朝焼けの轍(わだち)

“ことば”で、アナタの心に愛と、希望と、勇気と、笑顔を届ける“透明な風”の詩(うた)。

この街で味わえない空気が恋しくなる時

2005-08-02 00:30:31 | 懐想(Kaisou)
東京の冬が寒くて 君に手紙を書いた
夕べ 電話で話した事全部 書き写してるみたいで やめた・・・


8月に入り、蒸し暑さも強く感じるようになった今日この頃。
いきなり、“冬”の歌で始まりました。

今晩、苺さんのブログに行ったら、東京の話が出ていて、アタマのなかが江戸~ッ!してしまったんです。
僕は、こんなふうにコメしてしまいました──
「なんか、久しぶりに東京に出撃したくなってきました。
でも、栃木に4年住んだだけで、もう、イナカモンっぽくなって、東京もまぶしく感じたりします。」


栃木に来て半年目の頃、東京の地下鉄に乗りながら、自然に大阪時代の“都会感覚”を取り戻せました。
2年後、山手線の窓の外に映るビル街を眺めながら、「こんなところに、よく人が住めるなぁ」と思いました。
3年後、ちょっと“都会欠乏症”気味で東京に着いた瞬間、その地に自分の居場所があるか探してみたのですが、心がくたびれて、東武浅草駅のホームで、自分の住む街の駅名を見つけた時にホッとしたことがありました。
今度、東京に行ったら、どんなことを思うのかな?

道玄坂の雑踏で浴びる 孤独の風
狭い ビルの隙間に流れ込んで 青枯れ色の空に 溶けた・・・


単身で、栃木に来た僕は、栃木の孤独感を味わうことはあるけれど、東京の孤独感って、どんなものだろうかと思ったりもします。
よく、「東京に負ける」なんて話を聞くこともありますが、もし、負けそうになったら、イナカモンの僕は、応援したい!
僕にできるかたちで・・・

未来へ投げかけた答えが 跳ね返されたっていい
この手を伸ばして掴んだ今を繋ぐよ・・・


地方から東京に進出して、頑張っている人たちは、すごいと思います。
落ち着く場所を確保するだけでも大変なはずなのに、確実に自分の居場所を固めているのですから。

夢のカタチ この街の何処かに見つけ出して
よどんだ雲の隙間から 差し込む日にかざすよ
届け 届けと照らしてる この光
まだまだ遠い春へ 誓いを立てるように・・・


あらためて、東京の街に逢いたくなってきました。
今は、毎日がぎっしりと詰まった生活をしているので、落ち着くまでは出撃できないですが、確かに刺激を得られることでしょう。

東京(あるいは周辺)に居を構えているブログ仲間にも会ってみたいです。
長年離れ離れだった“兄”のべ~坊さんと、兄弟の盃...ぃゃ、兄弟のグラスを傾けたいです。
今、一緒に仕事をしているササピーも、「いま、東京にいるよ」といえば、「いま、会いにいきます」してくれることでしょう。
みなさん・・・その時はヨロシク

今日は、徒然話な内容でした。

(引用した歌詞は、『東京の冬』(コブクロ)でした)