夜長姫と耳男

忌野清志郎を愛し、路上生活者支援NPO・TENOHASIの事務局長Sの日記

涙のプリンセス

2007年11月24日 | Weblog
「今日もボランティアがたくさん来てくれて野菜刻んだりしてたからよかったね」と連れ合い。
そう、今日の炊き出しでも計56名のボランティアが来てくれた。
でも、僕は疲労困憊。

野菜を刻むまでにどれだけの段取りが必要か。
カンパを集め、八百屋に注文し、金を払って会計簿に記帳し、公園の使用許可を取り、雨に備えてテントを借り、車を手配して馬場の事務所から機材を運び、資材置き場から鍋や机をおろし、包丁やザルを管理し、鍋やどんぶりを洗い、機材をセットし・・・そこまでやってようやく野菜が刻める。

ちなみに僕が今日やっていたのは
 車の運転(機材輸送2回・衣類の輸送4回)・洗い物・事務所から箸やフードパック魔法瓶などをそろえて公園に輸送・会報誌の送り状作成と印刷・会報誌と送り状と振込用紙の封入・宛名書き・定例会議レジメ作成(10ページ)・事務所に行って印刷・ボランティアの受付と説明・教会からカンパされたパンの受け取り・久しぶりに来たAさん夫妻とお話・Y君から近況の聞き取り・Nさんから米25キロと箸と梅干しの受け取り・配り残りの衣類を新しい荷物受け入れ先のYさん宅に入れて貰う交渉と輸送・定例会議の司会進行と提案・同時にノートPCで議事録作成。

パンク寸前。


活動していくためには、今何をするか、誰にして貰うか判断し、進め、トラブルを調整し、アクシデントに対応し、最後まで常に注意して行かなくてはならない。まあ会社でいえば管理職に当たるのだろう。えらいとかえらくないとかではなく、その役割を果たす人が必要だ。

去年の今頃は、代表の姫・料理長・ボラ担のsさん、僕の4人がいた。
姫が退任し、sさんが就職して活動を休止した今、僕と料理長の二人しかいない。
それで全てを回して行かなくてはならない。
もちろんレギュラーメンバーは他にもいるのだけれども、我が道を行く自由人が多くて、実務をこなす人がいない。

こんなんで越冬を迎えて大丈夫なんだろうか・・・
と思っていたところに、思わぬところで料理長と意見が衝突。
まさに泣きっ面に蜂。

ということで、涙に暮れています。

タイトルは、”夢助”の一曲”。
今夜君を~迎えに行くよ~”と歌いながら颯爽と実務をこなしてくれる白馬の騎士は現れないものか。
コメント
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