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充電日記     

オフな話で一息を。

3・11から1年

2012年03月11日 | 社会・生活
・前にもリンクしたけれど、今一度、大学院生の飲酒ブログ

・余計・無用な面倒を起こさないこと…… 
 学生だけでなく、どんな人にも注意してもらいたいことだ(特に政治家、かもしれないが)。何か面倒をおこせば、その分、神経と労力はそちらにそがれる。結果、東日本大震災に向かうはずの力がそがれる。そう考えていいと思う。

・もちろん、すべての人間が復興に直接関与しているわけではないから、多少の面倒はいいだろう……という考え方も成立しないではない。でも、「面倒」のために労力がそがれるのは事実。体力も神経もすりへる。担当者は、ひょっとしたら、ボランティア精神あふれる人かもしれない。でも、身近ながらもばかばかしい「面倒」のために、ボランティアに出かけられないこともあるだろう。他の人でも似たようなことがあてはまる。

・しかし、1年もたつと気持ちがゆるむのだろうか。先日、東京に行ったのだが、ターミナルビルの商店街部分、実に煖房が効いていた。そこで昼食をとったのだが、外にでるまで汗だく。まぁ、最高気温が5度を切るとか予報されていたので、厚着した私がいけないのかもしれない。が、やっぱり違うでしょう。原子力が使えないあいだ、旧来のエネルギー資源、つまり化石燃料を使うわけだけれど、使わないに越したことはないはず。「電力量に余力がある」、ならば使おう…… それじゃだめでしょ。節約できるところは節約しないと、後が続かない。話が横にそれたが、関係のあることだ。

・てっとりばやくいえば、ともかく精神的・肉体的・経済的な摩擦・軋轢をなくして、日本国民のすべてに「余力」を持たせることが、いま求められいてるはずである。「余力」もさまざまな形で出ることになるが、それをためてて復興の力として転用することが大事なはずである。「余力」がない復興は、いずれ無理をきたす。

みんなで永眠

2011年11月10日 | 社会・生活
・萌えキャラを大胆に導入したお寺の番組に、そういう名前のがあるらしい。(しかし、こんなんでいいのか……)

・今年は、身近な人の他界があいついだ。まず、7月中旬の父。同じ日だったかに、実家の隣の隣の家のご主人。はさまれたお宅の小母さんは、「両隣に葬式だされちゃったよ」とぼやいていたそうだが、この9月に、そのご主人も他界された。10月には伯父も。優しい人だった。

・「みんなで永眠」してるんだろうなぁ。


追記)
・伯父の思い出話も書きかけたのだが、個人情報にもなるので控えた。こういう点は、いやな御時世だなぁと思う。



立ちねぷたに立ちどまる

2011年09月28日 | 社会・生活

・五所川原市の立佞武多の館に収まってるたちねぷた。高さ22メートル。これが2階家の多い町並みを練り歩きます。まさにモンスター。

  
・又鬼(またぎ)。こんなのも題材になるとはびっくり。それだけに惚れました。見下ろすのも容易。スロープがぐるりとループしたドームなんです。エレベーターで4階まで登って下ってくる。


・で、実は、ここは倉庫でもある。「この橋が開きます」「この扉が開いて/立佞武多が出陣します」。ははは、なんだかサンダーバード発進!の趣き。


・すべてのねぷたに付いていたのがこれ。「むつ・小川原地域」とは、青森県の東ないし東北部で、小川原地域には核処理施設があります。そこから西へはいくつかの町村を越えなければならない五所川原。この財団の思惑はどこにあるのか。ひょっとしてこの建物自体も…… 少々考え込んでしまいました。

なぜDoCoMoへの返信ができぬ?

2011年06月15日 | 社会・生活
・学生からメールをもらう。返信する。向こうに着信せず、帰って来てしまう…… 「××@docomo~」というアドレスだと、一瞬、予感がよぎる。大抵、予感はそのままあたる。なんとかならんのか。というか、なんとかしなさい。

・DoCoMoの携帯電話は、買ったときから(デフォルトで)パソコンからのメールを撥ねるようになっているのか。ううむ。気づかない学生に責任があるとも言えるのだが。

・だから、PHSにしなさいというのだ(笑)。今なら希少価値もあるぞ

ギロチン変じて道となる

2011年05月25日 | 社会・生活

・「海のギロチン」。やっぱり開けましょう、という話がなかなか進まないのは何故かと思ったら、すでに道路になっていたから、かもしれませんね。写真は北向に。左が干拓予定地、右が海。すでに色は異なります。


・干拓側からの放水地点。左の黒いのはボラの大群です。富栄養化した水に釣られて集まってくるよう。ちょっと複雑な気分で眺めたことでした。

3・11/9・11

2011年05月03日 | 社会・生活
・オサマ・ビンラディンが殺害された。ふと思い出すのは9・11のおり、日本の原発が厳戒体制に置かれたことだ。仙台在住の先輩によれば、女川原発はもとより、仙台駅もぴりぴりした雰囲気が充溢していたという。不審者がいたら即、職質をかけたりしたのだろう。旅客機が原発に墜落させられることや、不意の実力行使を警戒してのこと。新たなテロ手法への対応だ。

・で、連想するのは東野圭吾『天空の蜂』。福井にある高速増殖炉「もんじゅ」に大型ヘリを墜落させるという(一種の)テロの話。筋でもそうだが、あとがきに震えた。東野あたりにも目配りができた先輩だったから、私も連想できたのかもしれない。

・この先輩には、いじられつつも、よく飲みに連れていってもらった。大学院生時代がなつかしい。当時、生協書籍部の一角に山と積まれた広瀬隆『東京に原発を』も鮮やかに思いだされる。電力も地産地消とするにしくはない。もし、東京都知事が、福島原発への支援の件で何事かみずからヒロイックな言動をするならば、お門違いもはなはだしい。

もどかしさ

2011年03月18日 | 社会・生活
・大地震から1週間。様子が分かってきて救援の手が伸びたところがある反面、無事なところでも物資が底を突きつつあるところも出てきたそうです。何かできることはないかと思うのですが、募金くらいしかない。

・福島の原発も心配です。水が必要という割りには、対応がのんびりしているように思える。当局で望みうる最善を尽くしているはずと思い返すのですが。放水車の準備・退去しているあいだは空中散布するとか、複数の方法を同時に試すとかはできないものか、などと素人考えをしてしまう。

ジェットタービン放水車なら遠くまで飛ばせるんじゃないかとか(中国にも)、ヘリコプターよりも消防飛行艇の方が効率と安全性が両立するんじゃないかとか……

何を願わん

2010年12月06日 | 社会・生活
・先週末の反芻。土曜日はKKR金沢で懇親会。すごいなぁ、本当に学会みたいな懇親会だ。さぞかし二次会も楽しいだろうと思ったが、あたしは朝9時からの調査と撮影で余力なし。ほぼ同様のS原さんと会場をあとにする。彼とは、院生時代からの顔見知りだけれど、話らしい話はお互い修了してから。その辺の具合が面白い。関西だとN田氏を髣髴とさせるのも親近感を増しています。

・しばらく歩くと「出世地蔵尊」とかいう、(集会場風?)一軒家があった。ちょっとびっくり。よかった、一人じゃなくて。リンク先、後半は願いごと一覧。最後の願いごとは何なんだ? 民衆の渇きを癒さんとするか。

・こちらが遅いのかもしれないが、歩きが速くてびっくり。こちらは、機材(1眼レフ・パソコン・三脚・メモ道具)がずっしり、腰ががたぴし。人に合わせちゃいけませんね。疲れたときは。幸い、何ともなかったけれど。



エコ家電の買い時

2010年11月26日 | 社会・生活
海津温泉近くの公園。背後は冬枯れの蓮池
・ポイント制度の分かれ目で、今月一杯が一番お得とか。

・いや、「お得」というのは正確ではないかもしれない。11月末日をめざすように価格が上がっているものもあるから、これから買うのはどうしようかと迷う。(しかし、リンク先、10月だと7万円台だったのか。しまった?)

・というのは…… リンク先の商品だとエコポイントは23000。12月になるとポイントは約半分になるそうだけれど、その分というか、当然買い手が少なくなるので、価格自体安く設定し直すのではないか。(そうか、リンク先、エコポイントを勘案すれば通算5万円台だったのか。しまったしまった)



「医療・看護・福祉現場における方言教育」

2010年10月27日 | 社会・生活
・そうそう、日本語学会の2日目(24日)、新企画のブース発表というのがあった。その一つが「医療・看護・福祉現場における方言教育」。方言特有語のためにコミュニケーションが円滑に進まない、ことは生命にかかわるから大事だ、ということなのでしょう。実地の社会言語学。

・前日が津軽弁の日だからというわけではないでしょうが、素材・事例は弘前市のものでした。単語の例がほとんどだけれど、実は、自然会話の中から知ってる単語と知らない単語を腑分けするのも大変なことだ。文単位の場合も扱ってよかったと思うし、発音傾向も教えた方がよいはず。

・たとえば、こちらの下から2つめ、「同音異義語」
  何(なん)もだね。   特別の理由がない。たいしたことない。
  な(=貴方)もだね。  あんたもだよ。
  な(=貴方)、持だね? あんた、持たないの(持っていかないの)。
 CDの実演だと、「何もだね」は例外なく「ナンモダネ」と言ってるけれど、ンがモに吸収されて聞こえず、自然会話なら「ナモダネ」になりそう。
  「わ(=私)、大丈夫だべか」
  「難問だね」
 笑い話ではない。単語だけでの解決じゃなく、誤りを正しうる余剰的な情報も加えることが必要かもしれませんね。

・という意見を言えばよかったのに、なぜか前を通っただけ。罪滅ぼし(になれば、ですが)の一筆。