朝焼けの轍(わだち)

“ことば”で、アナタの心に愛と、希望と、勇気と、笑顔を届ける“透明な風”の詩(うた)。

轍の行方(1)~ほんとうの気持ち

2005-11-29 00:37:04 | 叡智(Wisdom)
「いま」という時代
「日本」という国
このタイミングで 生まれてくることは
稀なことかもしれないね

もしかしたら
「いま」よりも 素晴らしいと思える時代
「日本」よりも 素晴らしいと思える国
それが あったかもしれないね

でも 思うんだ
ぼくらが こうして
この時代 この国を 選んで
生まれてきたという その意味を
それは
この時代 この国だからこそ
かなえられることだったからに違いない

そして・・・ かならず・・・
“大きな夢”と “大きな浪漫”を 描いて
胸をはずませて 生まれてきたはずだよ

親や 兄弟姉妹に
満たされない思いは あるかもしれない
生まれや 環境に
やりきれない感じは あるかもしれない
不本意な 毎日
やりたくない こと
身に着けたくない もの・・・

胸の奥に 埋もれている
“ほんとうの気持ち”が 泣いているかもしれない

そして 気がつけば
いつもと違う プラット・ホームで
行方の知らない 電車を 待って
持ち合わせの 時間を
使おうとしていることも あるかもしれない

「何処へ行こう?」
「何処へ行くの?」
“ほんとうの気持ち”が 求めるところへ・・・

そこへ行けば
何があるの?

きみの 心が
その“夢”を 望むのならば
さあ 電車に乗り込もう!


またとない “いま”だから
またとない チャンスを
たいせつに 生かしていこう!
世間体とか
固定化した プライドなんかに
振り回されることなく
きみは きみの
望む道を 目指していけばいい!

そのときに
ためらっては いけない

大きな声で 叫んでごらん
「“夢”よ・・・
その 大きく たくましい 翼に
オレを 乗せてくれ!
そして 果てしない 大空を
さわやかに 翔けてくれ!

オレは この“夢”に
なにもかも 賭けてみせる!」


きみの 心からの
“ほんとうの気持ち”
かならず 実現する!

そして この人生が
この大空のように
大きく 果てしなく
広がっていくはずだ!

ぼくは それを 応援している

鏡の前に立ってみる・・・そこに何を見るだろうか?

2005-11-07 21:46:11 | 叡智(Wisdom)
たとえば・・・

そんなに 大きなことをしなくてもいい
そんなに 立派なことをしなくてもいい

どんな ささいなことでもいい

そして
そんなに 多くの人でなくてもいい
わずか ひとりの人でもいい

「あなたにいてもらってよかった」
・・・そう 思ってもらえるような
そんな 時間を 刻んでいきたい

それだけで
この人生の旅は 「成功」だと いえるから


これは、決して、自己顕示じゃないと思うんだ。
せっかく頂いている生命だから、
その生命を生かしてくためには、
他人が喜ぶような使い方、
他人が向上するような使い方・・・
これをしていくことだと思うんだ。

逆を考えてみよう。
「あなたにいてもらって、非常に迷惑だ」・・・
こんな風に、他人に思われるような生き方だったら、
それは、なんとも哀れなことだろうか?

自分では、「他人の役に立っている」とか、
「他人に喜んでもらってる」と思うこともあるだろう。

でも、
それを、客観的に見てみれば、
果たして、自分が思うようなことを、他人も感じてるだろうか?

気がつけば、
他人の関心を引き寄せようとして、
自己主張しているようなことはないだろうか?
そして、他人の関心が遠ざかろうとしたら、
自己憐憫を演じるようなことはないだろうか?

街を歩いていると、
電車に乗っていると、
数え切れない人と、すれ違う。
人の波に紛れていると、
自分を見失うこともできるけれど、
視点を変えてみれば、
自分を確かめることもできる。

ずっと前は、埋没するだけだった僕も、
最近は、自分の足元を固めながら、
この人の波に、何かを見ている。

この広い星の、この広い空間のなかで、
僕は、「あるべき自分」を探しながら、
僕自身を調えていきたくなる。

そして、
ほんの数秒だけの接触でも、
その人の“今日”の、素晴らしいことを願ってみる。

そして、
面識のある人たちにも、
その人の“今日”の、幸せを願ってみる。

その願いを、発している限り、
僕には、“孤独”という雨は降らない。
僕には、ただ、“幸福”という太陽が射している。

       

今日の『カルディアの翼』は、二本立てです。
「磨き合い」
   ・・・こんな風に睦み合えるって、幸せだと思う。
「ひつじ雲」
   ・・・こんな風に生きていけるって、幸せだと思う。