福島第一原発事故の損害賠償で、集団申し立ての動きに関する続報です。
「南相馬市民2100人が準備 原発賠償請求」(福島民報、2012年5月13日)
東京電力福島第一原発事故の損害賠償請求で、原子力損害賠償紛争センターに集団で和解仲介申し立ての準備をしている南相馬市民は約660世帯約2100人に上ることが分かった。12日、東京の弁護士有志でつくる原発被災者弁護団が南相馬市原町区のひばり生涯 . . . 本文を読む
昨年3月11日の福島第一原発事故によって、全村避難を強いられた福島県浪江町。今回紹介する映像『NHKスペシャル 故郷(ふるさと)か 移住か~原発避難者たちの決断~』(2012年3月24日放送)は、昨年3月からの1年間、浪江町から避難した住民の苦悩や、深刻な放射能汚染が明らかになる中でどのように町を維持し復興していくかを模索する姿を描いている。
原発事故直後、浪江町長・馬場有氏が掲げたのは「 . . . 本文を読む
福島第一原発事故による損害賠償請求について、裁判外紛争解決手続(ADR)を利用した集団請求の動きが進んでいます。そして先日、この動きに対して、政府や東京電力の示した基準を超えるような和解案が提示されました。これまでの政府基準を最低限のものであると捉えるならば、実際に賠償額を算出する場面で、それら基準が超えられるのはまったく当然のことです。しかし、個々の賠償請求を通して、より被害に即した形で賠償の . . . 本文を読む