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なつめ、つぼつぼ。

「お茶を気軽に楽しみたい」という仲間でお稽古をし、
お茶会を開いています。いつでも遊びに来てください。

堺のお干菓子「しなもん ひとつぶ」

2014年05月01日 | こんな、あんな和菓子
3月末に成穂会メンバーで出かけた「利休バス」の
お土産にいただいた堺の銘菓です。
(※残念ながら、仕事で参加できませんでした)

利休ゆかりの地である堺市には、
たくさんのお菓子屋さんがあります。

小島屋さんの「けし餅」や、
かん袋さんの「くるみ餅」などは有名ですね。

いただいたのは、お干菓子「しなもん ひとつぶ」。


八百源来弘堂さんの御製です。


和三盆糖の上品な甘みと、
口の中で広がるシナモンの香りが絶妙な逸品でした。


(S・K)




お干菓子「庚申さん」

2014年01月29日 | こんな、あんな和菓子
今年の初釜のお客様へのお土産にご用意したのは、
寧楽菓子司・中西与三郎さんのお干菓子「庚申さん」です。


以前の「御菓子司 なかにし」から、
いつのまにかお店の名前を改称されたようです。
(私は前の名前のほうが親しみがあって好きだなぁ)


庚申さんといえば、
奈良町の中にある庚申堂のまわりに吊られている身代わり猿です。
おうちの軒先にも、家族の数だけ吊られていて、
家族にふりかかるはずの不幸を代わって受けてくれると考えられています。

お菓子についていたお店のしおりによれば、
もともとは中国では古くから
猿は悪魔払いのお守りだったようで、
三蔵法師も天竺への道中、猿のぬいぐるみを馬の鞍につけていたとか。
それが後に、孫悟空の物語になったといわれているそうです。
(知らなかったな)


中西さんの「庚申さん」には主菓子もあり、
私はそちらも大のお気に入り。

こしあんと白あんの2種類がありますが、
いつもはこしあんの方が好きな私も、
「庚申さん」に限っては、白あんをおすすめしています。


また、中西さんのお干菓子には「幻の絹」があります。
シルクロード終着の地、奈良らしい御銘です。
以前にも、こちらの記事で紹介しました。

小豆の香りが香しく、
初釜でお客様でお見えになったOさんもご存知でした。
比較的最近に作られたお菓子ですが、
すでにお茶をたしなまれている方々の間で人気のようです。











今日のお稽古

2013年09月27日 | こんな、あんな和菓子
今日のお菓子は柿の羊羹です


茶会に向かい、徳島からのメンバーが来ました
和三盆の入ったクッキーです



色々と名物などいただけると嬉しいです

京都から通っているメンバーは
茶会のお点前をするため、頑張ってます

ここ数日、涼しい風が秋だなと感じます
十月になれば袷の着物になりますから
当日も爽やかでありますように

Y.H


奈良の葛菓子

2013年08月12日 | こんな、あんな和菓子
残暑お見舞い申し上げます。

酷暑の毎日が続きますが、体調を崩されていないでしょうか。

8月のお稽古は、8日、15日とお休み。

しばらくブログの更新も滞ってますので、
ちょっと、夏らしいお菓子のご紹介を。

近所に住む友人からのいただきものです。

本店が東大寺の転害門(てがいもん、と読みます)近くにある、
井上天極堂さん。
葛菓子で有名です。

いただいたのは、
葛餅、葛水ようかん、胡麻豆腐の詰め合わせでした。


さっそく冷やしていただいた水ようかんはこんなの。


本店の2階はカフェにもなっているので、
そこでは葛きりなどもいただくことができます。

奈良にいらっしゃたら、どうぞ。


(S・K)

堺のお干菓子「利休古印」。

2013年06月10日 | こんな、あんな和菓子
千利休のふるさと、堺市にはたくさんのお菓子屋さんがありますが、
そのうちの一軒、丸市菓子舗さんで求めたお干菓子「利休古印」です。

利休が貿易商として使っていた印鑑を写したもので、
丸いほうが「納屋判」、四角いほうが「竹判」だそうです。




和三盆の上品な甘みがコーヒーにも合いました。