美保関灯台 みほのせきとうだい 71.1m
7/28 晴れから曇り 松江市美保関町美保関 美保関灯台駐車場 約70m
日中はとても暑かったけれど夕方から予報どうりの薄曇りとなり、松江市内から見る大山は雲の中。暑さしのぎにドライブをと、島根半島の東突端にある地蔵崎まで車を走らせた。今日は灯台の美保関観光ビュッフェcafe(旧事務所・宿泊所)で今年3回目になる夜9時までの営業ということを知り、灯台の夜景でも見ようと思いついた。
夕6時半になるとビュッフェの建物に明かりがつき、灯台は7時半ごろ明かりがついた。まだ空は明るいのでレンズだけが回転しながら光るだけ。駐車場に戻ると車が10台あまり、空からポツリと微かに雨が落ちてきた。境港の方角では黒雲の夜空に稲妻が縦に走り、帰りが気になるので急いで車に乗る。中海の大根島まで来ると猛烈な雷雨。頭の上で稲光と雷の音、暗闇のどしゃ降りの中を松江に戻ったが、自宅付近は路上が濡れているだけだった。今夜は暑さが和らいで、すこしは楽に眠れそう。
観光ビュッフェcafeの夜の営業は8月4日(金)にもある。18:30 ~ 21:00
日本海の北方向 夕6時ごろ小型漁船が沖の漁場へ向かう 隠岐島はよく見えない
南方向 大山はすっぽり雲の中 雲行きが怪しくなってきた
西方向 夕焼けが始まる
正面の建物はビュッフェになっている 灯台のランプに明りがついたが...
南東の空 美しい夕焼け雲だけど危険な積乱雲
島根県立古墳の丘 古曽志公園
7/20 晴れ 松江市古曽志町
昨晩は涼しくなり、今朝もひんやりした夏雲の宍道湖岸に向かって車を走らせた。国道431号線を西へ、西浜佐陀町古江の宍道湖が見えだす下り坂に公園を示す標識があり、右折し800mで公園の無料駐車場に着く。正面の石段を上がり、左に遊歩道を進むと野外ステージ、その先に前方後方墳が見えてくる。近くの朝日ヶ丘団地造成の際に古墳が見つかり、200m東の現在地(丘陵地)に移築復元された規模の大きな古墳で、この地に住んでいた豪族の墓(全長45.5m)。古墳のてっぺんまで歩いて上がることができる。360度の眺めだが、今日は雲多くて大山は見えなかった。駐車場の反対側にある陸橋を渡って行くと古墳が幾つもあるが、人が来ないためか草刈りもされてないので、遊歩道を歩きながら樹間から想像するだけである。宍道湖も見えるし風も涼しく、バリアフリーで、松江の人にも知られていない公園である。夕方5時半まで開放されている。
さよならエドリアン 7/18
今月末、シニア・ハイスクール生のエドリアン君の卒業をもってフィリピンのチャイルド支援を終了することにしました。30年の支援期間で7人のチャイルドを就学・卒業させ、2人は大学へ進学しました。3人目となるエドリアン君は大学へ行き、映画監督を目指してマスコミュニケーションを学ぶ予定だそうです。フィリピンの一般的な教育期間は小学校6年、ハイスクール(日本の中・高校生にあたる)4年でしたが、最近ハイスクールが2年延びて日本と同じ6年(ジュニアとシニア)となりました。小学生でも成績によっては留年があります。大学へ行くには親戚の支援が欠かせません。
フィリピンは住居などの生活環境が悪く、大人になっても仕事が見つからない、火山や台風などの天災も日本と同じように多い国です。夢と希望を持ち続けて生き抜いてほしいと願っています。
7/8 雨 出雲市斐川町神庭
ドライブがてら雨の荒神谷公園を訪れてみた。今日はあいにくの雨模様で、荒神谷リニューアル記念の行事日なのに訪れている人は僅か。しかし、傘をさしての散歩も風情あり。田んぼをハス池にしているので、溢れた水が畔を越えて流れ、歩けない道もある。撥水のハスの葉は溜まった水玉の重さに傾き、水が下の葉に落ちてゆく。やっと大きな赤いアメリカザリガニを畔道で見つけた。従来の生態系を壊滅させるこのザリガニはハスの天敵でもある。博物館前に設置されているテントの中には世話係の人がぽつんと見える。やっと岡鉄観光のバスが1台到着、観光客が傘を差しながら降りてきた。
今日は地元庄原小学校の子供たちによる踊りや、阿宮地区のヤマタノオロチ神楽もある予定だが、無事に踊り終えたであろうか。荒神谷遺跡も観光のためか綺麗に整備され過ぎて模型のよう。安来市の月山を思い出されて残念な気持ちになった。斜面の出土した銅剣や銅鐸などはレプリカ、本物は大社町の古代出雲歴史博物館で展示されているはず。梅雨の時期、一日中雨が降り続いて残念だったが、水玉いっぱいのハスを見ることができた。あと半月すれば梅雨明けになる。
鞍掛山 くらかけやま 306m
7/4 晴れ 出雲市斐川町直江 出発地:仏経山登山者用駐車場 約70m
車で荒神谷遺跡公園横の道を南(山方向)に行くと出雲ロマン街道の三叉路に出るので右折。2㎞進むと左に仏経山(出雲国風土記にある神名火山)への道を示す標識があるので左折して、舗装道を0.5㎞奥に入ると駐車場に着く。歩いて山陰道斐川ICを見下ろす陸橋(右手には仏経山トンネル出入口)を渡って最奥の民家前へ。ここが登山口で山道となる。民家左側から長く続くうす暗い竹林の中に入る。道の荒れている所があるが補強されている。やがて仏経山と鞍掛山の分岐に着くが、直進して進むと阿宮あぐ越峠。10mばかり峠を下ると道が左に曲がり、急な尾根道を登ることになる。急ごしらえのような登りは山頂近くまでロープが張られ、これを頼りに直登すること45分で鞍掛山山頂。周囲は樹木に囲まれていて眺めは望めない。僅かだが、小さなヤマツツジの咲く縦走路の急斜面を下ること10分弱で龍岩に着く。大きな岩が幾つもあって、三つの大岩にはしめ縄代わりの太いロープが巻かれている。狭い場所で、南側の岩場からは斐伊川と上阿宮の森坂大橋が見える。そのまま東に行くと中電鉄塔のある立栗山(標高262m)、下って行くと県道183号の武部峠登山口に出るが、今回は龍岩で引き返す。写真で見るように鞍掛山は低い山ではあるが、盛り上がったような山で、ササやシダ類を切っただけのような切り開きの急斜面の道が続く。登山道は樹木が空を覆っているので、暗めではあるが真夏の太陽を遮ってくれるので助かる。5年ぶりの鞍掛山登山であった。