なつめ、つぼつぼ。

「お茶を気軽に楽しみたい」という仲間でお稽古をし、
お茶会を開いています。いつでも遊びに来てください。

特別稽古+お茶会

2016年04月27日 | お茶会したり、旅行に行ったり。

4月24日は日曜日のお稽古ということで、

午前中は日頃できないお点前の特別稽古とし、

午後からはお客様も招いてのお茶会となりました。

お茶会にお越しいただいた皆様には、

本当にありがとうございました。

 

さて、午前の特別稽古で教えていただいたのは、

「茶湯(ちゃとう)」と天目台を使っての濃茶、

そして、水瓶を使ってのお点前でした。

 

(水瓶を使ってのお点前)

 

今回初めて教わった「茶湯」とは、

献茶式などで仏前に茶を献じるときや、

供養のお茶を点てる作法だそうです。

 

数年前に、N井先生が亡くなられ、

昨年には、私たちの姉弟子にあたるY野先生が亡くなられ、

近々、追悼のお茶会を催したいという話もちらほらと。

 

そのときには、N井先生の「成穂会」を引き継いだ私たちが

お点前をさせていただくことになろうかと、

慌てないためのお稽古です。

Y先生も、N井先生の形見のお着物でいらっしゃいました。

 

床には、あらかじめお菓子が供えられています。

 

供えられるお茶は、

正客によって床に運ばれ、

花器を左に寄せて、右に供えられました。

 

午後からは、4人のお客様をお迎えし、

蹲(つくばい)、躙り口(にじりぐち)を使っての

正式な席入りを体験いただきました。

濃茶から続けて薄茶を差し上げました。

お菓子は、奈良・大和郡山市に本店を置く、

菊屋御製の「花菖蒲」です。

 

大和郡山城の門前にある菊屋さんで有名なのは「御城之口餅」です。

郡山城の城主だった豊臣秀長が、兄・秀吉をもてなすために作らせた餅で、

秀吉もたいそう気に入られたという逸話が残っています。

せっかくなので、午前中の特別稽古でいただきました。

 

本日はこのほかにも、おもたせで

石川県小松市の松葉屋御製「月よみ山路」をいただき、

みんなで楽しませていただきました。

 

この日、先生がお持ちくださった干支のお道具は、

お茶杓でした(ご銘『くくり猿」』)。

 

これからも時々は、日曜にゆったりと

特別稽古やお茶会をしていきたいねと話しています。

お茶会には、お茶の経験のない方も歓迎。

お菓子とお茶のほぼ実費(今回は700円)で

お茶会を体験いただけます。気軽にお越しください。

 

 

◆5月のお稽古日のお知らせ◆

5月12日(木)18:30~ ドーンセンター(天満橋駅)

5月27日(金)18:30~ 東大阪市布施駅前リージョンセンター(布施駅)

(18:30~20:00の間でお越しいただければお稽古できます)

 

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2016年4月7日のお稽古。

2016年04月08日 | 今週のお稽古日記

7日はすごい雨で、

大阪の満開の桜を全て散らせてしまったようです。

 

今週はシンプルに平点前のお稽古をしました。

個人的には、

この棚を使わず、お道具を全て運び出す平点前が大好きです。

お茶を習い始めた頃のことを思い出すのと同時に、

一つひとつの所作を丁寧に見直せるような気がします。

 

今週のお菓子は、両口屋是清御製の「醍醐の里」。

醍醐寺の花会式を表現したお菓子で

口の中で桜の香りが広がりました。

 

 

次回のお稽古は、

日曜の一日、お茶室をお借りしての特別稽古です。

午後からはにじり口を使っての席入りからお濃茶、続き薄茶という

お茶会の形でのお稽古をします。

お濃茶席に関心のある方の、会員以外の参加もOKです。

お茶とお菓子代の実費700円です。

ご参加希望の方は、17日までにお声がけください。

 

(S・K)

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