松江人の日帰り登山

私のモットー SIMPLE IS THE BEST

CDを聴く 『ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・チェロ・クリスマス』

2023-11-27 | CD

チェリストの贈クリスマス曲 


ジェームズ・クリーガーはアメリカ、メトロポリタン歌劇場のチェリスト。アンサンブルに加わるミュージシャンの楽器はピアノ・ホルン・クラリネット・ギター・ハープ・ハーモニカ・オーボエ・シンセサイザー・打楽器などと多彩である。〈ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス〉で始まり〈きよしこの夜〉で終わる。、演奏は厳粛さはなく、ハーモニカがあるようにジャズ・ポップス系のノリのよいアレンジ曲ばかり。いかにもアメリカらしいアット・ホームを感じる楽しそうで軽快な演奏を披露する。収録時間が短いのが残念。日本発売元の在庫処分で春の頃に買ったもの。在庫は僅からしい。ギルド・レーベル。日本語の帯あり。
あとひと月もすればクリスマスであり私の誕生日。今頃、ヨーロッパ各地では広場がLEDで美しく飾られ、クリスマス用の飾り物や食べ物を売るマーケットが開かれて、賑やかに屋台が並んでいることだろう。ニューヨーク名物、あの巨大なクリスマス・ツリーも29日から点灯されるので、日本のテレビでも放映されると思う。

東京エムプラス '18/11発売 13曲 40:57 1,770円 (国内向け輸入盤 通販)
        ジェームズ・クリーガー(チェロ)
        アンサンブル陣


紅葉は?の朝日山へ

2023-11-23 | 日帰り登山

朝日山あさひさん 341.8m(東の峰)
11/23 晴れから曇り 出発地:松江市鹿島町古浦 朝日山登山口駐車場 約19m 

9月に登ったばかりの山だけど、紅葉が気になって、用事を終えた午後から出かけてみた。途中の佐太神社入口の佐陀川に架かる橋辺りは参拝に行く
人が列をなしている。今日は神在祭「お忌みさん」という祭礼の日らしい。ふと、小さい頃に祖父母と祭りに出かけて、ケンポナシを買ってもらって食べたことを思い出した。
駐車場には10台近い車、登山途中に何人もの登山者が下山してきた。今日は子供たちの顔も見える。38分で東の峰。人の姿見えず、西の峰に行ったらお父さんと2人の男の子。お父さんに「この時間では、もう登山者は居ないと思っていました」と言うと、男の子が「これからラーメン食べるところ」と言ってカップを見せてくれた。展望台から西の経塚山へ行く道、南の長江ながえ方面に尾根伝いに下る道は、展望台横の入口が草刈りされていたので多分行けるのではないかと思う。
午後から雲が多くなってきた。陽が傾きだして朝日寺は陰に入ってしまい、紅葉にも陽が当たらなくなった。下山始めていると男女2人の登山者。時刻は3時近い。今から登るの? 日陰の山道は肌寒くなってきた。天気予報ではこの先一週間は晴天の日がないらしい。


竹林を通って成相寺に下るコースとの分岐地点 朝日寺まで「あとちょんぼし」


西の峰から見る恵曇えとも


西の峰 親子が美味しそうにカップラーメンを食べている 「これカップヌードルだよ」と教えてくれた


朝日寺境内 今年も掃き集められた落ち葉がハート型に...


表参道の石段の片隅にイチョウの葉と銀杏ギンナンがいっぱい



朝日寺境内 モミジの葉が染まる


奥大山の鏡が成へ(続き)

2023-11-04 | 日帰り登山

新小屋峠からカーラ谷へ
11/3 晴れ 新小屋峠 約995m

象山を下って新小屋峠分岐まで戻り、ゆるい鞍部を上がって行けば新小屋峠。車数台置ける空き地の向かいに烏が山登山口。「注意 熊出没」の看板がある。以前はキャンプ場向かいからも登山できたので私はこの道を上りに利用したが、2000年の地震による尾根筋の一部崩壊で道が通れなくなり、廃道となってしまった。カーラ谷コースは稜線に着くまで時間がかかり、雨後には黒い火山灰でぬかるむ所が数か所あって歩きづらい道になる。良い天気が続いて今日は堅めになっていたが、背丈もあるササの生える縁を通って奥へ進む。紅葉の樹々があり、陽に映えて葉が輝いている。急斜面の狭い道には2本の補助ロープがあり、つかんで登り、ここを越えると稜線にある分岐点に着く。新小屋峠への分岐から1時間かかった。右へ三角点(1230.5m)に行ける短い道はササに覆われて、今は行くことができない。正面は烏谷方向。左の道が烏が山(1448m)への登りで、目の前に迫っている。右足を心配してここで引き返す。上りで8人、下りで一人歩きの男女3人とすれ違った。結構登山者がいる。午後になって陽射しが黄色っぽくなり、紅葉の葉っぱが逆光に映えて一段と綺麗に見える。
鏡が成からの帰りは車や人混みを避けて御机から広域農道を通ったが、写真で知られている茅葺小屋の駐車場は乗用車やオートバイで満車、小さな小屋の周りも人が多い。ここは素通りして私の大好きな風景、旧日光小学校前で車を降り、写真を撮る。周りには人家無く、ジュースなどの販売機前で車を降りて買う姿が時折見かけるだけ。生徒数の減少で統廃合になった日光小学校は、今は日光公民館になっているようだ。


















奥大山の鏡が成へ

2023-11-03 | 日帰り登山

象山ぞうやま 1085.3m
11/3 晴れ 出発地:江府町御机みづくえ 休暇村奥大山付近駐車場 約920m

今朝起きれば雲ひとつない快晴の空。右膝の痛みが起きなければいいのだが、と思いつつ大山に向かった。大山寺の駐車場は満車。登山する人たちが列をなして登山口へ歩いていく。景観の良い鍵掛峠も満車。予定していた鏡が成高原は人も車も少なくて、奥に駐車して休暇村宿舎裏を通り、カサコソと音のする枯れた落葉を踏みしめながら新小屋峠への分岐へ。ここを右折して象山へ登りだす。ここもやたらと丸太の階段が続き、かえって歩きづらい。何か花が咲いていないか確かめながら40分で山頂。やがて登山者がボチボチ登ってきた。登って来られた中年夫婦から「大山は近いですか?」と尋ねられる。「あの岩壁の山が大山です。どこも満車です」と返事したが、大山は初めて? 今日は祝日である文化の日、子供さんの登山も見えだす。今日の登山予定はここだけ。折角なので、烏が山に登るコースの一部分を歩いて、紅葉を楽しむことにした。  (続く)


のどかな高原風景 


象山 案内板の向こうに湿原がある


スキー場のススキ 背後の山は擬宝珠山ぎぼしやま 1110m


象山山頂への道


烏が山と大山


登山道脇に咲くリンドウ


マツムシソウ これも秋によく似合う


象山山頂の三角点


CDを聴く 『チャイコフスキー ● 交響曲第5番 ・ロメオとジュリエット

2023-11-01 | CD

豪快な音色を聴かせる指揮者ショハキモフ

アジス・ショハキモフ(1988-)はウズベキスタンの生まれ。13歳で指揮者としてデビューしたというから驚き。現在はストラスプール・フィルの音楽監督。何度か来日して日本の交響楽団を指揮し、プロコフィエフの交響曲を大音響で聴かせて日本人の聴衆を驚かせたというが、このCD盤でも「運命の交響曲」といわれているチャイコフスキーの《交響曲第5番》を豪快に響かせている。ベートーヴェンの《運命》のような重苦しさとか暗さはなく、音質も明るく、最後の第4楽章の全奏部分など凄い音量。現代的ではあるが、節度をわきまえた演奏で私の好みに合う。もうひとつの曲は同じチャイコフスキーの《幻想序曲 ロミオとジュリエット》。ふたりの秘密の結婚からモンタギュー家とキャピュレット家との対立、そしてふたりの死までを20分にまとめた作品。これもワルツが美しい。チャイコフスキーが作曲するとイタリアが舞台でなく、ロシア風の曲になってしまう。

ワーナー・ミュージック '22/10録音 '23/8発売 2作品 65:32 1,964円(国内向け輸入盤 通販) 
           アジス・ショハキモフ(指揮)
           ストラスプール・フィルハーモニー管弦楽団(フランス)