沖縄密約文書「ない」 国、3通公開請求応じず (沖縄タイムス10/4朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-10-04-M_1-001-2_003.html
9月2日に上告を棄却された沖縄密約訴訟。米側から密約の存在が明らかにされるたびに日本政府高官は否定一辺倒。判決でも密約の有無の判断はありませんでした。
今回、判決の出た同じ日に行われた、沖縄返還に至る過程で日米政府高官が交わした行政文書三通の情報公開請求に対し、外務省と財務省は不開示(不存在)を決定しました。
これに対し、請求側は決定を不服として、行政処分の取り消しを求めて提訴する方針。両省への異議申し立ても協議するとのことですが、「文書の存在」を立証するのは難しいとのことです。
近年、情報公開を進めようという動きがある中で、軍事に関わる部分は例外的に秘匿されています。沖縄返還は沖縄の人たちの悲願達成だったはずが、基地の集中が決定的となり、自衛隊が一挙に進出した歴史的に重大な出来事です。もうすでに米側の文書で裏付けられているにもかかわらず、日本政府は密約に対する態度を変えません。
本当に日本は民主主義国家というにふさわしいのか?ということが問われているのではないでしょうか。
(コネホ)
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-10-04-M_1-001-2_003.html
9月2日に上告を棄却された沖縄密約訴訟。米側から密約の存在が明らかにされるたびに日本政府高官は否定一辺倒。判決でも密約の有無の判断はありませんでした。
今回、判決の出た同じ日に行われた、沖縄返還に至る過程で日米政府高官が交わした行政文書三通の情報公開請求に対し、外務省と財務省は不開示(不存在)を決定しました。
これに対し、請求側は決定を不服として、行政処分の取り消しを求めて提訴する方針。両省への異議申し立ても協議するとのことですが、「文書の存在」を立証するのは難しいとのことです。
近年、情報公開を進めようという動きがある中で、軍事に関わる部分は例外的に秘匿されています。沖縄返還は沖縄の人たちの悲願達成だったはずが、基地の集中が決定的となり、自衛隊が一挙に進出した歴史的に重大な出来事です。もうすでに米側の文書で裏付けられているにもかかわらず、日本政府は密約に対する態度を変えません。
本当に日本は民主主義国家というにふさわしいのか?ということが問われているのではないでしょうか。
(コネホ)