今日は久しぶりの雅楽のおけいこ、通常のけいこではなく来月9日に行われるM寺さんの晋山式&本葬儀の演奏曲の練習でした。
晋山式では平調の越天楽と五常楽、本葬儀では盤調の越天楽と千秋楽、どちらも笙・龍笛・篳篥は一管づつで鳴りものが加わります。私の今回の担当は篳篥です。
この曲のうち千秋楽はあまり練習していない曲なのでうまく吹けるかどうか、他の楽器と合わせられるかどうか心配です。
それに今回はどの曲も最後まで演奏せず、式の流れに従って切の良いところで途中どめにするのです。日ごろ途中どめはあまりやらないので、鞨鼓の合図で止めにはいるタイミングに気を使います。
今日の練習では課題だった千秋楽もなんとか無事に吹くことができましたが、本番はどうでしょう?
本番前には現地でリハーサルが行われますから、また何か変更があるかも知れません。
あっ、今回は演奏だけではなく、雅楽のメンバーは法要の式衆も務めるのでした。午前と午後の2法要、しかも演奏も2回ということになります。
今日の練習場所もクーラーがなく汗だくでしたが(笙を温めるために電気コンロを使うせいもある)、本番のお寺の本堂にもクーラーはないようです。まだ本格的な暑さに慣れない中で衣・袈裟をつけての演奏は結構きついかも。(演奏なしで法要の式衆だけなら平気ですが)
当日暑くならないでくれればいいんですけどね。
だからと言って雨だと蒸すし、笙は湿って音が出にくくなるし、鞨鼓や楽太鼓などは湿気で音が悪くなってしまい演奏には不向きでしょう。
涼しい曇りだったらベストでしょうか。楽器も人もデリケートですからね。
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