松江人の日帰り登山

私のモットー SIMPLE IS THE BEST

茶臼山へ

2022-02-24 | 日帰り登山

茶臼山 ちゃうすやま 171.4m
2/24 曇りから晴れ 出発地:松江市山代町 山代二子塚古墳駐車場 約12m

茶臼山には昨年春に登ったが、積雪の登山は今回が初めて。駐車場から5分歩いて北側の西口登山口から登る。今朝起きてみれば積雪あり。茶臼山にも雪が積もったが春の淡雪、融けるのが早い。急な斜面は雪融けでぬかるみ、滑らぬようゆっくり歩いていると登山者が下山してきたので声を掛ける。眺めの無いテレビ中継塔に寄り、登山口から25分で山頂。雲の間から陽射しものぞいて温かさを感じる。山も屋根もうっすらと雪が積もっているが、お昼になれば屋根の雪も消えるだろう。下山は同じ道を通ったが、滑らないよう更に慎重に一歩一歩下った。
午後2時過ぎ、買い物ついでに出雲かんべの里に寄ってみる。てんぐの広場もぬかるんでいるので園児たちは民話館前に居たが、広場に戻って女の子はママゴト遊びが始まる。真っ黒な泥水を掬いながら食器に移している。園児たちの防寒着は汚れて泥だらけだが、寒さも気にせず元気いっぱい。雪が消えてしまい、雪だるまが作れず残念がっている。陽が陰ってきて私は寒くなり、3時のお茶をよばれてから退散したが、帰りの車の中はポカポカ、暖房のスイッチを切って帰宅した。


山頂から中海方向 青空が広がってきた


山頂から風土記の丘(左の建物)方向 後方は空山の丘陵地


山頂から松江市中心街 後方の山は朝日山 手前の建物は湖東中学校


山頂から出雲かんべの里 左の建物は工芸館 離れて建っているのは民話館


山頂からだんだん道路 後方の山は松江北山 その手前の山は和久羅山と嵩山 


写真では分からないが急な下り道


明日作る食事は何がいい? 焚火を使って園児も手伝う昼食づくりの日


八雲立つ風土記の丘から見た茶臼山



出雲かんべの里へ 2/18号

2022-02-18 | 風物詩

待っていた雪が積もったので散策に出かけた。予報では曇りのち晴れ。いつもの尾根コース入口から長靴履いて出発。ちょっと登山を休むと足が重く感じるが、靴跡の無い雪の道を歩き出すとそれも慣れて気持ちいい。雨乞池を通り、下ってあやめ池に寄る。くぼみに溜まった池は積雪で消えている。ここから再び登りとなって尾根を歩く。動物の足跡はウサギだけ。まむし池の堤からの急斜面は設置されているロープにつかまって登る。少し下って一面に広がる畑の縁を行けば市道の舗装道に出る。下れば烏てんぐ、さらに進めばまむし谷池。大堤を通って民話館に出た。今日は園児たちの姿無し。雪でお休みのようで、台に残されたママゴトの茶碗に雪が積もっていた。約1時間半かかった。
先週ここに立ち寄ったら、バレンタインデーとやらで、園児たちは板チョコを砕いてポールに入れていた。時々つまみ食いしている。そのあと、お湯を入れてかき混ぜて溶かし、料理用の紙に置いた串の先にチョコを垂らして出来上がり。間もなく小学生になる女の子Aちゃんに「もう直ぐ1年生だね?」と聞くと「うん」。「楽しみだね」というと「(首を振る)」。「ここの方がいい?」とさらに聞くと「(うなずく)」。去年は「ランドセル買ってもらった!」と喜んでいたのに、この日はちょっと寂しげであった。来月になったら卒園して姿を見せなくなる。


尾根コースへの入口 横に駐車地がある


雨乞池


あやめ池 


畑の後方に馬潟の工場群と中海が見える


烏てんぐ 昔は牛市が開かれ、ここから大山を拝んだという


まむし谷池と大堤


和久羅山へ

2022-02-09 | 日帰り登山

和久羅山 わくらさん 261.8m
2/9 曇り時々晴れ 出発地:松江市西尾町 和久羅山登山駐車場 約35m

車で大橋川沿いを走っていると何時も目につく和久羅山、人の寝姿をしている頭の部分である。最近、山頂の木々の形が変わっているのに気が付いていたが、今日やっと登山して確認することにした。
雪は消えたものの、小さな谷沿いの山道はやはりぬかるみ道。谷を抜けて小尾根を登るが、ぬかるみが山頂まで続いていて、滑った靴跡もあるので慎重に進む。30分かかって山頂に着く。三角点の周囲と斜面の樹木が切り倒されていて眺めがとても良くなっていて明るい。細めの木が程よく残されていて安心した。安来の月山みたいにしてほしくない。山頂からは北西方向以外が眺められるので300度の視界といったところ。昨年は3月に登ったが、サクラの樹があるので春にはぜひ登って楽しんでもらいたい山である。
嵩山側から登って来た女性あり、「急斜面がぬかるんでいたでしょう」と声を掛ける。そのあと、私と同じコースを登って来たおじさん、長靴を履いている。「長靴のほうが良かったですね~」と言うと「これが一番」。よく山歩きされているようで、しばし長話。下山はこの人に付いて歩き、コース途中から、ぬかるみのない別の道を通り登山口に戻った。風は冷たいが、春近しを感じさせた。今日の登山者は私を含めて4人。


土橋のような尾根を進む


和久羅山山頂


見晴らしの良くなった三角点からの眺め 中海の向こうに大山が


松江市街地と宍道湖


大橋川と三角州


嵩山 山頂の休憩舎が小さく見える 後方の山は松江北山




CDを聴く 『ヴォルフ=フェラーリ  序曲と間奏曲全集 』

2022-02-02 | CD

コミック・オペラ作曲者
ヴォルフ=フェラーリの歌劇からの抜粋曲

コミック・オペラの始めは喜劇的なオペラだったそうだが、オペラとの違いは、歌と歌との間に台詞(セリフ)が入ること。歌劇《カルメン》もそのひとつであった。エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(1875-1948)はイタリアの作曲家。器楽曲も作曲しているが、コミック・オペラの作曲者として広く知られているものの、今ではどちらの作品も演奏されることは少ない。彼の作品でいちばん知られているのはスペイン統治下のナポリを舞台にした歌劇《マドンナの宝石》で、聖母像にはめ込まれている宝石をめぐる悲劇物語。〈第2幕 間奏曲〉がよく知られていて、ムード音楽と言われた時代に「聖母の宝石」という曲名でポピュラーに演奏されていた。〈第3幕 間奏曲〉がそれに次ぐ。CDにはこの歌劇から4曲が収録されている。他に歌劇《スザンナの秘密》《イル・カンピエッロ》など。タイトルにあるように序曲と間奏曲がある全歌劇から抜粋曲が聴けるが、フェラーリのこだわりから序曲と間奏曲はこのCDで演奏されている作品のみだという。
スペインでの録音だが、行ったこともないイタリア(それとも地中海?)の風を感じるような明るい録音。収録ホールの広さ、良い音響も感じる。フェラーリの曲自体も陰影のある優雅にして美しく、日本人好みの曲と言えよう。

ナクソス '06/5~'10/9録音 '21/10発売 7作品(14曲) 62:30 1,182円(輸入盤 ケース帯に日本語文 通販)
     フリードリヒ・ハイダー(指揮)
     オヴィエド・フィラルモニア(スペイン)