12月19日正午、朝鮮中央放送は、「特別放送」のなかで、朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)の最高指導者であった金正日総書記(国防委員長)が同月17日に死亡していたことを伝えた。これを受けて野田首相は、情報収集の強化、米韓中などとの情報共有と「不測の事態」に備えた万全の態勢をとることを指示し、緊急の安全保障会議を招集した。これについて、新聞、テレビをはじめとしたマスメディアは、連日報道を続けてい . . . 本文を読む
内閣府の「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」(共同主催=長瀧重信・長崎大名誉教授、前川和彦・東大名誉教授)は15日、年間20mSvの放射線量を避難区域の設定基準としたことを妥当と認める報告書を取りまとめました。
報告書は、年間20mSvの被ばくによる発がんリスクは、喫煙や肥満、野菜不足といった「他の発がん要因と比べても低い」と明記し、一度に被ばくするより長期間にわたって累積 . . . 本文を読む
日米両政府は2011年12月16日、日米合同委員会で在日米軍の軍人・軍属が公の催事で飲酒運転を行った場合、いかなる場合でも「公務外」とみなし、第一次裁判権は日本側にあるとすることに合意しました。米軍人・軍属が飲酒運転で交通事故を起こした場合も「公務」と認めて、第一次裁判権は米国にあるとする1956年の日米合同委員会の合意を見直したものです。
今回の見直しで、飲酒運転による事故は日本側の裁判 . . . 本文を読む
1.はじめに
12月6日、原子力損害賠償紛争審査会(注1)(能見善久会長。以下、原賠審)は、8月5日に同審査会が示した「中間指針」の中で賠償の対象とされなかった区域外避難者に関する損害賠償の枠組みについて、「中間指針追補」をまとめた。その概要は次のとおりである。
1、「自主的避難等対象区域」として福島県内23市町村を指定
2、対象区域内からの避難者、滞在者ともに一律ひとり8万円、18歳以下の . . . 本文を読む
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お話し会@江東区
日程:12月22日(木)14時~
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東日本大震災に伴う原発事故によって、大量に放出された放射性物質による被ばくを避けようと、福島から多くの人々が各地に避難されています。しかし、政府や自治体からの支援が十分に行き届いていない方々も少なくありません。こうし . . . 本文を読む
――――――――SAY-Peace Journal―――――――――
SAY-Peace Journal特集
「朝鮮学校に無償化の適用を!」
すべての人に教育の機会を保障するとした国際人権A規約第13条に基づき、民主党は政権交代時に外国人学校も含めた「高校無償化」を政策として掲げました。グローバ . . . 本文を読む
今年1月に沖縄市で起きた、成人式のため帰省していた当時19歳の男性が米軍属による事故で亡くなった事件に関し、遺族や支援者が米側の第一次裁判権放棄と日本での裁判や、日米地位協定の抜本的改定を求めていたのに対し、11月23日に日米両政府で地位協定の運用改善で合意がなされました。
その内容は、MEJA(米軍事域外管轄法)に基づいたものとなっています。この法律は、軍属の公務中犯罪に対して米軍に第一次 . . . 本文を読む
東日本大震災に伴う原発事故によって、大量の放射性物質が放出され、大地や海を汚染しました。そして、放射線被ばくを避けるために、政府が指定した避難対象区域の内外から、多くの人々が各地に避難されています。しかし、政府や自治体から十分な支援が行き届いてない人々も少なくありません。
こうした状況を受け、セイピースプロジェクトでは、東京近郊に避難された方々の孤立を防ぎ、避難した先で安心して生活していけるよ . . . 本文を読む
福島第一原発事故から8ヵ月。事故収束のめどは未だ立たず、環境中に放出された放射能は福島のみならず、北関東一帯を汚染し、福島県内では子どもたちを中心に健康影響が出始めています。さらに、放射性物質に汚染された食物を摂取することによる「低線量内部被ばく」の脅威は、全国規模で拡大していると言っても過言ではありません。このような状況に対し、日本政府や御用学者は有効な対策を講じないばかりか、「統計的に有意で . . . 本文を読む
3月11日の東日本大震災から8ヶ月以上がたちました。被災地・福島では、日々、復旧・復興が進められ、これまでの生活を取り戻そうとしています。その一方で、福島第一原子力発電所事故は収束のめどが立たず、今もなお、福島の海や山、自然は汚染され続けています。しかし、破壊されているのは自然だけではありません。そこに暮らす人々の生活が破壊され、命までもが傷付けられています。信州大学の調査では、福島県の子ども1 . . . 本文を読む