コメント欄でインストールの方法について質問がありましたので、Windows上でRTL2832U使用のワンセグチューナーをSDRとして利用するためのソフトウェアのインストールについて、ひと通り流れを説明したいと思います。基本的には元のページの内容をよく読んで理解した上で行なわれることをお薦めします。
また、私はWindows7 64bit版で動作させていますが、他の環境についても同じように行くかはわかりませんし、ここで記述する通りにやってみてうまく行かなくても責任は負えません。
今回インストールするのは、Balint Seeber氏がwiki.spench.netで配布されているものです。これはインストーラーパッケージになっていて、必要なドライバ、HDSDRなどのSDRソフトウェア、ドライバとHDSDR等を橋渡しするExtIOライブラリなど必要なソフトをすべてインストールできるようになっています。
ただ、私の感想では先にHDSDRなり、Winradなりをインストールしておいた方が間違いが少ないかなと思います(後で出てくるフォルダの指定さえ間違えなければ全部やってもらった方が楽なんですが)。
このソフトウェアに関する説明、ダウンロードのリンクは、http://wiki.spench.net/wiki/USRP_Interfaces のページにあります。最初のところにページ内の目次がありますが、そこの"7.3.2 Installer"と書かれているところにインストーラー(ExtIO_USRP+FCD+RTL2832+BorIP-BETA_Setup.zip)へのリンクがあります。ミラーとオリジナルのリンクがありますが、「ミラーを使ってくれ」と書かれているので出来るだけミラーサイトの方からダウンロードしましょう。
ダウンロードして展開すると中身は実行ファイルが1つですので、それを実行します。あとは流れに従って進めるのですが、いくつかのポイントだけ以下で説明します。チューナー自体はこの段階で接続しておけばいいと思います(通常の環境であればWindowsが新しいデバイスを検出するもののドライバーのインストールに失敗するはずで、それでOK)。このとき、デバイスマネージャで該当デバイスのところをダブルクリック、詳細->ハードウェアIDでIDをメモっておきます)。
インストーラを実行して進んでいくと最初の方でインストールするコンポーネントを選択するところがあります。ここは基本的にいじる必要はないのですが、前に書いたように先にHDSDR等をインストールしているのであれば、下の方の"Download an SDR receiver application"のところはチェックを外しておきます。
"next"を押して進むと、今度はHDSDR等のインストールされている(あるいはこれからされる)フォルダを指定するように言われます。インストーラはここで指示されたフォルダに必要なライブラリ等をインストールします。
私の場合は"E:hdsdr"という場所にHDSDRをインストールしてあるので、そこを指定しています。ご自分の環境に合わせて設定してください。
次にドライバのインストールの選択画面が出ます。ここで対象となるワンセグチューナーに対応するDeviceを選択します。何も出なければOptionsから"List all devices(だったと思う)"を選ぶとデバイスを選択できるようになるはずです。VIDとPIDを確認しましょう。また、ここに紹介する画面ではDevice名がRTL2832Uになっていますが、必ずそう表示されるのかどうかは判りません。それと、最初にインストールしたときにはVID, PIDの右にMIという欄もあった気がするのですが、そこは"00"を入力すればOKでした。そしてこれが一番重要なのですが、右のTargetのところで必ずWinUSBを選択してください。デバイスとターゲットのドライバの選択を確認したら下のInstall Driverをクリックします。
ドライバのインストールが終わるとダイアログが出ますが、closeして大丈夫なはずです。その後さらにインストールが進んで下のような画面になるとインストールは終了です。
ここでNextをクリックするとBorIP起動とドキュメント表示のチェックボックスがありますが、いずれも外して終了して結構です。ドキュメントは元々のページです。
インストールは以上で終了です。HDSDRをインストールしたディレクトリの中に、ExtIO_USRP.dllなどがインストールされていることを確認してください。もう一点、デバイスマネージャで、libusb(WinUSB)devicesの下にRTL2832Uがぶら下がっていることを確認できれば、まず間違いないと思います。
実際の使用については端折って書きます。HDSDRでしたらOptions->Select InputでUSRPを選択します。そうするとExtIOの画面が出ますので、Device HintのところにRTLと記入してCreateボタンを押してエラーが出なければ成功です。これでHDSDRをスタートさせればワンセグチューナーをHDSDRから操作し受信できるようになります。
一応ひと通り説明したつもりですが、不十分な点、間違い等もあるかも知れません。その場合はご容赦ください。お気づきの点があればご指摘いただければ幸いです。
また、私はWindows7 64bit版で動作させていますが、他の環境についても同じように行くかはわかりませんし、ここで記述する通りにやってみてうまく行かなくても責任は負えません。
今回インストールするのは、Balint Seeber氏がwiki.spench.netで配布されているものです。これはインストーラーパッケージになっていて、必要なドライバ、HDSDRなどのSDRソフトウェア、ドライバとHDSDR等を橋渡しするExtIOライブラリなど必要なソフトをすべてインストールできるようになっています。
ただ、私の感想では先にHDSDRなり、Winradなりをインストールしておいた方が間違いが少ないかなと思います(後で出てくるフォルダの指定さえ間違えなければ全部やってもらった方が楽なんですが)。
このソフトウェアに関する説明、ダウンロードのリンクは、http://wiki.spench.net/wiki/USRP_Interfaces のページにあります。最初のところにページ内の目次がありますが、そこの"7.3.2 Installer"と書かれているところにインストーラー(ExtIO_USRP+FCD+RTL2832+BorIP-BETA_Setup.zip)へのリンクがあります。ミラーとオリジナルのリンクがありますが、「ミラーを使ってくれ」と書かれているので出来るだけミラーサイトの方からダウンロードしましょう。
ダウンロードして展開すると中身は実行ファイルが1つですので、それを実行します。あとは流れに従って進めるのですが、いくつかのポイントだけ以下で説明します。チューナー自体はこの段階で接続しておけばいいと思います(通常の環境であればWindowsが新しいデバイスを検出するもののドライバーのインストールに失敗するはずで、それでOK)。このとき、デバイスマネージャで該当デバイスのところをダブルクリック、詳細->ハードウェアIDでIDをメモっておきます)。
インストーラを実行して進んでいくと最初の方でインストールするコンポーネントを選択するところがあります。ここは基本的にいじる必要はないのですが、前に書いたように先にHDSDR等をインストールしているのであれば、下の方の"Download an SDR receiver application"のところはチェックを外しておきます。
"next"を押して進むと、今度はHDSDR等のインストールされている(あるいはこれからされる)フォルダを指定するように言われます。インストーラはここで指示されたフォルダに必要なライブラリ等をインストールします。
私の場合は"E:hdsdr"という場所にHDSDRをインストールしてあるので、そこを指定しています。ご自分の環境に合わせて設定してください。
次にドライバのインストールの選択画面が出ます。ここで対象となるワンセグチューナーに対応するDeviceを選択します。何も出なければOptionsから"List all devices(だったと思う)"を選ぶとデバイスを選択できるようになるはずです。VIDとPIDを確認しましょう。また、ここに紹介する画面ではDevice名がRTL2832Uになっていますが、必ずそう表示されるのかどうかは判りません。それと、最初にインストールしたときにはVID, PIDの右にMIという欄もあった気がするのですが、そこは"00"を入力すればOKでした。そしてこれが一番重要なのですが、右のTargetのところで必ずWinUSBを選択してください。デバイスとターゲットのドライバの選択を確認したら下のInstall Driverをクリックします。
ドライバのインストールが終わるとダイアログが出ますが、closeして大丈夫なはずです。その後さらにインストールが進んで下のような画面になるとインストールは終了です。
ここでNextをクリックするとBorIP起動とドキュメント表示のチェックボックスがありますが、いずれも外して終了して結構です。ドキュメントは元々のページです。
インストールは以上で終了です。HDSDRをインストールしたディレクトリの中に、ExtIO_USRP.dllなどがインストールされていることを確認してください。もう一点、デバイスマネージャで、libusb(WinUSB)devicesの下にRTL2832Uがぶら下がっていることを確認できれば、まず間違いないと思います。
実際の使用については端折って書きます。HDSDRでしたらOptions->Select InputでUSRPを選択します。そうするとExtIOの画面が出ますので、Device HintのところにRTLと記入してCreateボタンを押してエラーが出なければ成功です。これでHDSDRをスタートさせればワンセグチューナーをHDSDRから操作し受信できるようになります。
一応ひと通り説明したつもりですが、不十分な点、間違い等もあるかも知れません。その場合はご容赦ください。お気づきの点があればご指摘いただければ幸いです。
お忙しい中お手数をおかけいたしましたが、ありがとうございました。
Best73/72 de JA9MAT 小町秀彦
http://sdrsharp.com/index.php/sdr-now-has-rtlsdr-and-extio-support
を発見しまして、HDSDRから乗り換えました。FMもステレオで良い感じで鳴ってます。先の内容に書きましたFM受信時の問題は、どうやらHDSDRに固有するものかもしれません。こちらのソフトがFBですので、しばらくこれでやってみます。
たった今、動作が確認できましたが、50メガのラグチューがベランダのアンテナでFBに受信できました。
145メガのFMも聞こえました。これは面白いですね。
1segチューナーとしても使おうと思うと、そのたびにデバイスドライバを入れ替える必要があると思うので現実的ではない気がします。残念ながら。
それから"SDR#"は知りませんでした。今度試してみます。情報ありがとうございます。
あと、当ブログへのリンクはどれも自由に張っていただいて構いません。こんなブログでお役に立てれば幸いです。ワンセグチューナーをSDRとして使うのは、JAの他の方も試しておられる方がいらっしゃいますので、検索されるとすぐ見つかるかと思います。そちらも参考にされてください。
http://www.ebay.com/itm/180879062218?ssPageName=STRK:MEWNX:IT&_trksid=p3984.m1497.l2649
をオーダーしてみました。中身が「本物」であることを祈ります。Hi どうもE4000は品薄(品切れ?)で、FCXXXXが出回っているような記事も見つけました。いろいろはまってますが面白いです。
また、現在 HFを聞こうと、手持ちのDBM(ADE-1)で試作・実験をやっていますが、Loの挿入レベルが弱いのか、信号レベルも上がって来ません。7MHzのQSOや、ひと通りのBCLの帯域は聞こえていますが、SWL用とまでは行きません。気になっているのは、
http://icas.to/lineup/sdr-vu-dgl.htm
にありますHDSDRの受信イメージです。こんなに綺麗にスペクトラムが出ればいいのですが...では、また新情報あればQSP致します。
Best73/72 de JA9MAT
http://qrper72.blogspot.jp/2012/07/rtl-sdr-ne612-hfconverter-result.html
LOに使用した106MHzの発振器の出力レベルを、そのVdd側にPOTを入れて調整しています。これで、最適なスペクトラムが得られるようADJしています。
フロントエンドにNT616という古いアンテナチューナーを挿入すると、信号の明瞭度が格段に上がることがわかります。ケーシングする際には、オールバンド対応のBPFがあればいいのですが、そこまでやるの?っという声も聞こえてきますね。まぁ、このあたりでケースに入れましょうか。Hi
では、良い週末をお過ごしください。
楽しい話題、ありがとうございます。