関係ないのですが最終日に訪れた喜屋武岬(きゃんみさき)を少し紹介します。
沖縄戦線で西から侵攻してくる米軍に追い込まれ、逃げ場をなくした大勢の人たちが最南端にあるここ喜屋武岬から身を投げた悲しい歴史を持つ岬です。
水平線を見渡せる絶景の場所、こんな素晴らしい風景を目の前に自ら命を絶った人たちにはどう移ったのでしょうか。もちろん何も目に入らなかったのは当然のことでしょう。平和の塔の前に座り、手を合わせれば目頭が熱くなるのを感じました。
喜屋武岬から見える絶景の風景、ここに大勢の人が身を投げたのです。
平和の塔
二度とあやまちを犯さないで、恒久平和が続きますように、、、。
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