メイの風散歩   ブログはじめました!

つれづれに思う風散歩と、時間とともに消えてしまう生け花のブログです

森の巨木  あがりこ大王

2011年10月16日 | 
大きなブナの木があるというので出かけて行った。
車を止めてそれほどの山でもないと思える森に入っていった。
常の運動不足がきいて、すぐ足ががくがくいってきた。

しかし周りを見ると大好きな樹木の葉はもう秋を迎えているのに
まるで春先かと思うようなきれいな緑だったが、やはり季節は進んでいて、
すがしい秋の風が頬を撫でてゆき、気持ち良かった。

周りのブナは今まで見るのとは違った樹形で体をくねらせながらも太く育っていた。
この木を「あがりこ」と言っていた。初めて聞く言葉だったがこれは人手を入れたブナ林をいうらしい。

人が伐採した後、子が出て新しい芽が吹き成長したので形が変形したブナがあちらこちらにある山だった。

そしてその中でも一番大きなブナに「あがりこ大王」と名付けてあった。

掲示板には
    森の巨人たち100選
    No.20 
    樹種 ブナ
    幹周   7.62m
    樹高     25m
    樹齢    300年(推定)以上
と記されていた。


初めて木に抱かれたいと思った瞬間がこの散策の中であったことに驚いた私がいました。