清運寺だより

ようこそいらっしゃいました。甲府市にある日蓮宗寺院の住職のブログです。日々の出来事、感想、行事などをご紹介します。

樒(しきび)と榊(さかき)

2008-08-24 19:13:33 | 道具

        <樒(しきび)の枝>

施餓鬼法要で使われる樒(しきび)はもくれん科の植物です。

木全体に毒があり、昔は、動物に荒らされないようにお墓にたてられることもあったようです。

 そんなことから、お寺で使われるようになったのでしょう。

いまでも、花と同じようにお墓にお供えすることもあるようです。

(清運寺ではお墓に樒(しきび)を供える人はありませんが)

 

それに対して、榊(さかき)はツバキ科の植物で、神道で使われるものです。

葉はつばきと同様肉厚でつやがあり、ツバキよりも少し大きく、縦長の葉っぱです。

神棚にお供えしたり、結婚式や葬儀の時にお供えするという使い方をされていますね。

使われ方は似ていますが、まったく違う植物です。

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施餓鬼シーズンもやっと終わり。

2008-08-24 18:25:07 | 行事

今日で今年の施餓鬼は全部終了しました。

午前中は近隣寺院(同じ日蓮宗)、午後は親戚寺院(他宗)の施餓鬼法要がありました。

午前中は土砂降りの雨で、車から降りるだけでもびしょぬれになってしまいました。

施餓鬼が終わった後、檀家の方々は、施餓鬼塔婆を墓地に立てに行くのですが、みなさん大変だったのではないでしょうか。

午後も2時頃まで雨が降っていて、この寺院の檀家さんもこの雨の中お墓まで傘をさしながら塔婆を立てに行くことができるのだろうと心配しましたが、法要終了迄に雨も上がりましたので、ひと安心です。

 他宗の寺院の施餓鬼も出るのかと疑問に思われるかも知れませんが、もちろん法要自体に出るわけではなく、受付のお手伝いです。

宗派が違っても、施餓鬼のやり方はだいたい同じなので、一般の方がお手伝いするよりもスムーズに対応できるのです。

これでやっと一息つけそうです。 いやー疲れました。

<受付所から見える中庭>

<この木なんの木。午後にお手伝いしたお寺の墓地の中にある大きなさるすべりの木。後ろはブドウ畑、お墓は山の斜面にありますから、雨が降ると大変です。>

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