なつめ、つぼつぼ。

「お茶を気軽に楽しみたい」という仲間でお稽古をし、
お茶会を開いています。いつでも遊びに来てください。

インドサリーのお着物。

2016年01月30日 | よもやま話

以前、大変なインド好きのお稽古仲間がいました。

Kさんです(旧姓Sさん)。

(いつも、ブログを見てくださって、ありがとうね

 

以前に、彼女のお友だちが

私たちのカジュアルなお茶会に遊びに来てくださったときに、

インドサリーを着てこられました。

 

インドシルクの光沢のある生地がとても美しいサリーでした。

それを見たY先生。

Kさんに、次にインドに行ったら、

シルクのサリーを買ってきてほしいとお願いしたそうな。

 

その話は初めてうかがいましたが、

そのサリーから仕立てられたというお着物が、

今回の初釜に初登場!

 

前はこんな感じ。

 

 

裾もきれいに柄を合わせられています。

 

 

袖口がややオリエンタルな香り。

 

 

サリーは6mもあるそうで、

だから着物を仕立てるのに十分だったとか。

そうか、インドの女性たちは、

6mもの布地をぐるぐる身体に巻きつけているんですね。


小さな刺繍が、まるで紋のようでした。

 

 

お茶の世界に「見立て」というものがあります。

道具として作られたものではないものを道具に見立てて用いることですが、

このお着物も素敵な「見立て」でした。

 

(S・K)

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お猿さんがいっぱい。

2016年01月29日 | お茶会したり、旅行に行ったり。

初釜では、干支ものをよく使いますが、

今年はとりわけ、

年女のY先生が私物を多く持ち出してくださり、

お猿さんたちで賑わいました。

まず、玄関でお客さまをお迎え。

お花は、フラワーアレンジメントの先生でもあるOさんが仕上げてくれました。

お茶室の床の間のお香合は「見ざる、聞かざる、言わざる」。

敷かれている古帛紗もお猿さん柄です。

そういえば、お濃茶の席の出し袱紗もお猿さんでしたが、

ごめんなさい、撮影し忘れてました。

 

今年の人気者は、このお茶碗でしたね。

 

もう一つ。お猿さんの三番叟です。

 

そして、おそらく、お客様のどなたの目にも

ふれることがなかったのは、蓋置。

 

申年には、厄や病が去るといういわれもあります。

今年一年もつつがなく過ごせますように。

 

次回は、インドサリーの生地で仕立てられたお着物を紹介します。

びっくりぽんですよ。

 

(S・K)

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2016年初釜。

2016年01月27日 | お茶会したり、旅行に行ったり。

この日曜日、1月24日に無事に初釜を終えることができました。

お越しいただいたお客様には、本当にありがとうございました。

 

「好日」

いやいや、この冬一番の寒波を迎え、

荷物を運んでくれるKさんの車の、雪の心配をしたりと

気持ちも気温もヒヤヒヤの一日でしたが、

何とか天候に恵まれ、雪は大丈夫でした。

 

今年の初釜は、昨年から利用し始めた布施のお茶室でしたが、

いつものお稽古は夜なので、

点前畳の前から自然光が入ることに気づいたのはMさん。

故N先生のご自宅での初釜でも、

点てたお茶に自然のやさしい光が映りこんでいましたよね。

 

ところで今回、Y先生に珍しいものをご用意いただきました。

京都の安井金比羅宮から授かってくださった「稲宝来」です。

「新しい年の豊かな実りと無病息災、

 招福吉兆を祈る新春にふさわしい縁起物」だそうです。

皆さんのこの一年のご多幸とご健康を祈願して、

待合の床に飾らせていただきました。

 

待合のお花は、水仙と椿。

新春の香りを添えました。

 

ちなみにお茶室の床は、紅白の椿です。

 

お菓子はもう「偉大なるマンネリ」の

「福寿草」(鶴屋八幡御製)。

 

お干菓子は、今回は3種盛り(刺身じゃないって)。

一番奥は、「松風」です。

今回は珍しく、京都のではなく

熊本県菊池市の正観寺丸宝(しょうかんじまるほ)御製のもの。

“日本一薄い和菓子”をうたっているらしく、

本当に繊細な薄さで、程よい甘みがお茶席にもぴったりのお菓子でした。

菊盆にも映えます。

 

食事は、今年3回目の「さえき」さんで。

 

毎年来てくださっていた姉弟子のY先生が、

昨年10月に亡くなり寂しさがあった一方で、

今年は、若い3人の新しいお客様をお迎えしました。

お濃茶も初めてだったそうですが、楽しんでいただけたでしょうか。

これからも一年に一度、

新年の清々しい空気をお茶席で楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

さて、今回、Y先生が年女ということで、

たくさんのお猿さんに出会えました。

その話題は次回に。

 

そして、今は東京住まいのKさんへ。

あのインドサリーがお着物になりましたよ。

それもまた、このブログで紹介します。

乞うご期待!

 

(S・K)

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2016年1月22日のお稽古。

2016年01月23日 | ご挨拶

布施のお茶室は

木曜の利用が混んでいるようで

今回は金曜にお稽古となりました。

 

いよいよ今週末に初釜を控えて、

最終のお稽古、そしてお道具の確認です。

 

本日のお菓子は「厄除まんじゅう」(たねや御製)。

もうすぐ節分なんですね。

小豆の赤い色には厄除けの力があるとされ、

節分には親しい人などにお餅やお菓子が振る舞われたのだとか。

(たねやさんの栞からの受け売り・・・笑)

 

お干菓子は「京吹き寄せ豆」(菓のや御製)と干柿。

 

さて、いよいよ日曜は初釜。

お客様のお越しを心よりお待ち申し上げています。

 

雪が降りませんように。

 

(S・K)

 

2月のお稽古の案内

4日(木)・・・ドーンセンター

19日(金)・・・東大阪布施市民センター

 

 

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2016年1月14日のお稽古。

2016年01月15日 | 今週のお稽古日記

今年最初のお稽古は、ドーンセンターから。

もちろん、24日の初釜に向けてお稽古です。

お菓子は、紅白饅頭の「白」。

 仙太郎御製です。

 

今年の初釜の参加者は17名。

初釜に、初めてお迎えするお客様も3名様いらっしゃいます。

心をこめて、おもてなししようと、

最終の打ち合わせもしました。

 

22日のお稽古は、初釜の会場となる布施のお茶室。

最終確認してまいります。

 

 

遠くに移られた昔のお稽古仲間からのお年賀状で

いつもブログを懐かしく読んでくださっているとありました。

ありがとうございます。

頑張って続けていこうという力になります。

 

今年もよろしくお願いいたします。

 

(S・K)

 

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