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サウンドカードの性能

2006-09-04 02:12:09 | サウンドカード/ドライバ
サウンドカードをA/Dコンバータとして利用するソフトウェアラジオの場合、サウンドカードの性能が、システム全体の性能に大きく影響してきます。また、サウンドカードの性能を最大限に生かすハードウェア(コンバータ)を設計するためにも、サウンドカードの性能をある程度把握しておく必要があります。本来は低歪の発信器やスペアナのような測定器が必要なのでしょうが、サウンドカードのLine in とLine outをループバック接続して、サウンドカード自身で測定に必要な信号を発生し、それをまた自身のキャプチャ側で取り込んで解析することにより、ある程度その性能を知ることが可能です。もちろん、その結果は再生側と録音側の両方の特性をあわせたものになってしまいますが。
そのようなツールの代表的なものがRightMarkが提供しているRMAA(RightMark Audio Analyzer)です。
また、同様にループバック接続した状態で、WaveGeneとWaveSpectraを使って複数の信号を入れたときの歪の様子などを見ることができます。
ところで、これらのソフトウェアではレベルの基本はサウンドカードのフルスケールのところになるわけですが、では具体的に自分の使っているサウンドカードのフルスケールのレベルって何Vなのか、計ってみたことはありますか? これくらいはオシロや電圧計があれば自分で計れそうです。
これらのデータと、実際にsoftrockやsoft66を接続したときのデータとを比較するもので見えてくるものがあるかなと思い、ぼちぼちデータを取りたいと思っています。
ちょうど、来月号(もうすぐですね)のトラ技の特集でサウンドカードの性能の測定が取り上げられるようですから、楽しみですね。

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