schuntama Ukulele

Eile mit Weile.

オメガ・2

2010-06-25 22:37:47 | Time
お暑うございます。
虎次郎の乾燥が終わったので、そろそろ研ぎ始めたいのですが・・・、 もうちょっと時間を。 
なので、今回もチクタクさせて頂きます。




これはオメガのスピードマスター・オートマチックです。自動巻のスピードマスターですが、90年代製造のちょい古なモデルです。
約10年前に職場の先輩から当時の相場価格で購入した中古品で、かなりお得に入手できました。


  

このモデルの文字盤は黒地にシルバーのインダイヤルで、この色使いは「逆パンダ」と呼ばれる事もある様です。バックにはシーホースのレリーフがありますが、プロフェッショナルも含めこのシリーズには防水機能は期待できません。せいぜい防滴くらいに考えた方が無難でしょう。


  

このモデルのムーブメントはETA7750がベースになっています。自動巻クロノグラフの定番ムーブメントですね。この機械はオメガ以外にもブライトリングやジン、その他にも名だたるメーカーが数多く採用し、各社が独自に改良や仕上げを施しています。
このムーブメントでちょっと面白いと思ったのは、装着状態で手首を軽くスナップすると時計がブルブルッと震えるほどのローターの慣性を感じる事です。これを初めて体感した時にはちょっと驚きました。もうひとつ、時刻合わせの時に分針を秒針よりも30秒進ませておかないとシンクロしないのも特徴でしょうか。
この時計は手巻き版のプロフェッショナルと比べると、全体的に小さく厚ぼったい印象を受けます。これはこれでコロンとした印象が可愛らしいと思いますし、クロノグラフとしては女性の腕にも似合うサイズですね。




これは比較的保存状態の良い個体でしたが、中古なので少々キズがありました。そこで、入手後すぐに、ケースもベゼルもボタンもブレスレットも、このコンパウンドで根気よく研磨してあげました。このコンパウンドは東急ハンズで購入した物で「アモール」という名称で売られていましたが・・・、ドイツ製なので「アーモア」と読むのではないかと思うのですが、でも本当はよく知らんので、実際はどうなんだろ・・・。
まあどっちでもいいか、アモーレ! あれ??

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2 Comments

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自動巻き (Ernie)
2010-06-26 11:31:14
>装着状態で手首を軽くスナップすると時計がブルブルッと震えるほどのローターの慣性を感じる事です。

この感覚が好きです。

>時刻合わせの時に分針を秒針よりも30秒進ませておかないとシンクロしないのも特徴でしょうか。

確かにそうかも。

ここ数日はワインダーの性能評価のためにPCの横で時々クルクルと回っています。
スピードマスター・オートマチック・デイデート
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Ernieさん (schuntama)
2010-06-26 21:47:55
そうでした、ErnieさんはGMT仕様のオーナーでしたね。
一目見て、むむむ!なアピアランスがジェットセッターのErnieさんにとても似合ってました。
あのブルブルは妙にクセになりますね。つい、もっと震わせようとスナップしてしまいます。

やはり、ワインダーは要りますかね~。
興味はあるのですが、なかなかコストパフォーマンスに優れる製品が無くて・・・。
カレンダー機能の不都合だけなんですよね、それさえ無ければ使いたい時にパッと合わせて嵌めるんですが。

・・・なんて言ってると、本当の愛好家から怒られそうです。 
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