なつめ、つぼつぼ。

「お茶を気軽に楽しみたい」という仲間でお稽古をし、
お茶会を開いています。いつでも遊びに来てください。

2021年10月21日のお稽古。

2021年10月23日 | 今週のお稽古日記

季節外れの残暑の日が続いていたかと思えば、

いきなり寒くなってきました。

街でも、ウールのコートや

ダウンジャケットを着込んでいる人も見かけてびっくりです。

 

そうしたなかで、今月は珍しく2週続けてのお稽古。

(1週間前はクーラーを入れていたんですよね)

先週に続いて大板を使ってのお点前でした。

今年の風炉のお稽古も最後です。

 

お菓子は「ハロウイン」(松葉屋御製)。

中身は、ほこほこ、かぼちゃの餡でした。

 

お干菓子は、肉桂煎餅「しのわ」(末富御製)です。

ニッキの香り高いおせんべいでした。

添えられていた栞によると、

ニッキは江戸時代、享保の頃(18世紀初)に、

中国から伝えられたものだとか。

御銘の「しのわ」とは、

中国趣味の美術様式を意味する「シノワズリー」にちなんだものだそうです。

 

次回のお稽古は11月11日、クレオ中央大阪です。

 

(S・K)

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2021年10月14日のお稽古。

2021年10月18日 | 今週のお稽古日記

10月。風炉のお稽古は今月までということで、

大板を使ってのお点前をお稽古しました。

 

主菓子は鶴屋八幡御製の「うさぎ」。

10月18日が「十三夜」ということで、「うさぎ」でしょうか。

十三夜は、十五夜に次いでお月さまの美しい夜だということで

いにしえ人は、この日の月も愛でたんですね。

 

子どもの頃は「ひよこまんじゅう」など、こういうかわいいお菓子は

頭からかぶりつくか、お尻からかじるか、悩んだものですが、

お茶室ではもちろん、そのまま丸かじりしません(笑)。

こうした薯蕷饅頭はお菓子切りを使わず、手で割っていただいていいのです。

割ってみれば、黄身餡でした。

 

お干菓子には、青木光悦堂御製の「生姜せんべい」。

 

次回のお稽古は続いて来週、21日。

ドーンセンターです。

 

(S・K)

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2021年9月30日のお稽古

2021年10月01日 | 今週のお稽古日記

9月最後のお稽古。

 

本当なら10月のお点前ですが、

1ヶ月に1〜2回しかお稽古できないので、

一足早く「中置き」のお点前をお稽古しました。

 

少し肌寒さを感じる季節に、

風炉(釜)をややお客様の方へ寄せて行うお点前です。

お釜が畳の真ん中にあるので、

水指は左手の狭い空間に置くことになります。

そのため「細水指(ほそみずさし)」という細長い水指を使います。

いつもは借りている教室にあるお道具を使いますが、

私たちが昔、ずっと使っていた細水指を

先生が持ってきてくださいました。

 

 

 

主菓子は「糸菊」(松葉屋御製)。

ピンクのかわいらしいお菓子でした。

 

そして、お抹茶も今回は初めての「松の嶺」。

お詰めは三丘園さんです。

 

 

教室ではそろそろ初釜の相談が始まりました。

コロナがどうなるか、まだまだわからないので、

来年も社中のみで行うかという話になっています。

 

毎年、初釜に顔を出してくださっていた

古い仲間たちに会えないのは寂しく、残念ですが、

再来年こそは、みんなが笑顔でお会いできたらいいなと思います。

 

(S・K)

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