Y先生にお誘いいただいて、着付け教室の方とあわせて5人で
信貴山口近くの木心庵での桜のお茶会にうかがいました。
例年なら、まだ桜が残っていたでしょうに、
今年は早々と咲いてしまったので、
8日の桜のお茶会は「葉桜のお茶会」になってしまいました。
それでも受付で迎えてくれた八重桜が満開で嬉しかったです。
まず、うかがった野点席はなんと、池の上。
見上げれば、桜の木の天蓋で、
3日までに行われたお茶会では、
舞い散る桜で池の真っ白だったといいます。
私たちは残念、想像するだけで楽しみました。
いただいたお菓子は「春の野」と「桜」(どちらも絹屋御製)。
寒かったけれど、いいお天気で、
お日様の光に照らされてお茶をいただくという、
野点席ならではの醍醐味を味わいました。
しだれ桜のお棗(なつめ)がきれいでした。
本席は4畳の小間で、また別の趣がありました。
竹の中の渡り廊下を通っていくのも風情があります。
向こうのくり抜かれたところは、掘りごたつ形式で、
椅子のように足をおろして座れるようになっていました。
床の間。
お香合はかわいい兜でした。
お菓子は「花ごろも」(絹屋御製)。
中の餡に山椒が練り込まれているようでした。
お釜の耳付きがうさぎになっていて、かわいらしい。
お昼にお弁当をいただきましたが、
寒い日だったので、別にご用意くださったお蕎麦が温かくて嬉しかったです。
夕方からは近くの別会場で屋台村が用意され、
おでんやバーベキュー、スペアリブ、ちまきなどをふるまっていただき、
お腹いっぱいで会場を後にしました。
高台の会場からは遠くハルカスも見えました。
全く趣向の違う2つのお席を堪能できて、
本当に楽しい1日でした。
(S・K)
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