充電日記     

オフな話で一息を。

北村薫作品のマンガ化

2020年08月18日 | 
期間限定公開らしいので、いまのうち。または、こちら。

・原作は、も少しいろいろな要素が絡んでくるんだけれど、それをすきっとまとめてくれてる。

・マンガ化で気になるのは、登場人物のイメージ。「正ちゃん」はボーイッシュで無駄口は利かない系で、髪型はベリーショートと思ってましたが、マンガではセミロングでガーリーなイメージ。でも、言うことはどんどんいう感じになってる。

・そうきましたか、というか、読みおとしていたかな。(^_^;

・マンガ化されるということは、一面では「自分以外の人の読み方が分かる機会」ができたということでもあります。もちろん、キャラクターのイメージが違う、などというのもその一環。

・一番意外だったのは、最後の方、正ちゃんに「ごめんね」と言わせたものは何か、というところですね。あ、これは、謎解きの対象ではありませんので、ネタバレにはならないと思いますが、あちこちに小さな謎がちりばめられていて、それらをまるっと味わうべきだ、との見解からは立派なネタバレになるものでしょう。だから、言わない方がいいのかな、やっぱり。

・でも、私のとらえ方が間違っていそうなので、言ってもいいかな。今、正ちゃんがダッコしている子どもに向けて、大人全体の代表者というか、大人のはしくれの一人として謝罪したんだろうと何となく思っていたんですが、マンガ版を見たら、そうではなさそう。明らかに、自分のしたこと(=浅薄な感想)への謝罪なんですね。なぜそう分かるか・・・ それを言ったら小さいながらもネタバレになるので、ここは控えておきます。

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