
出来上がってSGを接続し、PowerSDR等を用いて動作チェックしているときに、目的信号とともに、スプリアスのようなものが並んで見えたのが気になっていました。受信帯域の中心周波数から見て高調波のように並んでいるので、最初はオーディオ段の歪かとも思ったのですが、よく考えてみると私が組み立てたsoft66はバンドパスフィルタの無いバージョンなので、ジェネレータの高調波を拾っているのではないかと思い当たりました。きのうはそれでおしまいだったのですが、さきほどバンドパスフィルタを入れてテストし直してみると、ビンゴ!です。写真の上側がBPFをスルーにした場合、下側がBPFをONにした場合のスペクトラムです。中央の山は残りますがきれいなスペクトラムになっています。
それでは逆に元々の目的周波数の3倍にあたる21MHz帯のBPFを入れて、21.2MHzの信号を放り込んでみるとどうなるか試しにやってみました。7MHzの場合と比べて出力レベルが10dB弱落ちるようですが、使えないことはなさそうです。
なお、7MHzにおけるノイズフロアは500Hz帯域で-103dBm程度となりました。長いあいだ校正していないSGの表示に基づく値なので絶対値はあまり意味がありませんが、softrock40と比べて10dB強、感度が低いという結果になっています。ミキサの構成やデバイスが違うのでそんなものなのかも知れません。この辺は自分で色々と回路を組んで調べられる力があれば良いのですが...
それでは逆に元々の目的周波数の3倍にあたる21MHz帯のBPFを入れて、21.2MHzの信号を放り込んでみるとどうなるか試しにやってみました。7MHzの場合と比べて出力レベルが10dB弱落ちるようですが、使えないことはなさそうです。
なお、7MHzにおけるノイズフロアは500Hz帯域で-103dBm程度となりました。長いあいだ校正していないSGの表示に基づく値なので絶対値はあまり意味がありませんが、softrock40と比べて10dB強、感度が低いという結果になっています。ミキサの構成やデバイスが違うのでそんなものなのかも知れません。この辺は自分で色々と回路を組んで調べられる力があれば良いのですが...
デバイスの違いで変わってくるのは、やはりON抵抗が効いているのでしょうか。回路図を見ると(softrockもその点は同じですが)アンテナのインピーダンスと、スイッチのON抵抗の値でOPアンプの増幅度が決まるように見えます。データシートを見ていると、TC4W66Fで250Ω程度、HC4066で50Ω程度、3126だと5Ω程度とかなり違いますよね。AF段のゲインだけでノイズフロアが決まるものでもないでしょうが、私のところのサウンドカードの今の設定では、ちょっとゲイン不足気味かなと感じています。
たいした測定器はありませんが、相対的な比較でもできることはやって行きたいと思っていますのでよろしくお願いします。