sayaのがんばらない癌闘病記、そして鬱病

乳がん術後6年半で再発。只今元気にホルモン治療中です!

セカンドオピニオン外来

2005年06月18日 00時08分23秒 | 日記
 本日セカンドオピニオン外来に行った。自費で30分じっくり話しを伺った。大筋において治療は間違っていなかったようだ。けどひとつ大きな収穫を得た。かねてから主治医の先生の「再発乳がんは消えない」という考えに疑問だったが今日はかなりすきっり納得できた。セカンドを受けた病院では再発乳がんの進行を抑制できるということはやはり早く見つければ消せるということでその考えに基づいて再発チェックの頻度を設定しているとのこと(画像による再発チェックを1年に1回、血液検査を3~4ヶ月に1回)。今は消せなくても将来的に消せる日に備えて小さく見つけようということだ。私の病院でもそれほど検査頻度は変わらないから結果的にいいのだけど。それでも気分は違う。進行中のがんは抑制できる、小さければ消せる。理にかなっているからますます期待が持てる。再発したらそこで「はい、共存めざそう」みたいななんか何それ?量より質?のような変な恐怖、再発したらオシマイダ気分をあおるプレッシャーからはこれで開放されそうな。
 さらに「医療は進歩しているから・・」とよく言うけれどそれが本当はどんなことなのかも直接伺えて大いに満足。医療は日進月歩といいつつも私はそれを「夢の新薬」と考えていた。もちろん新薬がどんどん認可されているしそれも期待できるのだけれどたとえばホルモン療法ひとつとっても2年がいいのか5年がいいのかそれ以上がいいのかまだ結果が出ていないそうだ。現在経過観察中で私がホルモン療法終了の2年後または5年後には結論が出ているそうだ。つまり今より長いほうがいいという結論が出た瞬間に医療は進歩したということになる。医療の進歩がこんなにも身近に目前に必然的にせまっているとは。。。。驚き。なんてすばらしいのかしら。医療の進歩って。
考えてみればそう、パソコンの進歩と同じような感覚でいればいいのかな。ハードディスクの容量だってちょっと前と比べても笑っちゃうくらい違うし。今のi-potの10分の1以下だもんなぁ。そうだそうだ。IT関連の進歩という感覚で行くことにしよう。
 くよくよしたってもちろん仕方無いけれど理にかなっている、納得がいくというだけでもかなりQOLの向上だと私は思う。
 今の主治医の先生は説明を求めると「大丈夫!」「僕は信じてる!」というスィートなことを言ってくれそれはそれでとても心温まる対応ではあるけど私にとっては理路整然と説明してくれることはかなりkeyとなることもわかった。セカンドオピニオンをもって相談してみよう。。気が重いけど。結局のところどんなやさしい先生でも主治医との壁は厚いのだ。


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2 コメント

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技術の進歩 (あふら)
2005-06-19 21:35:19
ご無沙汰です (^^)



私が 以前 Dr.に聞いた言葉があります。

「1年 生きれば、その時にはまた新しい治療法が見つかっている」



日新月歩は PCだけではないということで。

(こんな たとえが出る様でなによりです(^^)
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>あふらさま (saya)
2005-06-22 00:04:01
お久しぶりです!お元気ですか?またコメントいただけてうれしいです。

「1年 生きれば、その時にはまた新しい治療法が見つかっている」

・・・いい先生ですね。

私も希望を持ってがんばります。
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