徐仙日乗 読書
「MM9(エムエムナイン)」 山本弘 創元SF文庫 読了
読書メーターと重複
SF小説は最近ご無沙汰気味である。と言うか新しい小説をあえて探さなくなっている。そういう訳で山本弘さんの小説は今回が初読。もっとも、この人は例のト学会の会長さんである。ト学会のムーブメントは小生にとっては印象深い物があった。「一つの視点」を教えてもらうと云う経験はそんなにある事ではない。きっと頭の良い人なのだろう、と思っていたが、小説を読んでその感を益々強くした。作者は小生と同じ年齢、怪獣映画で育った世代としては期待してしまう。ああそれなのに、読後感はいがいにも、アッサリめ。ちゃんとした、怪獣SF小説であることは間違い無い。一言で言うと、本格派ウルトラQといったところか?物理法則を無視した巨大怪獣の存在も一応説明されている、小生にはむつかしすぎたけど。流石にトンデモ科学では無い。内容の充実にも拘らず読後感が軽かったのは多分小生が、
今では、さほど怪獣が好きな訳では無いかららしい。と云う訳で
本当に怪獣が好きな人にはもっと楽しめる事を保証してしまおう。
「MM9(エムエムナイン)」 山本弘 創元SF文庫 読了
読書メーターと重複
SF小説は最近ご無沙汰気味である。と言うか新しい小説をあえて探さなくなっている。そういう訳で山本弘さんの小説は今回が初読。もっとも、この人は例のト学会の会長さんである。ト学会のムーブメントは小生にとっては印象深い物があった。「一つの視点」を教えてもらうと云う経験はそんなにある事ではない。きっと頭の良い人なのだろう、と思っていたが、小説を読んでその感を益々強くした。作者は小生と同じ年齢、怪獣映画で育った世代としては期待してしまう。ああそれなのに、読後感はいがいにも、アッサリめ。ちゃんとした、怪獣SF小説であることは間違い無い。一言で言うと、本格派ウルトラQといったところか?物理法則を無視した巨大怪獣の存在も一応説明されている、小生にはむつかしすぎたけど。流石にトンデモ科学では無い。内容の充実にも拘らず読後感が軽かったのは多分小生が、
今では、さほど怪獣が好きな訳では無いかららしい。と云う訳で
本当に怪獣が好きな人にはもっと楽しめる事を保証してしまおう。