ちょうど昨年の今頃に情報を得て、RTL2832Uを使ったワンセグチューナーをSDRとして使うということを試し、ブログのエントリを書きました。
ハードウェアの値段が安い割に楽しめる、ということだと思うのですが、多くの人が色んなことを試されてるようです。そのせいか、今だに当ブログをご覧いただくことがあるようなのですが、もう内容が古くなっている気がして申し訳ないような気持ちになったりもします。
たとえばWindowsでの利用に関してですが、今始めるならSDR#が一番楽なんではないでしょうか。最近では必要なDLLをダウンロードしてくれるインストールパッケージ的なものもありますし、これを使ったインストール方法も、たとえば suupenさんという方が日本語で解説してくださっています。
HDSDRも、一年前に紹介した時とは少し変わっていて、本体を普通にインストールした後、ハードウェアのページのRTL SDRのリンク先からExtIO_RTL.dllをダウンロードしてHDSDRのフォルダに入れれば良いようです。
他にもSDRConsoleというソフトウェアがリリースされています。これもRTL用のDLLを別途コンパイルする必要があるのですが、Michael Morgan氏がここにバイナリを置いてくれています。
いずれの場合にも、まずはZadigによるドライバのインストールを行う必要がありますが、そこはやり方自体は私の以前のエントリと同じですし、上で参照したsuupenさんの記事でも説明されています。個々のソフトウェアで必要になるライブラリは、それぞれAPIが違うために異なるものが必要ですが、いずれもosomosdrで開発、配布されたものが元になっています。
チューナ自身については、私は最初のDS-DT305の他に、E4000を使用したもの、R820Tを使用したものをいくつか購入しました。E4000は製造中止という話が出てR820Tを購入した経緯があるのですが、eBayではまだ入手可能なようです。日本で普通に入手出来るものとなると、今もDS-DT305(fc0012)、LT-DT309(fc00013)辺りでしょうか。
周波数のカバー範囲はチューナによって違いがありますが、基本的にはVHF以上になります。でもそこはやはりHFも受信したいと思う人がいるわけで、そのためにコンバータを作る人もいますし、フロントエンドのチューナチップをバイパスして直接RTL2832Uに信号を入れてダイレクトサンプリングを試している人もいます。
この辺の詳細は紹介しきれませんが、私は主に下記のブログ等から情報を得ています(日本語のページです)。すでにご存知の方も多いと思いますが、ご参考まで。
・ゆうちゃんのパパさんのブログ 主にACARSなど航空無線の受信を目的とされていますが、RTL-SDRを使って各種ソフトウェアを試したり、ハードウェアを改造したりと幅広い話題満載です。
・JA5FNXさんのブログ 最初に情報をやりとりして以来、参考にさせていただいてます。また、FacebookでもSDR-JAPANというグループを運営されているようですので、興味のある方は参加されてはいかがでしょうか。
・@edy555さんのTumblr RTL-SDRに関しても、HF用コンバーターやソフトウェアを開発、実験をされていますが、それ以外にもGNURadioやVNAの自作など幅広い内容で刺激を受けています。
他にもあると思いますし、海外にも目を向ければこの小さなドングルで色んなことをやっている人がいるのが見つかると思います。
ハードウェアの値段が安い割に楽しめる、ということだと思うのですが、多くの人が色んなことを試されてるようです。そのせいか、今だに当ブログをご覧いただくことがあるようなのですが、もう内容が古くなっている気がして申し訳ないような気持ちになったりもします。
たとえばWindowsでの利用に関してですが、今始めるならSDR#が一番楽なんではないでしょうか。最近では必要なDLLをダウンロードしてくれるインストールパッケージ的なものもありますし、これを使ったインストール方法も、たとえば suupenさんという方が日本語で解説してくださっています。
HDSDRも、一年前に紹介した時とは少し変わっていて、本体を普通にインストールした後、ハードウェアのページのRTL SDRのリンク先からExtIO_RTL.dllをダウンロードしてHDSDRのフォルダに入れれば良いようです。
他にもSDRConsoleというソフトウェアがリリースされています。これもRTL用のDLLを別途コンパイルする必要があるのですが、Michael Morgan氏がここにバイナリを置いてくれています。
いずれの場合にも、まずはZadigによるドライバのインストールを行う必要がありますが、そこはやり方自体は私の以前のエントリと同じですし、上で参照したsuupenさんの記事でも説明されています。個々のソフトウェアで必要になるライブラリは、それぞれAPIが違うために異なるものが必要ですが、いずれもosomosdrで開発、配布されたものが元になっています。
チューナ自身については、私は最初のDS-DT305の他に、E4000を使用したもの、R820Tを使用したものをいくつか購入しました。E4000は製造中止という話が出てR820Tを購入した経緯があるのですが、eBayではまだ入手可能なようです。日本で普通に入手出来るものとなると、今もDS-DT305(fc0012)、LT-DT309(fc00013)辺りでしょうか。
周波数のカバー範囲はチューナによって違いがありますが、基本的にはVHF以上になります。でもそこはやはりHFも受信したいと思う人がいるわけで、そのためにコンバータを作る人もいますし、フロントエンドのチューナチップをバイパスして直接RTL2832Uに信号を入れてダイレクトサンプリングを試している人もいます。
この辺の詳細は紹介しきれませんが、私は主に下記のブログ等から情報を得ています(日本語のページです)。すでにご存知の方も多いと思いますが、ご参考まで。
・ゆうちゃんのパパさんのブログ 主にACARSなど航空無線の受信を目的とされていますが、RTL-SDRを使って各種ソフトウェアを試したり、ハードウェアを改造したりと幅広い話題満載です。
・JA5FNXさんのブログ 最初に情報をやりとりして以来、参考にさせていただいてます。また、FacebookでもSDR-JAPANというグループを運営されているようですので、興味のある方は参加されてはいかがでしょうか。
・@edy555さんのTumblr RTL-SDRに関しても、HF用コンバーターやソフトウェアを開発、実験をされていますが、それ以外にもGNURadioやVNAの自作など幅広い内容で刺激を受けています。
他にもあると思いますし、海外にも目を向ければこの小さなドングルで色んなことをやっている人がいるのが見つかると思います。
あちこちのサイトに情報がありますが、さてどれが今の情報なの?と初心者には混乱してしまいます。USBドングルそのものもいろいろあるようですし、今回の情報は大変参考になります。
今後ともこの種の情報提供よろしくお願いします。
私も最新の情報はあまり追っていないので、適切なサマリーになっているか不安ですが、一年前の情報のままだとまずいかな、と思い記事を書きました。
今では日本語でもたくさん情報があって確かに混乱する場面もあると思いますが、それだけ豊富だということでもありますので、是非色々とトライされてください。
何か気付いたことがあれば出来るだけまた記事を書きたいと思います。