松江人の日帰り登山

私のモットー SIMPLE IS THE BEST

荒神谷史跡公園へ 

2021-06-30 | 風物詩

古代ハス咲く荒神谷公園
6/30 晴れ 出雲市斐川町神庭

陽射しがやや弱いが、松江の最高気温は28度になるとか、宍道湖一周のつもりで湖北を通って斐川町へ。今日は思っていたとおり幼稚園児の姿無し。アメリカザリガニが繁殖してハスが例年より少ないというテレビ放映を先日見て、見ごろも終わりに近づいているとのことで出かけてみた。園内に入るとやっぱりハスの数が昨年より少ない。花が終わりに近づいてきたのか、ザリガニのせいなのか。ザリガニ退治に、紐にスルメを結んだ釣り竿が希望者に無料貸し出され、畦道からオジサンや家族連れが釣りを楽しんでいた。お孫さんよりおじいさんの方が熱中して竿を垂らしているが、ザリガニは小さいし、思うように釣れないときもある。釣り針は使わないので、ザリガニはハサミでスルメを挟むだけ。ザリガニ退治の風景をじっくり見させてもらった。よく行く出雲かんべの里ではトンボをあまり見かけなかったが、ここはよく飛び交っている。隣の田んぼには古代米(黒米)が植えられていた。以前400本近い銅剣が出土した山の斜面は今も補修中。
大きな西谷池の遊歩道を歩いて親水デッキへ。コイの泳ぐのを眺めてからハスのところへ引き返す。昨年は元気な幼稚園児たちを沢山見かけたので、今日は静かすぎて何となく物足りなかった。帰りは大社の知人の家に寄り、湖南を通って松江に戻った。明日から7月、今年も半分が過ぎてしまった。














出雲かんべの里へ 6/24号

2021-06-24 | 風物詩

梅雨の季節ですが、暑い日が続きますね。登山も暑さと里山道のクモの巣、それにガソリン代の値上がりで出かける気も起らない毎日だけど、今日は久しぶりに〝かんべの里〟へ出かけてみることにした。
〝てんぐの森広場〟に行くといつもの園児たち。午後におやつを持ってくるからと約束して奥に入る。〝あやめ池〟に行くと池にはモリアオガエルのオタマジャクシがいっぱい。枝にぶら下がっていたカエルの卵が池に落ちてオタマジャクシになったようで、この池で見るのは初めてである。例年なら〝自然観察園〟の崖の斜面に白いササユリが咲いている筈なのに、今日はまったく見かけない。既に花が終わったのかもしれない。湿地にはガマの穂を幾つか見かける。秋になると白い綿毛が遠くへ飛んで行く風景が見られる。帰りは尾根コース。花はヤマツツジだけ。細い道は草に覆われだしている。工芸館裏に行ってみると園児たちが「マツジイ(松爺?)」と勝手に呼んでいるボランティアさんがターザンロープの点検中。やがて園児たちがやって来たので試乗してもらう。時計を見ると12時を過ぎている。一度帰宅することにした。
午後3時前、工芸館裏に行ってみると園児たちが遊んでいる。早速おやつのスイカ(パック詰)を開けてお昼のおやつタイム。谷の木陰は涼しく、暑さが感じられない。アジサイが咲いている。「種を蒔いてみたら」と言っておいたけれど、園児たちはどうするのやら。食物アレルギーの子が居たけれど、砂糖を使った食べ物を食べると、皮膚に湿疹が出るなんて初めて知った。小さい子だけにちょっと可哀そうである。


秋になると水が枯れる小さな〝あやめ池〟のオタマジャクシ


フジの実 秋には葉が黄葉して美しいという


尾根コースのヤマツツジ


東屋展望台


展望台の細い道からの眺め 松江市郊外の住宅地と出雲北山



CDを聴く 『ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ ガブレンツ と パデレフスキ』

2021-06-02 | CD

ふたりのポーランド作曲家による作品集

イェジ・カブレンツ(1888-1937)は音楽の才能がありながら、大学での法学、父親から工場の経営を任されて作曲が思うようにできず、未発表・未演奏が多く、音楽で名を残さずに一生を終えた。調べてもプロフィールがよく分からない音楽家。このCDで紹介されている《ピアノ協奏曲》(3楽章形式)は演奏時間44分、〈第1楽章〉が24分近い曲である。東欧だけあってラフマニノフ風の旋律が使われたり、古き良き時代のスケール大きな映画音楽を思わす旋律もあって退屈しない。イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941)はピアニスト・作曲家というより政治家として名を残した。第1次世界大戦中、ポーランド独立運動を指導、その後政界から離れ演奏活動行った異色の作曲家。《ポーランド幻想曲》はピアノとオーケストラのために書いた最後の作品。4つの曲が切れ目なく演奏される。2作品ともに力強いリズム感とピアノ演奏。ロマンティックな旋律は飽きがこない。ポーランドは〝ピアノの詩人〟ショパンの生まれた国である。
ポーランド音楽を世に広めてきたイギリス生まれのピアノ演奏者とポーランド音楽に精通した指揮者とのコラボ。ハイペリオン・レーベル。

東京エムプラス '19/9録音 '21/5発売 2作品(7トラック) 66:27 2,235円 (送料別 輸入発売元国内 通販)
        ジョナサン・プロウライト(ピアノ)
        ウカシュ・ポロヴィチ(指揮)
        BBCスコティッシュ交響楽団(イギリス)