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なつめ、つぼつぼ。

「お茶を気軽に楽しみたい」という仲間でお稽古をし、
お茶会を開いています。いつでも遊びに来てください。

2019年初釜

2019年01月29日 | お茶会したり、旅行に行ったり。

クレオ中央大阪の和室をお借りしての初釜を

1月27日に無事に終えました。

ご参加いただいた皆様には、ありがとうございました。

 

今年は長板を使ってのお席です。

水指や建水などのお道具は「オランダ皆具」をお借りしました。

2席目のお客様から「オランダって?」というご質問がありましたが、

よく存じ上げないままでしたので、ググってみて、

お茶道具屋さんのブログに次のような記述を見つけました。

 ↓

「オランダ皆具ってこんなの」

 

成穂会の初釜といえば、主菓子はン十年も、

「福寿草」(鶴屋八幡御製)です。

黄身餡の上品な甘みが何ともいえません。

 

お干菓子は、クレオ中央大阪に近い、

四天王寺さんの参道沿いにある河藤さんの御製です。

御菓子司 河藤は特にお干菓子で有名です。

一席目。

二席目。

(さて、どこが違うでしょう?)

 

お食事は今年も奈良の料亭「さえき」のお弁当です。

本店では茶懐石を作っていらっしゃるだけあって、

絶妙な味付けに感嘆の声が出ました。

 

お茶席の床の間は

昨年の映画「日々是好日」から「日々」。

写真に撮り忘れましたが、お薄席の主茶碗は「好日」を使いました。

 

もうすぐ節分ということで、お香合はお福さん。

 

中には、お香ではなくて、

昨年の今宮戎のお献茶祭の福引で当選されたK村さんの、

金の恵比寿さんと大黒さんです。

皆さんにも「福のおすそ分け」ということでした。

 

 

食事席の床の間は

 

久しぶりに、私たちが自前で購入したお軸「和敬清寂」を掛けました。

「和敬清寂」とは、「世界大百科辞典」によれば

茶道の理念をあらわした言葉。江戸時代中期の茶書によると,和敬清寂の語を唱えたのは村田珠光であるとされるが(《珠光問答》ほか),その根拠は薄弱で,伝説にすぎないであろう。むしろ,仏典にみえる〈和敬〉〈静(清)寂〉の語を転用し,江戸時代初期から広く使われだした言葉と思われる。和は亭主と客が和合し,茶会において一座建立が果たされることを指し,互いの思いやりが敬という理念に表されている。清は心の清らかさと同時に袱紗ふくさ)さばきに象徴される清めの意識にも通ずる茶道の心であり,寂は閑寂枯淡の美ともいうべきわび茶の美意識を示して心静かな姿を意味している。

とありますが、要は

清く整えられたお席で、

お客様と亭主がお互いに心を開き、敬い合いながら

ともにお茶を楽しみたいものですね。

と解釈しております。

 

床の間のお飾りは、着付けグループの

K林さんとO田さんが毎年、買い集めていらっしゃるという

ちりめん作家さんの干支をお借りしました。

2頭並んで、かわいらしい。

 

そしてお花。

 

今年は、小さなかわいいお客様や、

以前のお稽古仲間だったI江さんのお母様とそのご友人という

新しいお客様もお迎えして、とても賑やかな初釜となりました。

 

近々、3月3日のお雛祭りの日にも、

同じクレオ大阪中央でお茶会を催す予定です。

 

また、新しい「一期一会」があることを楽しみにしています。

 

(S・K)

 

 

 

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近大秋季茶会

2018年10月14日 | お茶会したり、旅行に行ったり。

近大秋季茶会に行きました

9月30日の予定が台風で延期になり

今日10月14日となりました

延期の為、会場がかわり一席は立礼です

久しぶりにMKさんやAさんとご一緒して

楽しい一日でした

いつもながら、初々しい感じのお点前さんやお運びさんでした

 

YH

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観月祭

2018年09月26日 | お茶会したり、旅行に行ったり。

9月24日は中秋の名月でした。

その前後4日間にわたって、

木心庵で開催された「観月祭」にうかがってきました。

 

 

今年4月に初めてうかがった「桜まつり」

さまざまな趣向のお茶会を楽しませていただいたけれど、

今回も楽しいお茶席が2つ。

 

まず、パオを茶室に見立てた立礼席。

 

 

 

 

 

池に設けられた野点席。

 

お菓子は、絹屋御製です。(御名は信貴の何たら・・・忘れてしまいました)

 

夕暮れ迫る頃に、コーラスグループによるライブもありました。

 

幸いにも私たちがうかがった23日の日中は好天でしたが、

夜には雲が出てきて、せっかくのお月さまが見えないかと心配しましたが、

帰り際に雲の切れ目から。

 

楽しい一日を過ごしました。

 

(S・K)

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桜のお茶会。

2018年04月09日 | お茶会したり、旅行に行ったり。

Y先生にお誘いいただいて、着付け教室の方とあわせて5人で

信貴山口近くの木心庵での桜のお茶会にうかがいました。

例年なら、まだ桜が残っていたでしょうに、

今年は早々と咲いてしまったので、

8日の桜のお茶会は「葉桜のお茶会」になってしまいました。

それでも受付で迎えてくれた八重桜が満開で嬉しかったです。

 

まず、うかがった野点席はなんと、池の上。

見上げれば、桜の木の天蓋で、

3日までに行われたお茶会では、

舞い散る桜で池の真っ白だったといいます。

私たちは残念、想像するだけで楽しみました。

いただいたお菓子は「春の野」と「桜」(どちらも絹屋御製)。

寒かったけれど、いいお天気で、

お日様の光に照らされてお茶をいただくという、

野点席ならではの醍醐味を味わいました。

しだれ桜のお棗(なつめ)がきれいでした。

 

本席は4畳の小間で、また別の趣がありました。

竹の中の渡り廊下を通っていくのも風情があります。

向こうのくり抜かれたところは、掘りごたつ形式で、

椅子のように足をおろして座れるようになっていました。

床の間。

 

お香合はかわいい兜でした。

 

お菓子は「花ごろも」(絹屋御製)。

中の餡に山椒が練り込まれているようでした。

 

お釜の耳付きがうさぎになっていて、かわいらしい。

 

お昼にお弁当をいただきましたが、

寒い日だったので、別にご用意くださったお蕎麦が温かくて嬉しかったです。

 

夕方からは近くの別会場で屋台村が用意され、

おでんやバーベキュー、スペアリブ、ちまきなどをふるまっていただき、

お腹いっぱいで会場を後にしました。

高台の会場からは遠くハルカスも見えました。

 

全く趣向の違う2つのお席を堪能できて、

本当に楽しい1日でした。

 

(S・K)

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初釜2018

2018年01月15日 | お茶会したり、旅行に行ったり。

昨日14日に、無事に初釜を開くことができました。

(待合の床の間)

 

インフルエンザにかかられて、

欠席された方が2人いらっしゃったのは残念でしたが、

ほぼほぼ、滞りなく進めることができました。

(お濃茶を点てています)

 

2席目の続き薄のお点前を担当したN村さんは、

初釜でのお点前デビューです。

 

今年は長板に、皆具「オランダ」を使いました。

 

床の間のお軸は、会場のクレオ中央大阪のものをお借りしました。

「閑坐聴松風」(閑坐して、松風(しょうふう)を聴く)

前大徳 文雅筆とありました。

「心静かにして、松風を聴く」とは、まさに初釜のお席にふさわしい言葉です。

ちなみに「松風」とは、茶釜のお湯が沸いて立てる音のことです。

釜は、会場にあったものがあまり良くなかったので、

Y先生がご自宅から運び入れてくださいました。

鶴に亀がしがみつくように乗っているお香合が愛らしかったです。

 

お花は椿とロウバイ。いい香りがしてました。

 

お楽しみのお菓子は、

主菓子が、N先生時代からの成穂会のお決まり「福寿草」(鶴屋八幡御製)です。

私がこの教室でお稽古を始めた33年前には、もうこのお菓子でした。

 

お干菓子は

干支せんべいが末富御製、手前の「戌張り子」が鶴屋八幡御製です。

 

おまけで、「ぶらタモリ」でも紹介されたという

みなとや御製の「幽霊子育て飴」もお出ししました。

この飴にまつわる物語は、こちらでどうぞ。

 ↓

http://kyoto.wakasa.jp/detail/27/967/

 

食事は今年も「さえき」さんにお願いしました。

 

同じN先生のもとで学ばれたY原様や、

私たちのクラスのOGであるT郷さん、I江さん、T下さん、A川さん。

毎年初釜には参加いただいて、

1年に1回、お会いできるのが本当に嬉しいです。

 

今年一年の精進を誓いつつ、無事に初釜も終了しました。

ありがとうございました。

 

(S・K)

 

 

 

 

 

コメント (2)
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