松江人の日帰り登山

私のモットー SIMPLE IS THE BEST

朝霧の中を抜けて朝日山へ

2022-11-25 | 日帰り登山

朝日山 あさひさん 東の峰341.8m~西の峰344m
11/25 霧のち晴れ 出発地:松江市鹿島町古浦 朝日山石段入口駐車場 約19m

市内は濃い霧に包まれていたが、鹿島町に入ると霧は消えていて陽が眩しい。駐車場には既に5台ほどの車あり。参詣用に造られた長く続く石段を上る。先日登った旅伏山と同じく中国自然歩道になっていて、途中から山道に。空気は澄んでいるが、手が冷たく感じる。所要時間は測ってないが、ゆっくり45分くらいで三角点のある東の峰に着く。女性2人が休憩しておられたので山の話をしたり、頼まれたスマホで写真を撮ってあげる。飴を2個頂戴した。今朝の霧は中海から宍道湖までいっぱい埋め尽くして最高の眺め。湖や市街地を包む雲海である。西に目を向けると三瓶山、出雲ドームが。
2人と別れて西の峰へ。暫くすると別の女性2人が山頂にやって来た。「もう30分早く来られたら、素晴らしい雲海が見えたのに~」と一言。雲海もすこしづつ消えてきて、民家や田んぼが顔を出してきた。2人がおしゃべりに夢中なので、そっと失礼して朝日寺に引き返す。年配の登山者に、境内を掃き清めておられる信者らしき人も見える。モミジは緑のままの葉の木もあったが、来週は雨の日が多くなりそうで、紅葉見ごろの葉は今週末で散るかもしれない。下山して駐車場に戻ると、出発した時に見かけた中年夫婦の、乗ってきた車が見えない。リュックも持たず、大儀そうな歩き方だったので、登山を諦めて帰られたかもしれない。駐車の車が10台になっていた。今朝は今年一番の霧だったようで、素晴らしい眺めが楽しめた。


大山① 嵩山に和久羅山も見える 


大山② 松江市街地の霧も薄くなってきた


三瓶山① 右端に出雲ドームが見える


三瓶山② 手前の丘陵にある塔は標高53mにある松江フォーゲルパーク展望台


朝日寺の紅葉①


朝日寺の紅葉②


朝日寺の紅葉③



出雲かんべの里へ 11/21号

2022-11-21 | 風物詩

先日の旅伏山登山で右足の痛みが顔を出し、少しでも良くなるよう、今日もリハビリ・ウォーキングに出かける。尾根コースの入口でツルに巻かれた木を発見。今まで何度も通っている場所なのに気がつかなかった。さわやかな小鳥の囀りを耳にしながら登る。何時ものことながら、誰も尾根を歩いている人は見かけない。一番奥のまむし池から斜面を登って空山道路に出る。軽トラが一台、近くでオジサンの姿が見える。ここら辺の果樹園の柿も、合わせ柿用にきれいに採られてしまっているが、中には鈴なりになった木も見かけた。私は合わせ柿が好きでよく買うが、一本の木で、ひと籠480円(消費税別)の柿を何籠出来るのだろうと思ったりした。斜面にツバキが咲いている。
てんぐの森広場に行くと初めて見るおチビさんばかり。3歳くらいの子が細い流れに架かった丸太を歩き出す。這う子もいるが、途中で止まってしまった。見ている方がヒヤヒヤ。焚火では飯盒でご飯が炊かれている。風土記の丘公園に遊びに行っていた子供たちが、お父さんらしい男性と戻ってきた。手の中に赤い実が幾つか。「これ食べれる?」と大人に尋ねている。「これグミ?」。食べたら渋みで分かるけど。斜面の片方は紅葉が進み、葉っぱが少しづつ風に吹かれて落ちていった。











旅伏山へ

2022-11-18 | 日帰り登山

旅伏山 たぶしさん 421m ~ 三角点 456.4m
11/18 出発地:出雲市国富町くんどみちょう金山 金山谷登山口駐車場 約16m

大山寺の紅葉は終わったようで、ちょっと里山の秋を眺めてみようと平田へ向かう。国富町の康国寺前を過ぎて直ぐ、橋の手前に旅伏山登山口の表示あり。左折して進むと登山口駐車場に着く。車が5台ある。この山は自然歩道の登山道であることをすっかり忘れていて、自然歩道らしく?丸太で区切られた階段が延々と長~く続く。それを忘れていたせいで、下山では右足が痛み出して後悔した。途中で、下山の女性とすれ違う。紅葉は今ひとつ。山頂手前の都武自神社付近は紅葉が綺麗なはずなのに、今日は紅葉が見当たらない。35分少々で山頂に着いたが人の姿なし。皆さん鼻高山はなたかせんへ縦走されたようだ。最近、多くのシカが捕獲されたのか、鳴き声も聞かなくなった。
折角なので縦走路を西へ、三角点まで行ってみる。幅広い稜線の道は暖かい陽射しの木洩れ日で気分爽快。歩くと、落ち葉のカサコソという軽やかな音がしてこれも気持ちいい。二つ目のピークが三角点。15分で到着。地理院地図ではここの三角点に「旅伏山」と表示されている。三角点から西へ100mほど歩くとやっと紅葉の樹々が多く見られた。今日の登山者は、登って来た人が5人。所要時間の短い割には結構足を鍛えられた。帰りは、汗を乾かそうと出雲空港に寄る。空港の端っこ、宍道湖岸の草地で、離発着するジェット旅客機を見ながら休憩して松江に戻った。


避難小屋


山頂展望地からの眺め 遠く見えるのが三瓶山 出雲ドームも見える


日本海方向に見える風力発電塔 右手のレーダードームのある山は摺木山すりきさん


奥の山は鼻高山 右手の山に旅伏山三角点がある


三角点のあるピーク 樹間から河下の町や風力発電塔が見える


縦走路の紅葉①


縦走路の紅葉②


 出雲空港にて 右の山並みは幡屋三山





CDを聴く 『アレクサンドル・タロー ● シネマ』

2022-11-13 | CD

人の声のようにピアノを弾きたい....ピアノで映画音楽を弾く2枚組CD

アレクサンドル・タロー(1968-)はフランスの個性派ピアニスト。親のどちらかが日本人と思っていたが、「タロー」は姓であって、名前ではなかった。自宅にはピアノを置かないという珍しいピアニスト。別の世界のアーティストとコラボをするなど、話題性に事欠かない人物である。CD1はクラシック・オーケストラと共演、彼の弾くピアノが映画音楽を極上の演奏で楽しめる。CD2はピアノソロ、ピアノに歌やヴァイオリン、クラリネットなど、ゲストを迎えての穏やかな演奏となり、ラウンド・ミュージック風な調べが楽しめる。約50曲も入っているので曲名を紹介できないが、秋の夜長、映画音楽の好きな方には聴いてほしい1枚、いや2枚です。「小さいころは怠け者だった」というピアニストである。曲はオリジナル・バージョン。エラート盤で、紙製三つ折りケース。日本語解説書あり。      
 注:ローズピアノとは、エレクトリックピアノ(電気式鍵盤楽器)の一種

ワーナー・ミュージック '22/1・4録音 '22/10発売 CD1  23曲 66:49 CD2  28曲 76:21 2,488円(輸入盤 国内通販)
       CD1 アレクサンドル・タロー(ピアノ ローズピアノ)
            アントニオ・パッパーノ(指揮)       
          ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
          カルロ・マリア・パラゾッリ(副指揮者)
          レ・フリヴォリッテ・パリジェンヌ ほか
                         CD2 アレクサンドル・タロー(ピアノ ローズピアノ)
          曲により、歌、ヴァイオリン、クラリネット演奏などが加わる


 


金華山へ

2022-11-10 | 日帰り登山

金華山(金花山)きんかざん 361m
11/10 晴れ 出発地:鳥取県南部町八金やかね 金華山駐車場 約179m

国道180号線の南部町法勝寺から県道35号線に入り、東長田郵便局前を過ぎると「金華山」の道路標識があるので左折、奥へ2.6km行くと石の鳥居がある登山口。駐車場に車を停めて鳥居をくぐり、参道である登山道を歩き出す。尾根を直登する石段の道はやがて山道となる。途中で視界が広がり、向かいに標高の高い山々の連なるのが見えて眺めがよく、陽射しも温かく気持ちがよい。再び林に入り、鳥居が建つ地点の近くに観音堂。その背後の斜面を横切るように登って行き、朽ちかけた梯子を上ると山門。山門をくぐり抜け、岩場の先に石段。その先に熊野神社と石灯篭が見えて山頂となる。大岩に挟まれた小さな社を横切るとテラス状の岩場。垂直に深く切れ落ちている要注意の展望地である。針葉樹と紅葉樹の山々と谷、眺めはすこぶるよろしい。金華山は火山灰とゴツゴツとした角ばった礫れきが堆積した山で、古くから修験道の行場として知られていた。今日の登山者は下山時に出会った男性ひとり。「今日は、登山者は誰も居ないと思っていました」「(笑い)」。もう少し山頂で休憩していたら話が出来たのに、ちょっと残念であった。登山標識は無い。