羽衣石山うえしやま 376m
5/26 曇り 出発地:鳥取県湯梨浜町羽衣石 羽衣石山登山口駐車場 約195m
鳥取県内の山陰自動車道は無料なので助かるが、最近は遠出が大儀になって、倉吉まで車を走らせるのがだんだん辛くなってきた。天神橋を過ぎて「はわいIC」で支線を下り、右折して県道320号線、「湯梨浜町役場入口」交差点で右折して国道179号線に入り、「田後東」交差点を左折して県道200号線に。更に県道22号線を左折すれば羽衣石橋。標識に従って橋の手前から川に沿ってどんどん南下、やっと舗装道の終点、登山口の駐車場広場に着く。駐車場は何か所もあるが、登山者の車は無し。
正面にトイレの建物があって、今日は右側の道から登ることにした。スギ林の中を山頂まで擬木の階段が続く。途中「はごろも池」に寄ってみたが、小さな池があって、天女がここで水浴した(羽衣伝説)にしては小さすぎるし、葉っぱがいっぱい浮かんでいる。それに、枝先にモリアオガエルの卵の塊がぶら下がっている。池は「お茶の水井戸」ともいい、雨乞い池でもあったという。登山道に引き返して登ると「羽衣石」に着く。天女が羽衣を掛けたという岩で、鉄製の階段を降りた所にある。
登山道の階段を登りきると城の在った台地(本丸)に出る。模擬と書かれている三層の天守閣があるが、中に入ることはできない。アルミサッシのガラス窓が付いている。整備はされているようだが地面は草に覆われている。ひとつ下の段(二の丸)に東屋展望台があり、東郷池や大山方向が望める。寄り道したので30分かかった。
下山は別の道を下る。途中に「天然の塁壁」と呼ばれる場所を通って登山口に戻ったが、このころになって薄日が差してきた。下山は20分弱。「日本昔ばなし」を思い出せた山であった。
羽衣石地区から見上げた羽衣石山 山頂に天守閣(模擬)が見える
登山口広場 白い建物はトイレ 今日は右側の橋から入る 左側の階段は下山に使った
広場の案内板
登山道は擬木の階段が山頂まで続く 道の両側には稲わらのムシロ状のものが敷かれている
はごろも池
羽衣石の場所にある羽衣伝説の案内板
本丸の風景
雑草に覆われた本丸
天然の塁壁 自然石を石垣に見立てたもの 敵の侵入を防ぐ