BBC Health Watcher

主にBBCニュースの記事で気になる医療・健康の話題についてのコメント

孤独が癌を悪化させる

2009-09-30 21:58:59 | ガンについて
Social isolation may make cancer more deadly,
US research on mice suggests.

Researchers found the social environment
can modify the biology of the disease
- and lead to significant differences in outcome.

Female mice stressed because they were separated
from their mothers developed more and larger
mammary gland tumours than more contented animals.


(29 September 2009, BBC : 原文)

社会からの孤独を感じている人は、がんを悪化させる危険がある?

米国の研究者が、ネズミによる実験で次のような結果を発見した。

母親から引き離すことによるストレスを与えた雌ネズミは、
母親と一緒にしていた雌ネズミより、乳腺腫瘍がより肥大化
することが確認された。


この記事を読んで感じたこと

不安、孤独感は、さまざまな病状を悪化させるということであろうか?
確かに、心理的なストレスによる腫瘍の成長について、現状、科学的な
根拠は一切ない、しかし、病は気からの諺の通り、動物は生存への
意欲により、体内の免疫システムのバランスを変化させたりすること
が可能であると考えられる。

なぜなら、「笑い」を治療に利用して、がん細胞がなくなったという
報告も存在するためである。

従って、今回のネズミの実験による発見は、まさに、心の持ち方が、
病状を良くも、悪くもするということであろう。



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高齢化社会と認知症

2009-09-26 10:00:00 | 医学情報と健康

The future global burden of Alzheimer's and
other types of dementia has been underestimated,
say UK experts.

A report from King's College London suggests
more than 115 million people across the globe
will suffer from dementia by 2050.

This prediction is 10% more than previous figures
published in 2005, driven mainly by new figures
from South Asia and Latin America.

The Alzheimer's Society said the data
showed the "scale of the challenge".

(20 September 2009, BBC : 原文)

アルツハイマー病や認知症についての将来の国際的な負担は、
過小評価されている。

ロンドンのキングス・カレッジの報告では、
世界で1億15百万以上の人が、2050年までに
認知症に苦しむであろう指摘している。

予測は、主に南アジアと南アメリカの新たな数値を加え、
2005年に発表された数値より、10%増加している。

調査では、認知症は、来年までに35百万人に達し、
その後、20年毎に、およそ2倍に達する。
つまり、2030年には、65.7百万人、2050年には、
1億15.4百万人に拡大するとのこと。

このことは、人口の増加と人がそれだけ長生きするよう
になったということの結果である。

少子高齢化の社会問題が深刻な日本においては、
認知症の患者に対する社会体制の構築、
認知症介護施設、介護保険、認知症の社会的な理解
の普及など、いち早く取組まなければならない。


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HIVワクチン

2009-09-25 10:00:00 | 医学情報と健康

An experimental HIV vaccine has for the first time
cut the risk of infection, researchers say.

The vaccine - a combination of two earlier
experimental vaccines - was given to 16,000 people
in Thailand, in the largest ever such vaccine trial.

Researchers found that it reduced by nearly a third the risk
of contracting HIV, the virus that leads to Aids.

(24 September 2009, BBC : 原文)

試験中のHIVワクチンが、感染リスクを3分の1低減させる
ことが発表された。

このワクチンは、以前に試験した2種のワクチンを組合せたもの
であり、タイの16,000人の被験者に対して実施された。

実用化により、感染予防の向上が期待される。






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病は気から!

2009-09-22 10:00:00 | ガンについて

Depression can damage a cancer patient's chances
of survival, a review of research suggests.

The study, a review of 26 separate studies including
9,417 patients, features in the journal Cancer.

It found death rates were up to 25% higher in patients
showing symptoms of depression.

In patients actually diagnosed with major or minor depression,
death rates were up to 39% higher.

(14 September 2009, BBC : 原文)

「病は気から」という諺があるが、まさに心のあり方が、
生る意欲に大いに影響することが、統計的にも示された。

研究では、うつ病は、がん患者の生存に影響を及ぼすと、
発表された。

調査は、 9,417名の患者を含む26の異なる研究において、
まとめられ、うつ病の兆候を示した患者の死亡率は、25%まで
と高く、なんらかのうつ病と正確に診断された患者の死亡率は、
39%までとさらに高かった。




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危険な食べ合わせ!

2009-09-20 10:25:42 | ガンについて
「うなぎと梅干し」、「スイカと天ぷら」は食べ合わせが良くない
と言われてきましたが、実際には、科学的根拠はありません。

しかし、近年、栄養学の発達によって、本当に食べ合わせが良くなく、
高い発がん性を生じるものが明らかになってきました。


“危険な食べ合わせ”

ハムとソース:
市販のソースに含まれる合成保存料、
「パラオオキシ安息香酸エステル」が
ハムに含まれる発色剤「亜硝酸塩」と結びつき
発がん性物質を生じる。

ほうれん草とベーコン:
ほうれん草に含まれる「硝酸」とベーコンの
食品添加物「亜硝酸ナトリウム」が体内で亜硝酸に変化、
ベーコンのタンパク質が分解してできる「アミン」
と反応して、高い発がん性物質の「ニトロソアミン」
を発生する。

紅茶とレモン:
輸入レモンなどに含まれる防カビ剤「OPP」は、
紅茶の「カフェイン」と反応して、発がん性物質を生成する。

日常のちょっとした食べ合わせで、がんを発生させる可能性が
多く存在することに驚かされる。



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人生が10年短くなる!

2009-09-19 10:00:00 | 医学情報と健康
Middle-aged men who smoke, have high blood pressure
and raised cholesterol levels face dying about 10 years
before healthier counterparts, a study warns.
The UK study looked at more than 19,000 civil servants
aged 40-69 and traced what happened to them 38 years later.
It concluded that men with these three risk factors could
expect a 10-year shorter life from 50 years of age.

(17 September 2009, BBC : 原文)

英国の調査では、喫煙する、高血圧、高コレステロールなどの中高年者は、
健康な人に比べて、およそ10年早く死を迎えると警告している。

この調査は、19,000人以上の40~69歳の英国の公務員に対して、
38年後の追跡調査による結果である。

こうして、10年という人生の時間を統計的に示されると、
生活習慣を改める動機としては、大いに役立つであろう。


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鉛が子供の発達障害の要因

2009-09-18 10:00:00 | 日記・情報メモ
Young children's exposure to lead in the environment
is harming their intellectual and emotional development,
according to UK researchers.
The researchers say the toxic effects of lead on
the central nervous system are obvious even below
the current so-called safe level of lead in the blood.

(16 September 2009, BBC : 原文)

鉛が子供の発達に及ぼす影響について、
子供を持つ親であれば、気になる問題である。

英国の研究者によれば、例え安全と言われる鉛の血中基準値以下
であっても、中枢神経への鉛の有毒性は、明白であり、
鉛のある環境で育つ幼児は、知能と情緒発達を阻害するとのこと。

ブリストールの研究者は、生後30ヶ月の582人の幼児の血液サンプルを
検証したところ、27%の子供は鉛の血中濃度が1デシリットル当たり、
5マイクログラムを超えていた。

それらの子供が7歳から8歳の時点での学習能力と行動パターンを調査した
ところ調査したところ、
鉛の血中濃度が、1デシリットル当たり5マイクログラムまでの子供は、
特に問題はないが、5から10マイクログラムの子供は、読解力が49%低く、
文章力が51%低かった。更に、10マイクログラム以上の子供は、反社会的な
行動をします傾向にあることが認められた。

少なくとも家庭内の鉛製品の一掃は、検討する必要がある。

「備考」
発育とは形態・重量の増加といった量的な変化を意味し、
発達とは生物、事物、事象が低い段階から高い段階へと
向かう質的な変化を意味している。


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温暖化と健康災害

2009-09-17 10:00:00 | 医学情報と健康
Failure to agree a new UN climate deal in December
will bring a "global health catastrophe",
say 18 of the world's professional medical organisations.

(15 September 2009, BBC : 原文)

12月に開かれる国連の気候問題が不調の場合は、
世界規模の健康災害がもたらされるであろうと、
18の世界的な専門医療機関は、発表しました。

医療ジャーナルのランセット、BMJでは、医師が
率先して気候問題に取組むべきであると訴えています。

また、貧しい熱帯地域の人々は、最悪の影響をうけると
警鐘しています。なぜなら、発展途上国において、
気温の上昇は、多くの感染症の伝染を増加させ、
一方、食糧の供給やきれいな水を減少させるためである。

例え、気候の問題が関係しなくとも、クリーンな電力、
電気自動車、エネルギー効率、森林保護、および新しい
農業技術は、強化すべき課題である。

低炭素の経済は、汚染を少なくすように、
人の健康においては、低炭素食(特に肉食を控える)と
より運動をすることは、がん、肥満、糖尿病、心臓病の
危険性を少なくするとのこと。

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がんに有望な新薬!

2009-09-16 18:37:03 | ガンについて
A promising new drug may be able to treat
more types of cancer than first thought.

PARP inhibitors have shown early promise for
treating cancers linked to BRCA gene mutations,
including some breast and ovarian cancers.

But Breakthrough Breast Cancer research suggests
they might also kill cancer cells
with a faulty PTEN gene, found in some skin,
womb and colon tumours.

This new class of drugs could potentially
make a big difference for many thousands of
cancer patients, including some with very
limited treatment options

Scientists found that cells with faulty PTEN genes
were up to 25 times more sensitive to PARP inhibitors
than cells with normal PTEN.

Faults in the PTEN gene account for
30%-80% of breast, prostate, melanoma (skin),
womb and colon cancers.


(15 September 2009, BBC : 原文)

多くのがん患者の待望の新薬となるかも、

有望視されている新薬、PARP阻害剤は、当初予想より
多くの種類のがん治療薬として期待される。

RAPR阻害剤は、もともと乳がん、および卵巣がんなどの、
BRCA遺伝子の変異に関する治療とされていた。
しかし、画期的な乳がん研究により、RAPR阻害剤は、
PTEN遺伝子の障害による、皮膚、子宮、大腸腫瘍の
がん細胞も殺傷することが確認された。

このことは、これまで治療法が限られていた多くのがん
患者へ新たな道を切り開くことが期待できるとのこと。

科学者は、PTEN遺伝子の障害細胞は、正常な細胞よりも、
25倍までRARP阻害剤に反応したことを発見した。

また、PTEN遺伝子の障害は、乳がん、前立腺がん、
悪性黒色腫(皮膚)、子宮、大腸がんの30%-80%
の要因とのこと。


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シャワーと病気

2009-09-15 15:48:02 | 医学情報と健康
If you are getting a face full of water
when you first turn your shower on,
that means you are probably getting a particularly
high load of Mycobacterium avium,
which may not be too healthy
(14 September 2009, BBC : 原文)

運動の後に、シャワーで汗を流すことに快感を感じている人は
ご注意下さい。

米国の科学者が、シャワーの放水部には、マイコバクテリア・
アビウム(鳥型結核菌)が多く繁殖し、
菌を含む水を顔から浴びることは、肺疾患の危険性があること
を発表しました。

調査では、米国の7州の9都市でシャワーの頭部を検査した
ところ、それらの30%に問題の菌が見つかった。
また、プラスティックのシャワー頭部は、金属性のものより
菌の増殖を促しているとのこと。

通常、健康な人は、ほとんど心配はない様だが、お年寄り、妊婦、
疾患を持つ人は、感染症を引起す恐れがあるので、
注意が必要である。

自宅のシャワーはもちろん、体育館、プールなどの共有施設
におけるシャワーの頭部を確認しよう!


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究明、バクテリアの防御メカニズム

2009-09-14 12:19:50 | 医学情報と健康
US scientists have uncovered a defence mechanism in bacteria
that allows them to fend off the threat of antibiotics.
It is hoped the findings could help researchers boost
the effectiveness of existing treatments.

The study published in Science found that nitric oxide produced
by the bacteria eliminates some key effects of a wide range of
antibiotics.




(13 September 2009, BBC : 原文)

バクテリアの防御メカニズムを、米国研究者が、発見しました。

バクテリアは窒素酸化物を発生させ、抗生物質の様々な効果を
打ち消けしているとのこと。
例えば、MARSなどの感染症は、抗生物質への抵抗が問題となっており、
専門家は、新しい治療法の開発の必要性を訴えてきた。

従って、今回の発見は、新たの治療法の開発に役立つと考えられている。

また、研究者は、特に抗生物質へ対抗するために、酵素が活性化され、
窒素酸化物の生成を促していることを究明した。さらに、窒素酸化物は
薬の損傷を軽減したり、抗生物質の毒性化合物の中和を助ける働きがある
ことが確認された。

このことから、私は、人間が本来持っている自己治癒の能力が、
抗生物質や薬へ抵抗する形で現れているものと推測する。


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またまた、前立腺がん

2009-09-11 10:00:00 | ガンについて
A newly identified type of stem cell may cause
some cases of prostate cancer, research on mice suggests.

The cells, found among those which line the inner cavity
of the prostate gland, can produce copies of themselves,
and other, more mature cell types.

But researchers showed that when the cells were
deliberately mutated by switching off a tumour
suppressor gene they rapidly formed tumours.

(10 September 2009, BBC : 原文)

ネズミでの実験において、新たに確認された種類の幹細胞が、
前立腺がんの原因となる場合があることが報告された。

この幹細胞は、前立腺の内部空洞の中で発見され、細胞自体と他を
増殖させることができ、より完成された細胞の種類を生成すること
ができるとのことである。

しかし、この細胞は、腫瘍抑制遺伝子を消去り、急速に腫瘍を形成
することにより、故意的に変異したことを突き止めた。

そもそも、健康な人の体内にも、がん遺伝子が存在し、がん抑制遺伝子と
日々、戦いを繰り広げており、がん遺伝子を活性化する物質が増えたとき、
それが腫瘍(細胞の変異)として現れるようである。


詳細は、次回のメルマガにまとめますので、お楽しみに。


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ADHDの要因

2009-09-10 10:00:00 | 医学情報と健康
US researchers have pinned down new differences
in the brain chemistry of people with attention
deficit hyperactivity disorder (ADHD).

They found ADHD patients lack key proteins which
allow them to experience a sense of reward and motivation.
(8 September 2009, BBC : 原文)

ADHD(Attention-Deficit / Hyperactivity Disorder:
注意欠如/多動性障害)は、年齢や発達に不つりあいな
不注意さや多動性、衝動性を特徴とする発達障害で、
日常活動や学習に支障をきたす状態である。

これまでは、ADHDに関して、注意や多動性を調整する
脳の問題は、発見されていなかったが、米国の研究者が
ドーパミンの欠如による問題であることを究明した。

調査結果によれば、ADHDの患者は、脳内の行動を制御する
ドーパミン受容体と搬送体の2種類のタンパク質が、
低いとのことである。

ランニングハイのように、脳内に多量のドーパミンが分泌
し、苦痛を快感と感じる作用の逆の状況?

つまり、ドーパミンが分泌していないので、どのような
行為も不快と感じるのがADHDの症状という事であろうか?


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アレルギーの予防法!

2009-09-09 12:30:00 | 医学情報と健康
The notion of exposing young children to infections
in a bid to protect them from later allergies is wrong,
latest research suggests.
The decades-old "hygiene hypothesis" holds that early
exposure to microbes somehow challenges the immune system
and strengthens it against allergies.
Studies have shown children exposed to bugs by older siblings
or attending nursery cut their future allergy risk.
But new work published by the American Thoracic Society
casts doubt on this.
(8 September 2009, BBC : 原文)

アレルギーを将来予防するために、子供を微生物のいる環境で育て、
感染症に対する免疫システムを鍛えるという概念は、間違いであると
報告された。

これまでは、年上の兄弟姉妹、保育所に通い、虫などに接して育った
子供は、アレルギーの危険性が低いとされていた。

しかし、最近の米国の調査では、この考え方が疑わしいと指摘している。

なぜなら、保育所に通ったり、年上の兄弟姉妹を持つ子供の
肺の感染症の危険性は、4倍以上、呼吸器の異常は、2倍であり、
アレルギーの将来予防につながる根拠が全く無いためである。

つまり、感染症は、免疫システムを強化すると信じられていたが、
これは誤った考えであり、感染そのものを防ぐ対策が必要である。

感染予防の策:

うがい
手洗い
マスク


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ついに前立腺がんの原因発見!!

2009-09-08 11:00:00 | ガンについて
A virus known to cause cancer in animals has been found
for the first time in human prostate cancer cells.

The researchers from the University of Utah and
Columbia University medical schools found the virus
in 27% of the 200 cancerous prostates they looked at.
They say it was associated with more aggressive
tumours and found in only 6% of non-cancerous prostates.

This is the first report to link XMRV (Xenotropic murine
leukaemia virus-related virus) to human cancers.
(7 September 2009, BBC : 原文)

がんを発生させると知られているウイルスが、
人間の前立腺がん細胞に存在することが初めて確認された。

報告では、ユタ大学とコロンビア大学メディカルスクールの研究者が
調査した200の前立腺がんのうち、27%にレトロウイルス・XMRVを発見した。

研究者によれば、このウイルスは、腫瘍の増大に結びついており、
がんでない前立腺には僅か6%しか見受けられなかった。

XMRV レトロウイルスはDNAを持たず、そのウイルスの遺伝物質であるRNAを
感染している生物の細胞内にある染色体に組み込んで増殖します。
その代表的なものがエイズウイルス(HIV)です。

今後、入念な調査が必要とされるが、XMRVが前立腺がんの原因であることが
正しければ、現在の子宮頸がんの予防として使われている、ワクチンによる
予防の可能性が推測される。

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