1月13日のお稽古では、
平なつめを使ったお点前を行いました。
主菓子は「冬景色」(福壽堂秀信御製)です。
お干菓子は、末富御製の「京ふうせん」と、
両口屋是清御製の「二人静」。
美しい色の「京ふうせん」は、
平安時代の女官たちの装束の「かさねの色目」の
基本の5色をお砂糖で表現したものだとか。
口どけのよいふやきのお菓子でした。
次回は2月3日@クレオ大阪中央です。
(S・K)
1月13日のお稽古では、
平なつめを使ったお点前を行いました。
主菓子は「冬景色」(福壽堂秀信御製)です。
お干菓子は、末富御製の「京ふうせん」と、
両口屋是清御製の「二人静」。
美しい色の「京ふうせん」は、
平安時代の女官たちの装束の「かさねの色目」の
基本の5色をお砂糖で表現したものだとか。
口どけのよいふやきのお菓子でした。
次回は2月3日@クレオ大阪中央です。
(S・K)
青空の広がった3連休の1日に、初釜を開きました。
床の間に「結び柳」。新春らしいお席になりました。
お軸は「和敬清寂」。小林太玄さんの筆です。
「和敬清寂」・・・主人と客が互いの心を和らげてつつしみ敬い、茶室の品々や雰囲気を清浄な状態に保つこと。千利休の茶道の精神・境地を表した語。
お棚は三重棚です。
主菓子は、何十年と初釜で使わせていただいている、
「福寿草」(鶴屋八幡御製)です。
お薄席のお干菓子も鶴屋八幡御製。
食事席の床の間には、水仙を生けさせていただきました。
お香合代わりに、
今年年女の、社中のK村さんが持ってきてくれた
ヘレンドのボンボン入れを飾りました。
そしてお楽しみのお食事は、
毎年お世話になっている奈良のさえきさんのお弁当。
今年のお客さま方です。
ご了解を得て、マスク姿でご紹介します。
1席目のみなさん
亡くなられた前の先生の初釜でいつもご一緒だったY原さん。
いつも初釜にお運びくださいます。
20年ぐらい前になるかしらん、OGのみなさん。
1年に1回でも、お顔を見せてくださるのが本当に嬉しいです。
2席目のみなさんは、着付け教室の方々です。
かつて曜日は違えど、同じ施設で学んでいた方々で、
いつも美しいお着物姿でお越しくださり、
初釜に花を添えてくださいます。
マスク姿で失礼いたします。成穂会の社中一同です。
(残念ながら、O川さんが欠席されています)
今回は、万全のコロナ対策の中、開催しましたが、
こんなものも売られているんですねぇ。
さて、次の反省会がてらのお稽古は
13日にクレオ中央大阪です。
(S・K)
明けましておめでとうございます。
成穂会は、1月9日の初釜に向けて、
6日に始動、初稽古を行いました。
お菓子は「菱はなびら」(たねや御製)です。
裏千家さんの初釜でよく使われるお祝い菓子で、
一般には「花びら餅」の名前でよく知られています。
ちょっとググってみると、「花びら餅」の由来は、
平安時代の宮中で元旦から3日間、長寿と延命を願って
固いお餅を食べる「歯固めの儀式」に用いられていた、
「菱葩餅(ひしはなびらもち)」だそうです。
新年の宮中参賀に出た公卿たちが、紅白の餅とごぼうを持ち帰って、
京都ならではの白みそを使ってお雑煮を作ったのだとか。
現在は一般化して、円形に薄くのばした白い求肥(ぎゅうひ)に、
ひし形の紅色をした求肥と白みそを使った白みそあん、
蜜煮にしたごぼうを乗せて二つ折りにした形になりました。
(参照:リケン「食のマメ知識」)
表千家では、初釜のお菓子に「花びら餅」を使うことにこだわらず、
成穂会では、故N井先生からの「偉大なるマンネリ」で
「福寿草」を使い続けています。
さて、9日に初釜。
再び感染拡大が心配される新型コロナウイルス感染症ですが、
十分に対策をとって敢行いたします。
今年もよろしくお願いいたします。
個人的なことですが、
昨年末に私、今秋に一人、還暦を迎える二人に
会からお祝いの品をいただきました。
唐物以上のお点前をする時に使用する袱紗だそうです。
素敵。あまりの美しさに感激しました。
ありがとうございました。
(S・K)