徐仙日乗

日記、随筆

徐仙日乗 アンドレ・ザ・ジャイアントを待ちながら

2018-01-31 23:09:26 | 日記
ベケット戯曲全集〈1〉 >> https://bookmeter.com/books/16101 戯曲を読むのが仕事の一部だった時期があり、戯曲はよく読んでいた。これは「ゴドーを待ちながら」の分とおもわれる。一作を読みたいために全集を古本屋で探さなければならないって事もあった時代。「ゴドーを待ちながら」は有名な不条理劇の古典と言われている作品。何回か観ている筈。さてこれからが本題。話は突然プロレスに飛ぶ。80年代頃から最高に客の呼べるレスラーと呼ばれたアンドレ・ザ・ジャイアントについて。今日ツイッターで衝撃の記事が!「Samuel Beckett, winner of the 1969 Nobel Prize in Literature used to drive Andre the Giant to school」「アンドレ・ザ・ジャイアントの映画が来るみたいだけど、12歳で191cmあってスクールバスに乗れなくなったアンドレを、隣人のベケットさんが自家用トラックで送ってあげてた話は前にしたよね?サミュエル・ベケットだよあのゴドーの。」検証はさておきアンドレとベケットの遭遇ってのが凄い。英文の方はどうやら雑誌っぽい。ベケットは1906年4月13日 - 1989年12月22日、アンドレは1946年5月19日 - 1993 年1月27日。つまり50年代にベケットの運転するトラックにアンドレ少年が乗っていたことになる。気になるのは名を成したのち、両者の交流があったのか?そもそも互いの存在を知っていたのか?という点。アンドレは知っていたと考えるのが自然か。隣の親切なおじさんがノーベル賞作家をなったのだから。ベケットの方はどうだろう。評伝・研究書は沢山あると思うが、言及している物が有るのだろうか?夢のある逸話だと思う。例えば「ゴドー」の最後の場面でアンドレらしき巨大な影が暗示されるとか。片方の出演者が巨人症であってもいい。アンドレ少年が何らかの啓示をベケットに与えた可能性があると考えた方が楽しい。古舘伊知郎が当時この逸話を知っていたならば、凄い形容で広まったことであろう。まあ、こういう想像を許容する雰囲気が「ゴド待ち」に有るってことも言えるのだが。

1月30日(火)のつぶやき

2018-01-31 04:57:27 | 日記

1月29日(月)のつぶやき

2018-01-30 04:55:07 | 日記

徐仙日乗 読書 風俗時評 花森安治

2018-01-29 07:50:55 | 日記
徐仙日乗 読書 風俗時評 花森安治 中公文庫
読了 読書メーターと重複

本屋さんで「古本で見る昭和の生活」・岡崎武志って本を見つけ即購入。近くにこの本があり、縁を感じ購入。花森安治の「暮しの手帖」は今となっては昭和の生活を見ることの出来る古本ではないか。ラジオ出演をしていたとは知らなかった。全体に既読感があるのは正しくこの感覚に貫かれていた雑誌を拾い読みしていたせいであろう。時代が経ち過ぎて色々「注釈」を考えながら読むのも楽しい。時代とずれている物とかえって後退している物とか様々な提言も面白い。「暮しの手帖」の思い出は深過ぎて、、、。